ハネムーン前半、個人手配1泊2日でフランスのマルセイユに滞在しました。その前に滞在していたリヨンからバス移動し、観光をしました。フランス最古の港町として知られるマルセイユは、フランス第2の都市です。本記事ではマルセイユの紹介と実際に泊まったホテルの詳細を写真と共にご紹介したいと思います。
その他フランスの情報はモデルコースの記事がありますので興味がある方はぜひご覧ください。
マルセイユ初心者向け1泊2日で堪能する旅
今回のルート
リヨン→マルセイユ
本記事では実際に私たちがマルセイユを旅行した経験をもとにマルセイユといえばこのルート!のモデルプランを紹介します。
- マルセイユ市街地観光
弾丸ではありますが、まるまる1日でマルセイユを観光し、1泊2日の日数でも満喫できるプランになっているのでぜひご参考にしてみてください。
マルセイユ1泊2日のモデルコース
私たちがおすすめするモデルコースはこちら。日本からは直行便はないためパリなどで乗り換えマルセイユまで行くことができます。私たちは周遊途中でしたのでその前に滞在していたリヨンからマルセイユへFlixBus(高速バス)で移動しました。約4時間半ほどで移動できます。到着時間によっては初日も充分周遊できるので事前に計画を立てておけると良いでしょう。
この前に滞在していたリヨンに関する記事はこちらからご覧いただけます。
・1日目
リヨンからマルセイユまでの移動
滞在先のIbis Marseille Centre Gare Saint Charlesへチェックイン
・2日目
マルセイユ市街地を観光
マルセイユからニースへ電車で移動
1日目:リヨンからマルセイユへ移動
1日目の流れ
リヨンからマルセイユへバス(FlixBus)移動 12:30発-15:35経由地着・17:00発-18:3017:30-19:00着(当初7:10発-11:30着予定)
宿泊先:Ibis Marseille Centre Gare Saint Charles
市街地観光 20:00-20:40
ヴュー=ポール・ド・マルセイユ
サン・ヴィクトール修道院
Palais du Pharo
ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院
夕食:LCB LE COURS - Brasserie Restaurant Marseille Vieux Port 20:40-22:00
最終日はリヨンから次の観光地のマルセイユへ移動しました。
マルセイユまでの移動には電車移動の選択肢もありましたが、所要時間が電車とFlixBusではあまり変わらずだったため低コストで移動できるFlixBusを選択しました。
今回周遊ではじめてFlixBusを使用した場所だったのですが早々トラブルに遭遇します。
詳しくはリヨン紹介の記事内(最終日:リヨンからマルセイユ)に書いていますので興味のある方はぜひこちらをご覧ください。本来11:30頃にマルセイユへ到着予定だったのですが、遅れに遅れて19:00頃到着することに..
この頃のフランスは21:00頃まで日中のように明るかったので一度ホテルへチェックインして街へ出ることができましたがバスや電車での移動は日常茶飯事に遅延が発生しますので覚悟して移動してください。


宿泊:Ibis Marseille Centre Gare Saint Charles
中心部や港近くでの滞在も検討しましたが、翌日電車での移動を控えていたこともありマルセイユ駅の近く(徒歩数分)で価格がお得なIbis Marseille Centre Gare Saint Charlesにお世話になりました。部屋はコンパクトでしたが清潔感あり快適でした。


ヴュー=ポール・ド・マルセイユ(Vieux-Port de Marseille)
マルセイユ市街の中心にある古くからの港湾地区です。この港はマルセイユが地中海貿易の拠点として繁栄してきた歴史を物語る場所です。ポートには小さな漁船から大型クルーザーまで、さまざまな船が行き交っています。
港沿いには、白い建物が立ち並ぶ歴史的な景観が残されています。中世から続く漁師町の雰囲気が今でも残っており、地元の人々が集う魚市場やレストラン、小さな店々が立ち並んでいます。散歩しながら港の風景を楽しむこともできます。
夕暮れ時には、ノートルダム・ド・ラ・ガルドの大聖堂が美しく輝きます。歴史と文化が融合した、マルセイユの魅力的をたっぷりと堪能できます。


サン・ヴィクトール修道院(Abbaye Saint-Victor)
マルセイユ旧市街の中心部にある歴史的な修道院です。5世紀頃に創建されたといわれ、マルセイユの歴史に深く関わってきた重要な遺産です。
修道院の主な見所は、ゴシック様式の教会堂と修道院の地下聖堂です。教会堂の内部には美しいステンドグラスが飾られ、中世の雰囲気が残されています。地下聖堂は5世紀の初期キリスト教時代の遺構で、巨大な石柱が立ち並ぶ圧倒的な空間は必見です。
敷地内にある博物館では、考古学的な出土品や修道院の歴史を紹介しています。マルセイユの中世の歴史を知る上で重要な場所と言えるでしょう。
歴史と芸術が融合したこの修道院は、マルセイユ訪問の際の必須スポットの1つと言えます。


Palais du Pharo
マルセイユ旧市街に位置する19世紀に建築された宮殿です。建築様式はネオルネサンス風で、白い石造りの外観が印象的な建物です。
宮殿の名称は、古代エジプトのファラオにちなんで付けられたものです。内部は豪華に装飾されており、クリスタルのシャンデリアや壁画、彫刻など、見応えのある芸術作品が多数収められています。
現在はマルセイユ市立美術館として公開されており、絵画や彫刻、工芸品などの展示が行われています。 特に印象的なのは、フランスの画家たちによる19世紀の作品群です。
Palais du Pharoは、マルセイユの歴史と文化を物語る重要な建築物の1つです。豪華な内装と芸術作品を堪能しながら、当時の栄華を感じ取ることができるでしょう。

ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院(Basilique Notre-Dame de la Garde)
マルセイユの丘陵地に建つ大聖堂です。市街を見渡す高い場所に位置し、マルセイユの目印となっている建物です。
この大聖堂は、19世紀に建設されたネオ・ビザンチン様式の宗教建築です。白と金を基調とした外観は、地中海の光を浴びてきらめいて見えます。特徴的な尖塔の上には、金の聖母マリア像が立っています。
内部は華やかな装飾で飾られ、壁面に描かれた精緻な壁画が印象的です。祈りの場としての神聖な雰囲気に満ちています。
このバシリカは、航海者の守護聖堂としても知られており、マリア信仰の中心地となっています。マルセイユの町を見下ろす場所に立つ姿は、まさに街のシンボルと呼ぶにふさわしい存在です。


夕食:LCB LE COURS – Brasserie Restaurant Marseille Vieux Port
マルセイユといえばブイヤベースということで、ブイヤベースの評価が高そうなお店を探して入店しました。
日本のブイヤベースをイメージして食べると少し味が違うと感じるかもしれません。魚介本来の味が滲み出たスープでシンプルに塩味で整えられているので日本とは違うブイヤベースを味わってみてはいかがでしょうか?ブイヤベースを売りにしているお店がたくさんあったので色々と試してみるのも良いと思います。






最終日:マルセイユからニースへ移動
最終日の流れ
マルセイユからニースまで電車移動 8:28発-11:08着
最終日はニース・カンヌ観光を控えていたため朝の便で次の滞在先のニースへ電車で移動します。



移動と見学にかかった費用
1はFlixBusより予約をしました。
4はSNCFより予約をしました。
| 経路 | 予約日 | 利用日 | 費用 |
1 | 【バス】リヨン(Lyon Perrache)→マルセイユ(Marseille ST. Charles) ※パリにもLyon駅があるので区別を注意してください | 2023/5/5 | 2023/7/11 | EUR39.98 当時レート¥6,110/2名 |
2 | 【バス】リヨン(Lyon Perrache)→マルセイユ(Marseille St. Charles) ※FlixBus追加変更手数料 | -現地支払 | 2023/7/11 | EUR43.98 当時レート¥6,861/2名 |
3 | 【飲食】LCB LE COURS – Brasserie Restaurant Marseille Vieux Port ブイヤベース、ビール2、アンチョビピザ | -現地支払 | 2023/7/11 | EUR58.90 当時レート¥9,130/2名 |
4 | 【電車】マルセイユ(Marseille Saint Charles)→ニース(Nice-Ville) | 2023/5/5 | 2023/7/12 | EUR82 当時レート ¥12,531/2名 |
FlixBusについて
FlixBusは日本の高速バスと同じように、ウェブ上でチケット購入 → 当日乗り場でチケットを見せてバスに乗る、という流れで利用できます。今回予算はもちろん、移動時間を考慮して周遊の中で活用する機会が多かったです。予定通りに来なかったり、バス乗り場がわかりづらかったり(電光掲示板などもないことが多い)、乗れなかったりと苦い経験をしたFlixBusですが低価格で大陸間を移動できる手段としてはとてもオススメです。

FlixBus公式サイトはこちら
FlixBusアプリはこちら(iOS / Android)
SNCFについて
SNCFは 高速鉄道TGVなどを運行するフランス国有鉄道会社です。フランス国内はもちろん、ユーロ圏で鉄道移動をする際に使う機会が多かったのと、英語が苦でなければチケットなどもアプリで提示できるなどとても使いやすく便利だったのでフランスやそのほかEU圏で鉄道利用を検討されている方はぜひ使ってみてください。

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