
ハネムーン途中、個人手配で2泊3日ハンガリーのブダペストに滞在し、ブダペスト市街地、周辺を観光しました。
その前がオーストリアのウィーンでしたのでバスを利用して移動しました。オーストリアとハンガリーはシェンゲン協定加盟国なので入国審査などなく、入国することができます。
シェンゲン協定加盟国とは
https://schengenvisum.info/ja/wat-verschil-tussen-schengen-en-euより
シェンゲン圏に該当するヨーロッパの国は 27 か国あります。 これらはいわゆるシェンゲン加盟国です。 欧州連合 (EU) の居住者は、これらの国内を自由に旅行できます。
現地ホテルや主要な観光地では英語も通じるので、言語が通じないということはほとんどなかったように思います。
ハンガリーブダペストを2泊3日で堪能する旅
今回のルート
ウィーン(オーストリア)→ブダペスト(ハンガリー)
本記事では実際に私たちがハンガリーのブダペストを旅行した経験をもとにブダペストといえばこのルート!のモデルプランを紹介します。
- ブダペスト市街地観光
2泊3日の日数でも満喫できるプランになっているのでぜひご参考にしてみてください。
ハンガリーブダペストの2泊3日のモデルコース
私たちがおすすめするモデルコースはこちら。日本からは直行便はないためヨーロッパの主要都市で乗り換え(ドイツのフランクフルトやミュンヘン、オランダのアムステルダム、フランスのパリ、イギリスのロンドン、オーストリアのウィーンなど)ブダペストまで行くことができますが、私たちは周遊途中でしたのでその前に滞在していたオーストリアのウィーンからブダペストへバスで移動しました。バスで約3時間ほどで移動できます。到着時間によっては初日も充分周遊できるので事前に計画を立てておけると良いでしょう。
・1日目 ウィーン(オーストリア)からブダペスト(ハンガリー)までの移動 ブダペスト市街地を観光 ブダペスト中央市場→リトルプリンセス→ドナウ川遊歩道の靴→国会議事堂→ディナー(FriciPapa)→国会議事堂夜景を鑑賞 ・2日目 ブダペスト市街地を観光 セーチェーニ温泉→ディナー(Menza Étterem és Kávéház)→ブダ城・漁夫の砦→マーチャーシュ教会 ・最終日 ブダペスト(ハンガリー)からアテネ(ギリシャ)へ飛行機で移動
ブダペストの魅力をたっぷり詰め込んだ弾丸プランです!
私たちはセーチェーニ温泉以外の観光地は外観のみ観光をしました。ブダペストはとても綺麗な街で街中が写真スポットになる街でしたが、国会議事堂やブダ城などそれぞれの観光地に入場してじっくりと見学をしたい方、時間に余裕のある方はもう1日ブダペスト観光を計画しても良いかもしれません。
1日目:ウィーンからブダペストへ移動
1日目の流れ ウィーン(オーストリア)からブダペスト(ハンガリー)へ9:15出発 ブダペストに12:10到着 ホテルに12:50到着、Medosz Hotelに宿泊 ブダペスト中央市場17:30-18:00 リトルプリンセス像18:20-18:30 ドナウ川遊歩道の靴18:35-18:40 国会議事堂18:40-19:00 ディナー(FriciPapa)20:00-21:00 国会議事堂夜景を鑑賞21:40-22:00
1日目午前は移動に費やします。オーストリアのウィーンからブダペストへの移動は毎度お馴染みFlixBusというバス会社を利用しました。



FlixBus
FlixBusは日本の高速バスと同じように、ウェブ上でチケット購入 → 当日乗り場でチケットを見せてバスに乗る、という流れで利用できます。今回予算はもちろん、移動時間を考慮して周遊の中で活用する機会が多かったです。予定通りに来なかったり、バス乗り場がわかりづらかったり(電光掲示板などもないことが多い)、乗れなかったりと苦い経験をしたFlixBusですが低価格で大陸間を移動できる手段としてはとてもオススメです。

FlixBus公式サイトはこちら
FlixBusアプリはこちら(iOS / Android)
宿泊先:Medosz Hotel
今回宿泊はブダペスト市街地に近く観光のアクセスと予算面からMedosz Hotelを選びました。







ブダペスト中央市場
ブダペスト中央市場は大規模な屋内市場です。1897年にオープンしブダペスト最大の市場として知られています。市場の建物は鉄とガラスで構成された美しいネオゴシック様式で、観光名所の一つともなっています。ここでは、新鮮な野菜や果物、肉、魚、さまざまなハンガリーの伝統食品や手工芸品を購入することができます。特に、パプリカやフォアグラ、ワインなど、ハンガリー特有の商品が人気です。市場は活気に満ち、地元の人々の日常生活を垣間見ることができると同時にハンガリーの食文化を体験する絶好の場所です。観光客にも人気で食事を楽しむスペースもあります。ブダペストを訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。







ブダペストといえばフォアグラが激安!という情報を事前に調べていたので中央市場でフォアグラを探しまわりました。17:30に到着しましたが中央市場の営業時間が18時までということで閉まっているお店も多くなかなかお目当ての激安フォアグラを探すことができませんでした。何店舗かまわりましたが1,000円以下のフォアグラに出会うことができず物価高の影響を感じました。結果、フォアグラではなくフォアグラピューレを購入しました。
ブダペスト中央市場に行かれる方は営業時間に注意し、早めの時間に到着されることをオススメします。
リトルプリンセス像
リトルプリンセス像は小さな銅製の像です。1989年に彫刻家László Martonによって作られ、ドナウ河岸近くのトラム線沿いに位置しています。この像は、作者の娘が着た王女様の衣装をモデルにしており、その愛らしい姿で親しまれています。ブダペストの中でも特に愛されているランドマークの一つであり、多くの観光客が写真撮影のために訪れます。小さいながらもブダペストの街の魅力を象徴する存在です。


ドナウ川遊歩道の靴
ドナウ川遊歩道の「靴の記念碑」は第二次世界大戦中のユダヤ人虐殺の犠牲者を追悼するために設置された記念碑です。2005年に設置され銅で作られた60足の靴がドナウ川の岸辺に並んでいます。この記念碑は、1944年末から1945年初めにかけてハンガリーのファシスト組織「矢十字党」によってドナウ川へと追いやられ、射殺されたユダヤ人たちを象徴しています。靴は彼らが残した最後の物品を表しており、多くの人々がこの地で命を落とした悲しい歴史を物語っています。
ブダペストの街の悲しい過去を思い出させ、平和への願いを込めた重要な場所です。訪れる人々に強い印象を与え、歴史の教訓を伝える静かな追悼の場所となっています。

国会議事堂
ブダペスト国会議事堂は壮大な建築物です。ドナウ川のほとりに建ちその威風堂々とした姿はブダペストの象徴的な景観の一部を形成しています。1904年に完成したこの議事堂は、ネオゴシック様式の建築でハンガリーの建築家イムレ・シュテインドルによって設計されました。議事堂の内部は豪華で、装飾的な階段、大理石と金箔を使った豪華な装飾、壁画などが特徴です。また、ハンガリー王冠宝物もここに展示されています。
国会議事堂は、政治の中心地であると同時にブダペストの主要な観光名所の一つです。ガイド付きツアーで内部を見学することができその壮麗さと歴史を間近で体験することができます。



ディナー:FriciPapa
ローカルレストランFriciPapaはハンガリー料理を提供する人気の飲食店の一つです。伝統的なハンガリー料理をリーズナブルな価格で楽しむことができる場所として大人気のレストランです。店内は家庭的な雰囲気と温かい接客で観光客にも人気があります。ハンガリーの典型的な料理、グヤーシュ(肉と野菜の煮込み料理)、パプリカチキンなどがありローカルフードを楽しむことができます。私たちが店へ向かったのは20時頃だったのですが店の外には待機する人の列で溢れていました。列に並んでからだいたい20分ほどで入店できました。ぜひブダペストにお越しの際は検討ください。






国会議事堂の夜景鑑賞
日中の国会議事堂も圧巻ですが、夜のライトアップされた国会議事堂は神々しく、ブダペストに来たら一度は時間をとって見に行くことをオススメします。


2日目:ブダペスト市街地観光ルート
2日目の流れ ホテルを 9:20出発 セーチェーニ温泉 9:50-14:30 ディナー(Menza Étterem és Kávéház)18:00-19:20 ブダ城 20:00-20:20 漁夫の砦 20:30-20:50 マーチャーシュ教会 20:50-21:00
セーチェーニ温泉
セーチェーニ温泉は有名な公共浴場です。1913年にオープンしたこの温泉はヨーロッパ最大の温泉浴場の1つとして知られています。建物はネオバロック様式で内部には複数の温水プールと冷水プール、サウナ、スチームバスがあります。広々とした屋内外のプールは一年中利用可能で美しい建築とリラクゼーションの両方を楽しむことができます。
ブダペストの温泉文化の中心とも言えるセーチェーニ温泉は、地元の人々はもちろん、世界中の観光客にも人気があります。歴史的な建物と温泉の組み合わせがユニークな体験を提供しています。






私たちは1日券を購入し入場しました。中にはロッカーとシャワー室(シャンプーなどのアメニティ無し)が完備されています。セーチェーニ温泉に行く際には水着、タオル、サンダル、サングラス、日焼け止め、防水ケース(スマホ用)は必ず持っていきましょう!外の温泉は日陰は少なく1日温泉に浸かっていると真っ黒に日焼けします。室内にも温泉はありますが混雑していたり塩素の香りが強かったので私たちは外の温泉のみ利用しました。お城のような黄色の外観の建物が素敵で写真スポットがたくさんあります。流れる温泉などもあり大人も子供も充分に楽しめるスポットでした。
営業時間
公式サイト営業時間より(2024年3月10日時点)
平日: 7:00AM-8:00PM
週末:8:00AM-8:00PM
(受付終了時間7:00PM)
料金
公式サイト料金より(2024年3月10日時点)
デイリーチケット(ロッカー付)
月-木 :Ft10,500
金 :Ft12,000
休日 : Ft13,000
料金は年々値上がりしているようですので最新の情報は公式サイトよりご確認ください。
ディナー:Menza Étterem és Kávéház
Menza Étterem és Kávéházは地元の伝統的なハンガリー料理とモダンな料理が提供されており親しみやすい雰囲気と質の高いサービスで大人気のレストランです。
こちらのお店で白ワイン、赤ワイン、フォアグラのステーキ、鴨のハンバーガーをいただきました。日本人好みの味付けでとても美味しかったです。





ブダ城
ブダ城は歴史的な城塞で、ドナウ川の西岸、ブダの丘の上に位置しています。この城はかつての王宮であり、現在はユネスコの世界遺産に登録されています。建造されたのは13世紀で、歴史を通じて何度も改築されています。城はバロック様式の外観を持ちハンガリー歴史における重要な建築物とされています。ブダ城内にはハンガリー国立美術館や歴史博物館などがあり、芸術や歴史に興味がある人々にとって魅力的な場所です。城からはブダペスト市街やドナウ川の壮大な景色が一望でき、特に夜のライトアップは見事です。ブダペスト訪問の際には欠かせない観光スポットの一つです。ブダ城まではケーブルカーを使って移動することができます。







漁夫の砦
漁夫の砦は見晴らし台で、ブダの丘の頂上に位置しています。1902年から1905年にかけて建設されそのネオロマネスク様式のデザインが特徴的です。名前は中世にこの地域を守っていた漁師ギルドに由来しています。この砦はドナウ川をはさんで対岸のペスト地区を一望できる絶好のロケーションにあります。特に国会議事堂や市内の景色を見下ろすことができるためブダペストで最も人気のある観光スポットの一つです。
漁夫の砦の塔やバルコニーからの眺めは壮観で、日中はもちろん、夜にはライトアップされた都市の光景を楽しむことができます。バルコニーから眺めるブダペストの街並みや国会議事堂はとても綺麗でした。プラハの夜景もとても綺麗で感動したのですが、ブダペストの夜景もとても素敵で感動し思い出深いものになったので漁夫の砦までの階段を登るのは大変ですが、ぜひ夜に訪れてみてください。



マーチャーシュ教会
マーチャーシュ教会はブダの丘に位置する歴史的な教会です。19世紀のハンガリー王マーチャーシュに因んでこの名前で広く知られています。この教会は13世紀に建てられその後何度も改築されています。特にネオゴシック様式の再建は19世紀後半に行われました。教会の屋根はカラフルなタイルで覆われ、その鮮やかな外観が特徴的です。内部は壁画や彫刻、ステンドグラスが豪華で、中世から近代にかけてのハンガリーの歴史や宗教芸術を反映しています。またこの教会はハンガリー王の戴冠式など歴史的な儀式の場としても使用されてきました。
マーチャーシュ教会はブダペストの重要なランドマークであり、その美しさと歴史的価値で多くの観光客を魅了しています。


最終日:アテネ(ギリシャ)へ移動
最終日の流れ ホテル 5:50発 Deák Ferenc tér M駅(空港行きバス乗り場最寄駅)6:00着 リスト・フェレンツ国際空港空港へ移動(空港行きバス)6:15発 リスト・フェレンツ国際空港 7:10着 リスト・フェレンツ国際空港 9:15発 アンリコアンダ国際空港(ルーマニア ブカレスト)12:00着 アンリコアンダ国際空港(ルーマニア ブカレスト)16:40発 アテネ(ギリシャ)18:20着 ホテル(The “Boutique” by SPACEERS) 22:30着
最終日はブダペストから次の観光地のアテネ(ギリシャ)へ移動しました。
アテネまでは飛行機での移動となるため、空港へ移動しました。
Deák Ferenc tér M駅で空港行きのチケットを購入します。
空港行きのバスの車両は、通常の路線バスと変わらないため大きな荷物置き場やトランクルームはありません。
バスのチケットは100E専用の2,200フォリントの1回券「Airport Shuttle Bus ticket」を券売機で購入する必要があります。券売機ではクレジットカードが使用できず現金もしくはBank cardでしかチケットを購入することができませんでした。(2023年8月情報)私たちはWiseカードを持っていたためバスチケットを購入することができましたがこのような事態がある可能性があるのでブダペスト観光を考えている方はWiseカードの利用も検討されてみてください。
Deák Ferenc tér M駅から空港までは最速30分程で移動可能ですが、時間帯によっては渋滞に巻き込まれて、45分~1時間ほど、所要時間がかかってしまう場合があります。時間に余裕を持って予定を立ててください。
※シャトルバス専用のチケットは、ブダペスト市内交通(BKK)のアプリからも購入できるようです。
公式サイトはこちら(このサイトから、アプリもダウンロードできます)






ブダペスト、本当に綺麗で素敵な街だったわ❤️

オススメの観光地だね!

この時はまだアテネの悲劇に見舞われるとも知らず…

とほほ..😱
ぽ
移動と見学にかかった費用
1はFlixBus公式より予約をしました。
※Ft=ハンガリーフォリント
| 経路 | 予約日 | 利用日 | 費用 |
1 | 【バス】ウィーン(オーストリア)→ブダペスト(ハンガリー)(FlixBus) | 2023/5/5 | 2023/8/9 | EUR47.98 当時レート ¥7,333/2名 |
2 | 【電車】チケット バス降り場最寄駅→ホテル最寄駅 | -現地支払 | 2023/8/9 | Ft700 当時レート ¥293/2名 |
3 | 【飲食】Frici Papa 白ワイン×2、ビーフワイン煮ライス、パプリカチキンフライドポテト | -現地支払 | 2023/8/9 | Ft9,400 当時レート¥3,786/2名 |
4 | 【入場チケット】セーチェーニ温泉 デイリー入場チケット×2 | -現地支払 | 2023/8/10 | Ft18,800 当時レート¥7,954/2名 |
5 | 【飲食】セーチェーニ温泉 缶ビール×2 | -現地支払 | 2023/8/10 | Ft3,800 当時レート¥1,593/2名 |
6 | 【飲食】MENZA 白ワイン×2、赤ワイン×2、フォアグラステーキ、ダックハンバーガー | -現地支払 | 2023/8/10 | Ft17,539 当時レート¥7,355/2名 |
7 | 【電車】チケット ホテル最寄駅→空港行きバス乗り場最寄駅 | -現地支払 | 2023/8/11 | Ft700 当時レート¥296/2名 |
8 | 【バス】チケット リスト・フェレンツ国際空港行きバス | -現地支払 | 2023/8/11 | Ft4,400 当時レート¥1,816/2名 |
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