ハネムーン途中、個人手配で4泊5日イタリアのローマに滞在し、ローマ市街地、周辺を観光しました。
その前がイタリアのフィレンツェでしたのでローマへは鉄道を利用して移動しました。
現地ホテルや主要な観光地では簡単な英語も通じるので、言語が通じないということはほとんどなかったように思います。
その前のイタリアのフィレンツェ滞在に興味がある方はこちらの記事を参照ください。
イタリアローマを4泊5日で堪能する旅
- 今回のルート
- ローマの4泊5日のモデルコース
- 1日目:フィレンツェ(イタリア)からローマ(イタリア)までの移動
- 2日目:ローマ市街地観光
- 3日目:ローマ市街地観光
- 4日目:バチカン市国観光
- バチカン市国(Città del Vaticano)
- サン・ピエトロ広場(Piazza San Pietro)
- サン・ピエトロ寺院(Basilica di San Pietro)
- サンタンジェロ城(Castel Sant’Angelo)
- カンポ・デイ・フィオーリ広場(Campo de’ Fiori) / ジョルダーノ・ブルーノの像(Monumento a Giordano Bruno)
- ナヴォーナ広場(Piazza Navona) / 四大河の噴水(Fontana dei Fiumi)
- パンテオン(Pantheon)
- トレビの泉(Fontana di Trevi)
- スペイン広場(Piazza di Spagna)
- ピンチョの丘(Passeggiata del Pincio)
- ポポロ広場(Piazza del Popolo)
- 食事:Trattoria Al Gran Sasso – dal 1965
- 最終日:ローマからナポリへ移動
- まとめ
- 移動と見学にかかった費用
今回のルート
フィレンツェ(イタリア)→ローマ(イタリア)
本記事では実際に私たちがイタリアのローマを旅行した経験をもとにローマといえばこのルート!のモデルプランを紹介します。
ローマの4泊5日のモデルコース
・1日目
フィレンツェからオルビエト(チヴィタ・ディ・バニョレージョ)へ移動
オルビエトからローマへ移動
・2日目
サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂→Mura Aureliane di via Carlo Felice→カストレンセ円形闘技場(外観)→マッジョーレ門→サンタ・クローチェ・イン・ジェルサレンメ聖堂 (外観)→魔法の門→サンタ・マリーア・マッジョーレ教会
・3日目
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂→アラコエリ広場→コロッセオ→コンスタンティヌスの凱旋門→パラティーノの丘→フォロ・ロマーノ→カンピドーリョ広場→真実の口
・4日目
バチカン市国(サン・ピエトロ広場、サン・ピエトロ寺院、ベルニーニポイント)→サンタンジェロ城(外観)→カンポ・デイ・フィオーリ広場(ジョルダーノ・ブルーノの像)→ナヴォーナ広場(四大河の噴水)→パンテオン(外観)→トレビの泉→スペイン広場→ピンチョの丘→ポポロ広場
・最終日
ローマ(イタリア)からナポリ(イタリア)へ移動
私たちがおすすめするモデルコースはこちら。日本からは直行便が就航しています。東京から13時間ほどです。
今回、私たちは周遊途中でしたのでその前に滞在していたイタリアのフィレンツェから鉄道で移動しました。遅延などなく順調に移動できれば鉄道で約1時間半となります。スケジュール次第では移動当日に観光もできると思いますので事前の計画を立てると良いと思います。私たちは今回移動初日にチヴィタ・ディ・バニョレージョに途中立ち寄り観光をしてきました。その時の様子なども別記事で書いていますので興味がある方は参考にしてみてください。
1日目:フィレンツェ(イタリア)からローマ(イタリア)までの移動
1日目の流れ
ホテル 6:00発
フィレンツェ(Firenze S. M. Novella)からオルビエト駅へ鉄道移動 6:40発
オルビエト駅(Orvieto)に8:55着
チヴィタ・ディ・バニョレージョ観光
オルビエト駅(Orvieto)からローマテルミニ駅(Roma Termini)へ鉄道移動 15:27発
ローマテルミニ駅に17:05着
ホテル タオルミーナ(Hotel Taormina)に17:40到着
チヴィタ・ディ・バニョレージョ
チヴィタ・ディ・バニョレージョは、イタリアのラツィオ州ヴィテルボ県にある小さな丘の上の町です。「死にゆく町」として知られ、その独特な地理的位置と歴史的な魅力で有名です。
この町は火山岩の崖の上に建てられており、浸食により周囲の土地が徐々に崩壊しているため、孤立した島のような外観を呈しています。町へのアクセスは長い歩行者用の橋によってのみ可能です。
中世の建築が残る美しい町並みと、周囲の絶景が観光客を魅了しています。人口は非常に少なく、主に観光業によって経済が支えられています。
その独特の風景と歴史的価値から、チヴィタ・ディ・バニョレージョはユネスコ世界遺産の暫定リストに登録されています。
今回フィレンツェからローマへの移動途中にあったため、途中下車し日帰り観光しました。現地での様子などは別記事にまとめていますので興味がある方は是非ご覧ください。
ホテル タオルミーナ(Hotel Taormina)
今回私たちはローマテルミニ駅から比較的近く、主要観光地へのアクセスがよいためこちらの施設を選びました。予算面でも他施設より比較的リーズナブルな値段で泊まることができました。
フロントが2階でエレベーターがないため2階まで階段でスーツケースを持って登らなければならず大変だったこと(部屋へも階段での移動)、冷房が当日現地でオプション追加(1日単位で課金)だったこと以外は快適に過ごすことができました。
ホテルの近くに現地では有名ないつも混んでいるジェラート屋があります。利用される際はぜひ立ち寄ってみてください。
Gelateria Fassi – Gelato artigianale a Roma dal 1880
ローマにある歴史ある有名なジェラート店です。1880年に創業し、ローマで最も古いジェラート店の一つとして知られています。140年以上にわたり、伝統的な製法と品質にこだわったジェラートを提供し続けています。
店名に「artigianale」(職人的)とあるように、添加物を使わず天然の原料にこだわった手作りのジェラートを提供しています。クリーミーで濃厚な味わいが特徴です。
古典的なフレーバーから創作的なものまで、幅広い種類のジェラートを楽しむことができます。地元の人々にも観光客にも人気の店で、ローマを訪れる際の美食スポットの一つとして挙げられることが多いです。今回泊まったホテルと同じ道沿いにあるのでこの辺りに滞在される方にはおすすめです。
2日目:ローマ市街地観光
2日目の流れ
ホテル 16:30発
サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂 16:45-17:05
Mura Aureliane di via Carlo Felice 17:20-17:30
カストレンセ円形闘技場(外観)
マッジョーレ門 17:30-17:35
サンタ・クローチェ・イン・ジェルサレンメ聖堂 (外観)
魔法の門 17:45-17:50
サンタ・マリーア・マッジョーレ教会 17:55-18:15
ホテルに19:15着
サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂(Basilica di San Giovanni in Laterano)
サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂(Basilica di San Giovanni in Laterano)は、ローマにあるカトリック教会の最古の大聖堂です。4世紀に建てられ、ローマ教皇の公式な教会として知られています。大聖堂の建物は壮大で、美しいファサードや歴史的なフレスコ画が魅力です。また、ラテラノ大聖堂は「すべての教会の母」と称され、ローマの他の主要な教会よりも格上とされています。
Mura Aureliane di via Carlo Felice
ローマのアウレリアヌス城壁の一部です。この城壁は、3世紀にローマ帝国を外敵から守るためにアウレリアヌス皇帝によって建設されました。Via Carlo Feliceに沿った部分は、特に保存状態が良く、当時の防衛構造を感じさせる重厚なレンガ造りの壁が特徴です。このエリアは、ローマの歴史的中心部とサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂の間に位置し、散策中にローマの古代史に触れることができます。
カストレンセ円形闘技場(Anfiteatro Castrense)
カストレンセ円形闘技場(Amphitheatrum Castrense)は、ローマにある古代ローマ時代の円形闘技場の遺跡です。3世紀にセプティミウス・セウェルス帝の時代に建設され、主に軍隊や宮廷のために使われました。この闘技場は、アウレリアヌス城壁に組み込まれており、現在もその一部が残っています。特に、煉瓦造りの外壁が当時の建築技術を伝える貴重な遺構で、周囲には美しい緑地が広がり、静かな雰囲気の中で見学することができます。
マッジョーレ門(Porta Maggiore)
マッジョーレ門(Porta Maggiore)は、ローマにある古代の門で、1世紀にクラウディウス帝によって建設されました。ローマ帝国の主要な水道橋であるアクア・クラウディアとアニオ・ノヴォの一部として機能し、街への重要な入口でもありました。二重アーチ構造が特徴で、ローマの歴史的な都市計画と水利システムを示す貴重な遺産です。現在もローマ市内でよく保存されており、古代ローマの土木技術の高さを実感できる観光スポットとなっています。
サンタ・クローチェ・イン・ジェルサレンメ聖堂(Basilica di Santa Croce in Gerusalemme)
サンタ・クローチェ・イン・ジェルサレンメ聖堂(Basilica di Santa Croce in Gerusalemme)は、ローマにあるカトリック教会の重要な聖堂の一つで、4世紀にコンスタンティヌス帝の母ヘレナによって建てられました。特に、聖堂内にはキリストの十字架の一部や、聖遺物が保存されていることで有名です。この聖堂は、ローマの「7つの巡礼教会」の一つとして、多くの巡礼者が訪れます。内部は美しいフレスコ画やモザイクで飾られており、宗教的な重要性と歴史的価値を併せ持つ場所です。
魔法の門(Porta Magica)
魔法の門(Porta Alchemica)、または錬金術の門は、ローマのエスクイリーノの広場にある17世紀の遺構で、神秘的な象徴と錬金術に関連した伝説がある場所です。この門は、錬金術師のマッシミリアーノ・パラッツィが所有していた別荘に存在したもので、錬金術に通じる秘密を解き明かそうとしたと伝えられています。門の周囲にはさまざまな謎めいたシンボルやラテン語の刻印が施されており、学者や好奇心旺盛な観光客にとって興味深いスポットとなっています。
サンタ・マリーア・マッジョーレ教会(Basilica Papale di Santa Maria Maggiore)
サンタ・マリア・マッジョーレ教会(Basilica di Santa Maria Maggiore)は、ローマにあるカトリック教会の大聖堂の一つで、ローマで最も重要な教会の一つです。5世紀に建てられ、聖母マリアに捧げられた教会として知られています。内部には、初期キリスト教時代の美しいモザイクやバロック様式の華麗な装飾が施されており、宗教的な重要性と芸術的価値の両方を持つ場所です。また、ローマの「四大バシリカ」の一つで、多くの巡礼者が訪れるスポットとしても有名です。
3日目:ローマ市街地観光
3日目の流れ
ホテル 11:30発
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂 12:00-12:10
アラコエリ広場 12:20-12:30
コロッセオ 12:40-15:45
コンスタンティヌスの凱旋門 15:50-16:00
パラティーノの丘 16:00-
フォロ・ロマーノ
カンピドーリョ広場 -17:30
真実の口 17:35-17:50
食事:PIZZZA FORUM 18:20-19:50
ホテルに21:00着
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂(Monumento a Vittorio Emanuele II)
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂(Monumento a Vittorio Emanuele II)は、ローマの中心部に位置する巨大な記念建造物で、イタリア統一を成し遂げた初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世を称えるために建てられました。1885年に着工し、1911年に完成したこの記念堂は、大理石で作られた壮大なファサードや王の騎馬像が特徴的です。建物は「イタリアの祭壇(Altare della Patria)」としても知られ、イタリア統一や戦争で犠牲になった兵士たちへの敬意を表す場所となっています。記念堂の上部からはローマ市街を一望でき、観光客にも人気のスポットです。
アラコエリ広場(Piazza d’Aracoeli)
Piazza d’Aracoeliは、ローマのカンピドリオ丘のふもとに位置する小さな広場です。この広場は、古代ローマと中世の歴史的建造物が融合する場所で、特にサンタ・マリア・イン・アラチェーリ聖堂への階段が有名です。アラチェーリ聖堂は、その名の由来であり、美しいフレスコ画や「幼子イエス像」で知られています。また、広場からはヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂も見渡せ、ローマの歴史的中心地を散策する際の出発点として人気のスポットです。
コロッセオ(Colosseo)
コロッセオ(Colosseo)は、ローマにある古代ローマ時代の円形闘技場で、西暦80年に完成しました。フラウィウス朝の皇帝たちによって建設され、約50,000〜80,000人の観客を収容できた巨大な構造物です。かつては剣闘士の戦いや、動物を使った壮大な競技が行われ、市民の娯楽の中心地として機能していました。今日では、世界遺産に登録されており、ローマ観光の象徴的なスポットです。その壮大な遺構は、古代ローマの建築技術と歴史の証として、多くの観光客を魅了しています。
コンスタンティヌスの凱旋門(Arco di Costantino | Roma)
ローマにあるコンスタンティヌスの凱旋門は、古代ローマ帝国の重要な記念建造物です。313年から315年にかけて建設され、ローマ皇帝コンスタンティヌス1世のマクセンティウス軍に対する勝利を記念しています。建築様式は、以前の皇帝の時代の彫刻や装飾を再利用しており、ローマ美術の変遷を示す興味深い建物となっています。現在も良好な状態で保存されています。
パラティーノの丘(Palatino)
パラティーノの丘は、ローマ七丘の一つで、古代ローマの中心地として非常に重要な歴史的意義を持つ場所です。この丘は、ローマ建国の伝説が始まった場所とされ、ロムルスとレムスの物語と深く結びついています。
古代ローマ時代には、皇帝の宮殿が建てられ、ローマ帝国の政治の中心地となりました。「パラティウム(宮殿)」という言葉の語源もここに由来します。現在は広大な考古学的遺跡となっており、皇帝の宮殿跡や古代の邸宅の遺構が見られます。フォロ・ロマーノとコロッセオに隣接し、これらとともにローマの主要な観光スポットの一つとなっています。
丘の上からは、古代ローマの遺跡を一望できる素晴らしい眺めも楽しめます。
フォロ・ロマーノ(Foro Romano)
フォロ・ロマーノは、古代ローマの政治、宗教、商業の中心地であり、ローマの心臓部とも呼ばれる重要な遺跡群です。
パラティーノの丘とカピトリーノの丘の間に位置し、約900年にわたってローマの公共生活の中心地でした。この場所には、多くの重要な建造物の遺構が残されています。例えば、元老院議事堂、神殿、凱旋門、バシリカ(公会堂)などがあります。特に有名な遺構には、ウェスタ神殿、サトゥルヌス神殿、ティトゥスの凱旋門などがあります。共和政時代から帝政時代にかけて、この広場では政治的演説、裁判、宗教儀式、商取引など、ローマ市民の日常生活の多くの側面が展開されました。
現在は屋外博物館として整備され、古代ローマの栄華と日常生活を垣間見ることができる重要な観光地となっています。
カンピドーリョ広場(Piazza del Campidoglio)
カンピドーリョ広場は、ローマの中心部にあるカピトリーノの丘の頂上に位置する歴史的に重要な広場です。この広場は、16世紀にミケランジェロによって設計され、ローマ市の政治的中心地として機能してきました。広場の中心には、古代ローマ皇帝マルクス・アウレリウスの騎馬像のレプリカが置かれています(オリジナルは隣接する博物館に保管)。
三方をルネサンス様式の建物に囲まれており、正面にはローマ市庁舎として使用されているセナトーリオ宮殿があります。左右には、カピトリーニ美術館を構成するコンセルヴァトーリ宮殿と新宮殿があり、古代ローマの貴重な美術品や遺物を展示しています。広場の設計には、古代ローマの栄光を想起させる要素が多く取り入れられており、ルネサンス期の建築美と古代ローマへの敬意が融合しています。
現在も、ローマ市の公式行事が行われる場所であると同時に、観光客に人気の観光スポットとなっています。
真実の口(Bocca della Verità)
真実の口(イタリア語: Bocca della Verità)は、ローマにある有名な大理石の彫刻です。この彫刻は、巨大な円盤状の顔の形をしており、口が大きく開いています。直径約1.75メートルの大きさがあります。
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の玄関ポーチに設置されており、おそらく古代ローマの下水道の蓋や噴水の一部だったと考えられています。中世以来、この彫刻には嘘をつく者の手を噛み切る力があるという伝説が広まりました。観光客の間では、口に手を入れて真実を語ることを誓う儀式が人気です。1953年の映画『ローマの休日』でグレゴリー・ペックとオードリー・ヘプバーンが訪れたシーンで有名になり、それ以来、ローマの主要な観光スポットの一つとなっています。
現在も多くの観光客が訪れ、写真撮影や伝説にまつわる儀式を楽しんでいます。ローマの歴史と伝説が融合した興味深い観光名所として知られています。
日本語が堪能な職員の方が何人もいて、たくさん写真を撮ってくれました。
食事:PIZZZA FORUM
Googleマップの評価が高いコロッセオの近くのレストランです。東京の駒沢駅にある星型ピザが美味しいお店『ナポリスタカ』で星型のピザを食べた時にとても美味しかったので、ローマでも食べたいと思い、ピザとカルボナーラをいただきました。
ピザは生地がもちもちとしていて食べ応えのあるピザでとても美味しかったです。星型ピザ自体はナポリの名物ですので、ローマっぽさを味わうには別の料理でも良いかもしれません。
カルボナーラは少し塩辛かったですが、美味しかったです。
コロッセオでレストランをお探しの方は、内装も外装もおしゃれなこちらのお店でお食事されるのはいかがでしょうか?
4日目:バチカン市国観光
4日目の流れ
ホテル 14:00発
バチカン市国 14:40-16:40,22:10-22:20
サン・ピエトロ広場
サン・ピエトロ寺院
ベルニーニポイント
サンタンジェロ城(外観) 16:45-17:05,22:00-22:10
カンポ・デイ・フィオーリ広場(ジョルダーノ・ブルーノの像) 17:20-17:25
ナヴォーナ広場(四大河の噴水) 17:30-18:00
パンテオン 18:15-18:25,21:40-21:45
トレビの泉 18:30-18:40,21:15-21:30
スペイン広場 18:50-19:10,21:05-21:10
ピンチョの丘 19:15-19:35
ポポロ広場 19:40-19:50
食事:Trattoria Al Gran Sasso - dal 1965 20:00-21:00
ホテルに23:20着
バチカン市国(Città del Vaticano)
バチカン市国は、世界最小の独立国家で、ローマ市の中心部に位置しています。面積はわずか0.44平方キロメートルで、人口は約825人(2019年時点)です。カトリック教会の本部であり、ローマ教皇が居住し、統治しています。1929年のラテラノ条約によってイタリアから独立を認められました。
世界遺産に登録されているサン・ピエトロ大聖堂は、バチカン市国の中心的建造物で、世界最大のキリスト教教会です。システィーナ礼拝堂は、ミケランジェロの天井画で有名で、新しい教皇を選出するコンクラーベが行われる場所です。バチカン美術館には、世界的に重要な美術品や歴史的遺物が多数所蔵されています。独自の郵便制度、通貨(ユーロを使用)、メディア、警察組織(スイス衛兵)を持っています。
カトリック教会の精神的中心地として、また芸術と歴史の宝庫として、年間何百万人もの観光客が訪れる重要な観光地となっています。
サン・ピエトロ広場(Piazza San Pietro)
サン・ピエトロ広場は、バチカン市国にあるカトリック教会の重要な広場です。17世紀にジャン・ロレンツォ・ベルニーニによって設計され、壮大な楕円形の形状を持っています。広場の中心には、古代エジプトから運ばれた高さ25.5メートルのオベリスクが立っています。二つの半円形の列柱廊が広場を囲み、284本の柱と140体の聖人像が配置されています。広場からはサン・ピエトロ大聖堂の壮麗なファサードを望むことができ、教皇の祝福や重要な儀式が行われる場所です。復活祭や降誕祭など、カトリック教会の主要な祭事の際には、世界中から多くの巡礼者が集まります。
広場の収容人数は約30万人とされ、カトリック信者だけでなく、世界中の観光客にとっても重要な観光スポットとなっています。サン・ピエトロ広場は、その建築美、歴史的重要性、宗教的意義により、世界で最も有名な広場の一つとして認識されています。
ベルニーニポイント
オベリスクと噴水の間の石畳に埋め込まれているのがベルニーニポイントです。ベルニーニミステリーとも呼ばれており、このポイントの上に立ち柱廊を眺めると4列の柱がなんと1列に重なって見えるようになります。
サン・ピエトロ寺院(Basilica di San Pietro)
バチカン市国にあるローマ・カトリック教会の主聖堂です。 ローマ・カトリック教会の宗教活動の中核で、キリスト教教会堂の中では世界最大の規模となります。歴代教皇の墓所を蔵し、教皇庁舎、ベルベデーレ庭などとともにバチカン市国を形成しています。
サンタンジェロ城(Castel Sant’Angelo)
サンタンジェロ城は、ローマのテヴェレ川右岸にある城塞です。和訳によっては、聖天使城、カステル・サンタンジェロとも呼ばれています。 城の正面にはサンタンジェロ橋があります。 約700メートル離れたバチカンのサン・ピエトロ大聖堂とは城壁上の通路で繋がっています。
当初は135年に、ローマ帝国のハドリアヌス帝が自身の霊廟(れいびょう)として建設を開始し、4年後の139年に完成した建物ですが、のちに軍事施設に変わり、14世紀ごろになるとローマ教皇の要塞や監獄として使われるようになりました。
カンポ・デイ・フィオーリ広場(Campo de’ Fiori) / ジョルダーノ・ブルーノの像(Monumento a Giordano Bruno)
カンポ・デイ・フィオーリ広場は、イタリア語で「花の野」を意味し、生花、野菜、果物の市が開かれます。日常的に青空市が開催されており、食品などのお店が多く賑やかな広場です。
反宗教改革の時代に処刑場として使用されたこの場所の広場中央には、地動説を唱えて火刑に処された哲学者ジョルダーノ・ブルーノの銅像があります。1590年に造られたオリジナルの噴水があり、その水盤の形が独特のスタイルを生み出しています。現噴水は、芸術家ジャコモ・デッラ・ポルタが当時デザインしたものをコピーしたものとなります。
ナヴォーナ広場(Piazza Navona) / 四大河の噴水(Fontana dei Fiumi)
ローマ皇帝ドミティアヌスによる競技場の跡地に造られたこの広場には 中央に、世界の四大河川を擬人化したベルニーニ作の噴水があります。 ボロミーニ設計のサンタニェーゼインアゴーネ教会に面し、代表的なバロック様式の広場の一つとして知られています。
パンテオン(Pantheon)
初代パンテオンは紀元前25年頃、初代皇帝アウグストゥスの腹心、アグリッパが建築しました。 のちにローマ神を崇める万神殿として使用されましたが、火事で無くなっています。 現在の建物は2代目で、14代皇帝ハドリアヌスによって再建されました。 パンテオンは、2000年近くもほぼ完全な状態で存在している建物として有名です。
以前は無料で入場できたようですが、現在は有料になっています。
トレビの泉(Fontana di Trevi)
トレビの泉とは「三叉路の噴水」という意味です。1762年3本の路地が交わる小さな広場に30年がかりで完成しました。もともとの設計はニコラ・サルビによるもので、バロックの最後の傑作と言われます。この地域の建物のほとんどは1500−1600年代のものが多く、噴水の正面にはいくつもの窓が見えます。実は窓の中はポーリ宮に属する空間です。
トレヴィの泉にコインを投げると願い事が叶うという逸話があり、多くの観光客がコインを投げ入れています。しかし、実はコインの枚数と投げ方によって願い事の意味が違ってきます。噴水を背にして右手にコインを持ち、左肩ごしにコインを1枚投げ入れると「もう一度ローマに戻れる」、2枚だと「素敵な出会いがある」、3枚だと「別れられる」と言われています。
スペイン広場(Piazza di Spagna)
スペイン広場のこの135段の階段は、教皇ベネディクト8世の時代に建設されました。
ローマでは歴史的に聖年(1500年、1650年など区切りの良い西暦の年)には都市開発や新しい教会の建築が行われてきました。
これは、聖年に教皇のお膝元であるローマに巡礼者としてやってくる信徒が多く、永遠の都としての権威を誇示するために歴代教皇が様々な都市整備を行ったためです。教皇ベネディクト8世がスペイン広場を整備したのは1725年の聖年のためでした。実はこの階段の建築のために出資をしたのはフランスでしたが、スペイン大使館に近いからという理由から「スペイン広場」という名前がついてしまったという経緯があります。
映画では、このスペイン広場の階段に腰かけてオードリー・ヘプバーンがジェラートを食べているシーンが登場します。ただ残念なことに、現在は条例によりスペイン広場の階段での座り込みや飲食は禁止になってしまっています。ルールを知らない観光客が階段に座ろうとすると、急いで警官がやってきて注意されてしまいます。私たちが行ったときも警官が階段に座る若い子たちを注意する姿が何度かありました。明るい時間ももちろん綺麗ですが、夕日や、夜景の時間もまた違った見え方をするのお時間のある方は様々な時間に訪れてみてください。
ピンチョの丘(Passeggiata del Pincio)
ピンチョの丘は、ローマの歴史的中心地の北東に位置する丘です。クイリナーレの北に位置し、カンプス・マルティウスを眺望できます。古代のローマの市域の外にあり、ローマの七丘には含まれないのですが、ローマ皇帝ルキウス・ドミティウス・アウレリアヌスが270年から273年にかけて建設したアウレリアヌス城壁の内側となります。
ポポロ広場(Piazza del Popolo)
ポポロ広場は、ローマ観光で訪れることが多いのと同時に、市民の憩いの場としても親しまれています。 ポポロ広場の「ポポロ」とは、イタリア語で「市民」という意味があります。ローマには、多くのピアッツァ(広場)がありますが、その中でも人気が高いピアッツァの一つです。
中央にはオベリスク、その先に双子教会があります。
食事:Trattoria Al Gran Sasso – dal 1965
ローマと言ったらカルボナーラ!ということで夕食はカルボナーラの有名なお店「Trattoria Al Gran Sasso – dal 1965」に行きました。カルボナーラは日本で食べるものよりも少し塩辛かったです。シーフードパスタは海の香りがしましたが、麺がもちもちでとても美味しかったです。
本場のカルボナーラをぜひ堪能してみてください。
最終日:ローマからナポリへ移動
最終日の流れ
ローマ(イタリア)からナポリ(イタリア)までの移動
ホテル 8:30発
Roma Termini から移動(鉄道) 9:25発
Napoli Centraleに到着 10:33着
ホテル(Grand Hotel Europa) 13:00着
Roma Termini周辺の道はガタガタとした石畳なので大きな荷物を持ちながらだと移動が大変です。時間に余裕を持って移動してください。また、私たちの乗ったトレニタリア鉄道は大きな荷物を置くスペースがなかったので座席の上の荷物入れに乗せる必要がありました。他の乗客の方が手伝ってくれましたが、上に乗せるのは結構大変なので覚悟して乗車してください。
まとめ
エアコン有料には驚いたわね👀❤️
ローマ帝国の栄華を感じることができたね❤️
ぽぽ❤️
❤️ぽぽぽ
移動と見学にかかった費用
1,6,12はトレニタリア鉄道公式より予約をしました。
8はklookより予約をしました。
| 経路 | 予約日 | 利用日 | 費用 |
1 | 【鉄道】フィレンツェ(イタリア)→オルビエト(イタリア)Firenze Santa Maria Novella駅→Orvieto駅トレニタリア鉄道 | 2023/5/5 | 2023/9/2 | EUR34.8 当時レート¥5,291/2名 |
2 | スーツケース(×2)荷物預かり@Orvieto | -(現地購入) | 2023/9/2 | EUR11 当時レート¥1,743/2個 |
3 | 【バス】オルビエト駅→チビタ・ディ・バーニョレッジョ駅 | -(現地購入) | 2023/9/2 | EUR2.6 当時レート¥412/2名 |
4 | チビタ・ディ・バーニョレッジョ入場チケット | -(現地購入) | 2023/9/2 | EUR10 当時レート¥1,586/2名 |
5 | TRATTORIA DA VALERIO(ランチ) | -(現地購入) | 2023/9/2 | EUR33 当時レート¥5,232/2名 |
6 | 【鉄道】オルビエト(イタリア)→ローマ(イタリア) Orvieto駅→Roma Termini駅 トレニタリア鉄道 | 2023/5/5 | 2023/9/2 | EUR18.3 当時レート ¥2,782/2名 |
7 | 休憩:Gelateria Fassi ジェラート1 | -(現地購入) | 2023/9/3 | EUR3.5 当時レート ¥553 |
8 | 【アクティビティ】チケット コロッセオ Klook | 2023/6/4 | 2023/9/4 | EUR60 当時レート ¥9,458 |
9 | 食事:PIZZZA FORUM FORUMピザ1,カルボナーラ1,ビール500ml2,ビール1ℓ1 | -(現地購入) | 2023/9/4 | EUR57.5 当時レート ¥9,231 |
10 | 【電車】ローマテルミニ⇔バチカン市国 ATAC | -(現地購入) | 2023/9/5 | EUR6 当時レート ¥960/2名 |
11 | 食事:Trattoria Al Gran Sasso – dal 1965 ビール2,カルボナーラ1,シーフードスパゲティ1 | -(現地購入) | 2023/9/5 | EUR41 当時レート ¥6,536/2名 |
12 | 【鉄道】ローマ(イタリア)→ナポリ(イタリア) | 2023/5/5 | 2023/9/6 | EUR33.8 当時レート ¥4,531/2名 |
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