ハネムーン途中、個人手配で4泊5日イタリアのナポリに滞在(3日目はアマルフィに滞在)し、ナポリ市街地、周辺(ポンペイ・アマルフィ)を観光しました。
その前がイタリアのローマでしたのでナポリへは鉄道を利用して移動しました。
現地ホテルや主要な観光地では簡単な英語も通じるので、言語が通じないということはほとんどなかったように思います。
その前のイタリアのローマ滞在に興味がある方はこちらの記事(Coming Soon..)を参照ください。
イタリアナポリを4泊5日で堪能する旅
今回のルート
ローマ(イタリア)→ナポリ(イタリア)
本記事では実際に私たちがイタリアのナポリ、ナポリを拠点としてその周辺(ポンペイ・アマルフィ)を旅行した経験をもとにナポリといえばこのルート!のモデルプランを紹介します。
ナポリの4泊5日のモデルコース
私たちがおすすめするモデルコースはこちら。日本からは直行便が就航していないため、ローマ、ミラノといった他の都市を経由することにより、ナポリ行きの便を利用することができます。
今回、私たちは周遊途中でしたのでその前に滞在していたイタリアのローマから鉄道で移動しました。遅延などなく順調に移動できればバスで約1時間半となります。スケジュール次第では移動当日に観光もできると思いますので事前の計画を立てると良いと思います。
・1日目・・ナポリ滞在
ローマ(イタリア)からナポリ(イタリア)までの移動
Duomo→サンタキアラ教会→ヌオーヴォ城→Galleria Umberto 1(アーケード)→サン・カルロ劇場→王宮(Plazza Reale di Napoli)→プレビシート広場
・2日目・・ナポリ滞在
ポンペイ遺跡(日帰り)
・3日目・・マイオーリ滞在
マイオーリ散策
・4日目・・ナポリ滞在
アマルフィ散策
ナポリ市内散策
・最終日
ナポリ(イタリア)からバーリ(イタリア)へ移動
1日目:ローマ(イタリア)からナポリ(イタリア)までの移動
1日目の流れ
ローマ(イタリア)からナポリ(イタリア)までの移動
ホテル 8:30発
Roma Termini から移動(鉄道) 9:25発
Napoli Centraleに到着 10:33着
ホテル(Grand Hotel Europa) 13:00着
ナポリセントラル駅に到着して、ホテルまでは徒歩で移動しました。今回初回泊まった宿泊施設はナポリセントラル駅から徒歩で5分ほどとアクセスが良いので観光拠点にはおすすめです。
移動:トレニタリア鉄道
ローマからナポリへの移動はトレニタリア鉄道で移動しました。事前にトレニタリア鉄道公式サイトから予約することができます。
宿泊:Grand Hotel Europa
今回4泊5日と長めではあったものの、途中ポンペイへの移動(日帰り)やアマルフィへの滞在などを予定していたため移動を重視しナポリセントラル駅から近い場所が良いと思っていました。
そんな時に見つけたのがこちらの施設。中央駅からは徒歩で5分足らずの場所にあり、観光のアクセスと予算面からGrand Hotel Europaを選びました。到着したのがチェックイン時刻よりも30分ほど前だったのですがスーツケースを預かってもらったり、フロントで待っていた時にチェックインできるようになった際に声をかけてもらったりとても対応が丁寧でした。とってもおすすめのホテルです。
食事:L’Antica Pizzeria da Michele(アンティーカ ピッツェリア ダ ミケーレ)
ナポリ到着早々、美味しいナポリピザが食べたいと思い調べたところ地元、観光客に大人気の店がありました。L’Antica Pizzeria da Michele(ランティカ・ピッツェリア・ダ・ミケーレ)は、ナポリにある有名なピッツェリアです。1870年に創業し、5世代にわたって家族経営を続けている老舗店です。日本にも支店があり本場のナポリピザを味わうことのできる店なのでナポリに足を運んだ際はぜひ試してみてください。より詳しく知りたい方は食レポ記事も参考ください。
サンタ・マリア・アッスンタ大聖堂(Duomo)
サンタ・マリア・アッスンタ大聖堂(Cattedrale di Santa Maria Assunta)、またはナポリ大聖堂(Duomo di Napoli)はイタリアのナポリにある壮麗なカトリック教会です。13世紀から14世紀にかけて建てられたこの大聖堂は、ゴシック様式を基調としながらも、後の時代にルネサンスやバロックの要素が加わっています。内部には美しいフレスコ画や彫刻が施されており、特にサン・ジェンナーロ礼拝堂(Cappella di San Gennaro)にはナポリの守護聖人である聖ヤヌアリウス(サン・ジェンナーロ)の遺物が安置されています。大聖堂は、ナポリの宗教的・歴史的中心地として多くの巡礼者や観光客が訪れる人気のスポットです。
サンタキアラ教会(Complesso Monumentale di Santa Chiara)
サンタキアラ教会(Basilica di Santa Chiara)は、イタリアのナポリにある歴史的な教会と修道院の複合施設です。14世紀にアンジョウ家のロベルト1世とその妻サンチャの命によって建てられ、ゴシック様式の建築が特徴です。教会はナポリで最大のゴシック教会であり、内部には美しいフレスコ画やバロック様式の礼拝堂が数多くあります。特に、陶器のタイルで装飾された回廊が有名で、訪れる人々にその芸術的な美しさを楽しませています。第二次世界大戦で大部分が破壊されましたが、その後の修復により、歴史的価値と魅力を取り戻しました。サンタキアラ教会は、ナポリの文化と宗教の歴史を感じることのできる重要な観光名所です。
ヌオーヴォ城(Castel Nuovo)
ヌオーヴォ城(Castel Nuovo)、またはマスキオ・アンジョイーノ(Maschio Angioino)は、イタリアのナポリにある中世の城です。1279年、アンジュー家のシャルル1世の命によって建設が始まり、その後の王朝によって改築・拡張されました。ヌオーヴォ城は、その巨大な円形の塔とアーチ型の門で知られ、ゴシック様式とルネサンス様式が融合した壮麗な建築が特徴です。城内には、中世のフレスコ画や芸術品が展示されている博物館もあります。ナポリの歴史的な中心地に位置し、街のランドマークとして観光客に人気のスポットです。
Galleria Umberto I
ガレリア・ウンベルト1世(Galleria Umberto I)は、イタリアのナポリにある19世紀末に建てられた壮大なショッピングアーケードです。1887年から1890年にかけて建設されたこのアーケードは、鉄とガラスでできた大きなドーム型の天井が特徴で、豪華で開放感のある空間を作り出しています。内部には高級ショップやカフェ、レストランが並び、観光客だけでなく地元の人々にも人気のスポットです。また、ガレリア・ウンベルト1世はナポリの観光名所としてだけでなく、建築的な美しさと歴史的な価値も兼ね備えた場所であり、街の中心地に位置しています。
サン・カルロ劇場(Teatro di San Carlo)
サン・カルロ劇場(Teatro di San Carlo)は、イタリアのナポリにある世界最古の現存するオペラ劇場で、1737年に建設されました。壮麗なバロック様式の建築で知られ、華麗な内装と優れた音響効果を持つ劇場は、ナポリの文化の象徴です。サン・カルロ劇場は、開館以来、多くの有名なオペラやバレエの公演が行われ、世界中の音楽愛好家を魅了してきました。現在もなお、イタリアの最も重要なオペラ劇場の一つとして、年間を通じて多くの公演が行われ、国内外から多くの観客が訪れます。
王宮(Palazzo Reale di Napoli)
ナポリ王宮(Palazzo Reale di Napoli)は、イタリアのナポリにある歴史的な宮殿で、17世紀にスペイン統治時代の副王フェルナンド1世の命で建設が始まりました。長い歴史の中で、スペイン、オーストリア、ブルボン家などの支配者の宮廷として使用され、王家の豪華な生活と権力を象徴する建物です。内部には豪華な装飾が施された部屋や美術品、歴史的な家具が展示されており、見どころが満載です。また、王宮の正面には美しい庭園が広がり、ナポリ湾を一望できる絶景ポイントとしても知られています。現在は博物館として一般公開され、ナポリの歴史と文化を学ぶ重要な観光スポットとなっています。
プレビシート広場(Piazza del Plebiscito)
プレビシート広場(Piazza del Plebiscito)はイタリア南部の都市ナポリにある最も有名な広場の一つです。19世紀初頭に建設され、ナポリの歴史的中心部に位置しています。
広場は半円形の列柱で囲まれており、その正面にはサン・フランチェスコ・ディ・パオラ教会があります。この教会はローマのパンテオンを模して造られました。
広場の反対側には王宮(Palazzo Reale)があり、かつてはブルボン家の王族が居住していました。
プレビシート広場は、ナポリの文化的・政治的中心地として機能し、多くのイベントや集会が開催される場所でもあります。その広大な空間と印象的な建築物により、観光客にも人気の名所となっています。
こちらの広場にはナポリの子供達に人気の都市伝説があります。
その昔、当時の王妃、マルゲリータ・ディ・サヴォイアが、月に一度囚人をこの広場に一人だけ連れて来て囚人に告げました。
「広場の反対側から目隠しをして歩いて、聖堂前の2体の騎馬像の間を抜けなさい。」
「もし、成功すれば解放してあげよう。」
2体の像の間はかなり広いスペースがあり簡単そうに見えます。
しかし、誰一人成功することはなかったそうです。
今でも、観光客などが挑戦しますが、多くの人が左右どちらかにずれて失敗。
これにはマルゲリータ王妃の呪いが関係してるとか…
私たちも実際にチャレンジしましたが…Dumbo成功😇!Sweetee失敗😫笑
プレビシート広場を訪れた際は、ぜひ目隠しをして試してみて下さい。
2日目:ポンペイ遺跡
2日目は「噴火で消えた都市」ポンペイへと日帰り観光に行きました。ポンペイ遺跡は、イタリアのナポリ近郊にある古代ローマ都市の遺跡です。
西暦79年、ヴェスヴィオ火山の大噴火により、街全体が火山灰に埋もれ、長い間その存在が忘れられていました。18世紀に再発見され、その後の発掘により、当時の生活様式や建築物、芸術作品が良好な状態で保存されていることが明らかになりました。遺跡には、劇場や浴場、家屋、神殿などが残されており、古代ローマの文化や日常生活を知る貴重な資料となっています。ポンペイは、世界遺産にも登録されており、世界中から多くの観光客が訪れます。
行き方やチケットの買い方比較などは別記事で詳しく書いていますので興味のある方はぜひご一読ください。
3・4日目:マイオーリ/アマルフィ観光・ナポリへ
3日目はナポリセントラル駅近くのレストランで食事後「世界で最も美しい海岸線」アマルフィ方面へと1泊2日の滞在(滞在はマイオーリ)で観光に行きました。アマルフィは、イタリア南部のカンパニア州にある美しい海岸沿いの町で、アマルフィ海岸の中心的な存在です。険しい崖と碧い海に囲まれた風光明媚な景観が特徴で、中世の時代には海洋共和国として栄えました。町には、壮麗なアマルフィ大聖堂や狭い石畳の路地、魅力的なショップやレストランが並んでおり、訪れる人々に歴史と自然の両方を楽しませてくれます。また、アマルフィ海岸全体はユネスコの世界遺産に登録されており、その絶景は世界中から観光客を魅了しています。
行き方や現地ホテル(マイオーリ)や散策の様子などは別記事で詳しく書いていますので興味のある方はぜひご一読ください。
食事:La Cantina Dei Mille
アマルフィに行く前にナポリセントラル駅で体力をつけようと立ち寄ったレストランでパスタを食べました。(ピザは開店早々で窯の準備ができていないということで頼めず..)美味しかったのですが塩味が少し強すぎるかなという感じでしたが、暑い中で塩分補給ができました笑
宿泊:Hotel Colombo
アマルフィからナポリに戻ってきた最終日、翌日にはバーリに移動することから前回と同じくナポリセントラルから徒歩で5分足らずの場所にあり、観光のアクセスと予算面からHotel Colomboを選びました。価格が安かった分、少し古さは感じましたが泊まるだけであれば十分な施設でした。周辺の治安があまり良くないような場所とのことだったので夜遅くにはあまり出歩かないよう意識しました。
食事:Amoroso dal 1876 – Ristorante e Pizzeria Napoli
ナポリ最終日ナポリセントラル駅近くのレストランに立ち寄ってシーフードパスタとマルゲリータピザを食べました。人気ナポリピザや、ベネチアで美味しいパスタを食べていて舌が肥えてしまったせいか感動は特にありませんでした笑
最終日:ナポリからバーリへ移動
最終日の流れ
ホテル 8:10発
ナポリ(イタリア)からバーリ(イタリア)へ7:15出発
バーリに10:35頃到着
バーリ観光
ホテルに15:00到着、Interno2 Bari Centraleに宿泊
最終日は早朝ナポリを出発、バーリへの移動がメインでした。移動についてはバーリの記事で詳しく取り上げていますので興味がある方は参考にしてみてください。
まとめ
ナポリを拠点にいろいろと行けたから便利だったわね❤️
ナポリピザも美味しかったしポンペイやアマルフィも存分に楽しめて満喫できたね❤️
マルゲリータ王妃の呪いも克服したからDumboは大富豪になる‼️
❤️ぽーぽぽっ
❤️ぽぽぽ
移動と見学にかかった費用
1,5,9はトレニタリア鉄道公式より予約をしました。
| 経路 | 予約日 | 利用日 | 費用 |
1 | 【鉄道】ローマ(イタリア)→ナポリ(イタリア) | 2023/5/5 | 2023/9/6 | EUR33.8 当時レート ¥4,531/2名 |
2 | 【食事@ナポリ】L’Antica Pizzeria da Michele マルゲリータ1,マリナラ1,ビール2,チップ(€2含む) | -(現地支払) | 2023/9/6 | EUR20 当時レート ¥3,160/2名 |
3 | 【食事@ポンペイ】Hortus Pompei, Restaurant & Garden Bar マルゲリータ1,トマトバジルスパゲティ1 | -(現地支払) | 2023/9/7 | EUR20 当時レート ¥3,160/2名 |
4 | 【食事@ナポリ】La Cantina Dei Mille シーフードリングイネ1,スパゲティボンゴレ1,ビール2 | -(現地支払) | 2023/9/8 | EUR37.62 当時レート ¥5,944/2名 |
5 | 【鉄道】ナポリ(イタリア)→サレルノ(イタリア) | 2023/5/5 | 2023/9/8 | EUR10.2 当時レート ¥1,551/2名 |
6 | 【バス】サレルノ(イタリア)→マイオーリ(イタリア)SITA SUD | -(現地支払) | 2023/9/8 | EUR4.4 当時レート ¥698/2名 |
7 | 【船】マイオーリ(イタリア)⇔アマルフィ(イタリア)Grossy Junior | -(現地支払) | 2023/9/9 | EUR12 当時レート ¥1,909/2名 |
8 | 【食事@アマルフィ】LA MARINELA SRL ビール2 | -(現地支払) | 2023/9/9 | EUR8 当時レート ¥1,273/2名 |
8 | 【バス】マイオーリ(イタリア)→サレルノ(イタリア)SITA SUD | -(現地支払) | 2023/9/9 | EUR5.2 当時レート ¥822/2名 |
9 | 【鉄道】サレルノ(イタリア)→ナポリ(イタリア)(鉄道) | 2023/5/5 | 2023/9/9 | EUR10.2 当時レート¥1,551/2名 |
10 | 【食事@ナポリ】AMOROSO DAL1876 ビール2,シーフード生パスタ1,マルゲリータピザ1 | -現地支払 | 2023/9/9 | EUR32 当時レート ¥5,056/2名 |
コメント