ハネムーン途中、個人手配で4泊5日イタリアのフィレンツェに滞在し、フィレンツェ市街地、周辺を観光しました。
その前がイタリアのベネチアでしたのでフィレンツェへは鉄道を利用して移動しました。
現地ホテルや主要な観光地では簡単な英語も通じるので、言語が通じないということはほとんどなかったように思います。
その前のイタリアのベネチア滞在に興味がある方はこちらの記事を参照ください。
またフィレンツェ滞在中のアウトレットThe Mallの記事に興味がある方はこちらをぜひご覧ください。
イタリアフィレンツェを4泊5日で堪能する旅
- 今回のルート
- フィレンツェの4泊5日のモデルコース
- 1日目:ベネチア(イタリア)からフィレンツェ(イタリア)までの移動
- 2日目:アウトレット The Mall
- 3日目:フィレンツェ市街地観光
- ウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)
- 軽食:I Fratellini
- シニョリーア広場(Piazza della Signoria)
- ヴェッキオ宮殿(Palazzo Vecchio)
- サンタ・クローチェ広場 (Piazza di Santa Croce)/サンタ・クローチェ大聖堂
- ミケランジェロ広場(Piazzale Michelangelo)
- ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)
- サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(Cattedrale di Santa Maria del Fiore)
- メディチ家礼拝堂(Cappelle Medicee)
- サンタ・マリア・ノヴェッラ教会(Basilica di Santa Maria Novella)
- 休憩:Gelateria Home Made Firenze(ジェラート)
- サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局(Officina Profumo-Farmaceutica di Santa Maria Novella)
- 食事:Trattoria Armando
- 4日目:フィレンツェ市街地観光
- アカデミア美術館(Galleria dell’Accademia di Firenze)
- 食事:Ostaria dei Centopoveri
- サン・ロレンツォ聖堂(Basilica di San Lorenzo)
- メディチ・リッカルディ宮殿(Palazzo Medici Riccardi)
- フィレンツェ中央市場(Mercato Centrale)
- レプップリカ広場(Piazza della Repubblica)
- 幸運を呼ぶ猪像 / ポルチェッリーノの噴水(Fontana del Porcellino)
- オルサンミケーレ教会(Chiesa e Museo di Orsanmichele)
- ネットゥーノ(ネプチューン)の噴水(Fontana del Nettuno)
- オルトラルノ(Oltrarno)/ピッティ宮殿(Palazzo Pitti)
- 休憩:Gelateria La Carraia(ジェラート)
- 最終日:フィレンツェ(イタリア)からローマ(イタリア)へ移動
- まとめ
- 移動と見学にかかった費用
今回のルート
ベネチア(イタリア)→フィレンツェ(イタリア)
本記事では実際に私たちがイタリアのフィレンツェを旅行した経験をもとにフィレンツェといえばこのルート!のモデルプランを紹介します。
フィレンツェの4泊5日のモデルコース
私たちがおすすめするモデルコースはこちら。日本からは直行便が就航していないため、パリやマドリードなど、ヨーロッパの都市を経由する必要があります。
今回、私たちは周遊途中でしたのでその前に滞在していたイタリアのベネチアから鉄道で移動しました。遅延などなく順調に移動できれば鉄道で約2時間15分となります。スケジュール次第では移動当日に観光もできると思いますので事前の計画を立てると良いと思います。
・1日目
ベネチアからフィレンツェへ移動
・2日目
アウトレット The Mall
・3日目
フィレンツェ市街地観光
ウフィツィ美術館→シニョリーア広場→ヴェッキオ宮殿(外観)→サンタ・クローチェ広場→ミケランジェロ広場→ヴェッキオ橋→サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(外観)→ドゥオーモ(外観)→メディチ家礼拝堂(外観)→サンタ・マリア・ノヴェッラ協会→サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局→食事:Trattoria Armando(Tボーンステーキ)
・4日目
フィレンツェ市街地観光
アカデミア美術館→メディチ・リッカルディ宮殿→サン・ロレンツォ聖堂→フィレンツェ中央市場→レプップリカ広場→幸運を呼ぶ猪像(プルチェリーノ噴水)→オルサンミケーレ教会(外観)→ネットゥーノ→オルトラルノ(外観)
・最終日
フィレンツェ(イタリア)からローマ(イタリア)へ移動
※途中チヴィタ・ディ・バニョレージョを日帰り観光
1日目:ベネチア(イタリア)からフィレンツェ(イタリア)までの移動
1日目の流れ
ホテル 11:00発
ゲットー 11:20-11:35
サンジェレミア教会 11:40-11:50
食事:Trattoria Bar Pontini 12:10-13:15
ベネチア(イタリア)からフィレンツェ(イタリア)へ15:26出発
フィレンツェに17:39到着
休憩:VENCHI(ジェラート)
ホテルに18:21到着、ベルビュー ハウスに宿泊
1日目移動前はベネチア観光をしていましたのでフィレンツェへ到着したのは夕方でした。ベネチア滞在時の記事に興味がある方はこちらの記事でまとめていますのでぜひご覧ください。
休憩:Venchi Cioccolato e Gelato, Firenze Stazione Santa Maria Novella
日本にも進出しているジェラート屋さんのVenchi(ヴェンキ)
フィレンツェ駅の構内にあり、到着した時に大雨が降っていたので雨宿りとしてジェラートを食べました。当時(2023年8月時点)は2つの味を選んで3.6ユーロだったため日本よりもお得に食べることができました。イタリアに来て初めてのジェラートでしたがとても美味しかったです。フィレンツェでは他に2店舗のジェラート屋さんに行きましたが、個人的にはVenchiのジェラートが一番好みでした。フィレンツェ市内にもたくさんお店があるのでもしよかったら本場のVenchiを試してみてはいかがでしょうか?
ベルビュー ハウス
今回私たちはフィレンツェ中心部で主要観光地へのアクセスがよく、前後鉄道移動ということもあり駅へのアクセスもよいこちらの施設を選びました。予算面でも他施設より比較的リーズナブルな値段で泊まることができました。部屋数も多くなく、ホテルオーナーが直接手続きをしてくれ、近辺のおすすめのレストランなどを丁寧に教えてくれるとてもアットホームな雰囲気のホテルです。ホテルのビルのエレベーターがとてつもなく遅くホテル階まで行くのに5-10分ほど要してしまうほどの遅さだったのと(史上最も遅いエレベーターでした)、廊下の会話などの音が部屋に響くこと、夏場で蚊が室内にいたことが少し気になった点でした。(夜な夜な退治しました笑)
イタリアはどこの場所も蚊がとても多かったので、夏の旅行を計画されている方は必ず虫除けスプレーを持って行ってください。
ベルビュー ハウスの近くに薬局で有名なサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局があります。フィレンツェ土産として人気なお店なのでこちらのお店に行きたい方にもとてもおすすめな宿泊施設です。
2日目:アウトレット The Mall
2日目の流れ
ホテル 8:30発
The Malleへバス移動 8:50発
The Mallに9:35着
ショッピング
The Mallを18:10発
ホテル最寄り駅に18:50着
ホテルに19:15到着
フィレンツェ近郊にあるThe Mallは、イタリアの有名なアウトレットモールの1つです。高級ブランドや人気ブランドの商品を通常より大幅に安い価格で購入できることで知られています。フィレンツェ中心部から約30分の場所に位置し、ショッピング好きな観光客や地元の人々に人気のスポットとなっています。広々とした屋外型のモールで、トスカーナ地方の美しい景観と共にショッピングを楽しむことができます。
詳しくはアウトレットだけの記事を書いていますので興味がある方はぜひこの記事をご覧ください。
3日目:フィレンツェ市街地観光
3日目の流れ
ホテル 8:30発
ウフィツィ美術館 8:45入館-12:30
軽食:I Fratellini(パニーニ) 12:40-13:00
シニョリーア広場 13:10-
ヴェッキオ宮殿(外観) -13:20
サンタ・クローチェ広場 13:30-13:40
ミケランジェロ広場 14:05-14:30
ヴェッキオ橋 15:00-15:15
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(外観) 15:15-15:30
メディチ家礼拝堂(外観)15:35-15:40
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 15:45-15:50
休憩:Gelateria Home Made Firenze(ジェラート) 15:50-16:00
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局 16:10-16:30
食事:Trattoria Armando(Tボーンステーキ) 20:30-22:30
ホテルに23:00到着
ウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)
ウフィツィ美術館は、イタリアのフィレンツェにある世界有数の美術館です。16世紀に建設されたメディチ家の官庁建築を利用しており、ルネサンス芸術の宝庫として知られています。
館内には、ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」や「春」、レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」、ミケランジェロの「聖家族」など、イタリア美術史上重要な作品が多数展示されています。
美術館の所蔵品は14世紀から18世紀にわたり、特にフィレンツェ派の絵画コレクションは世界最高峰と評価されています。
建物自体も芸術作品と言える美しさを持ち、その回廊からはアルノ川とヴェッキオ橋の絶景を望むことができます。
ウフィツィ美術館の攻略法
ウフィツィ美術館はとても混雑します。チケットは当日でも購入することができますが、購入の列は大行列になりますので事前にチケットを購入されることをお勧めします。
また、朝の時間帯だと比較的にゆったりと作品を見ることができます。先に有名な作品や必ず見たい作品を見てその後にゆっくりと見学することがウフィツィ美術館を攻略する方法です。
最初の見学エリアは3階です。3階にはダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、ボッティチェッリなどのウフィツィ美術館の有名作品が集中しています。
まずは、展示室【第10〜14室】でボッティチェリの作品を見学してください。朝早い時間ですと、比較的ゆっくりと有名なプリマヴェーラや、ヴィーナスの誕生を見学することができます。
展示室【第18】でトリブーナを見学後、展示室【第35室】で受胎告知、東方三博士の礼拝、キリストの洗礼、【第41室】でトンド・ドーニを見学することをおすすめします。
2階に降りると、「ティツィアーノ」や「カラヴァッジョ」などの作品があります。展示室【第90室】メデューサは必見です。
その後は、もう一度3階に戻り、展示室【第8室】ウルビーノ公夫妻の肖像など様々な作品をゆっくりと見学をしてください。正午に近づくとかなり大混雑になるので先に有名作品を見学しておくことを強くオススメします。
軽食:I Fratellini
ウフィツィ美術館が終わり、小腹が空いたところにGoogle Mapで検索したらこちらの店がヒットしたため行きました。安くて美味しいと口コミで人気パニーニ専門店です。カウンターでトッピングをオーダーしてその場で盛り付けてもらい受け取り、スタンドで食べる地元で人気のファストフード店ということもあり受付には多くの人が群がっていました。
味は..正直感動するほど美味しいとは思わなかったのですが、手軽にボリュームあるパニーニを安い値段で味わえる.という点では日本でいう吉野家や松屋に近いのかなと思いました。(同じサンドイッチ系ならサブウェイのような)
口コミでは3ユーロとあったのですが、私たちが購入したとき(2023年8月)では5ユーロに値上がりしていました。パニーニ本体が5ユーロでソースや具材などのトッピングを増やすと0.52ユーロずつ加算されるようです。
シニョリーア広場(Piazza della Signoria)
シニョリーア広場は、フィレンツェの中心部に位置する歴史的に重要な広場です。中世から現代に至るまで、フィレンツェの政治と社会生活の中心地として機能してきました。
広場の中心には、14世紀に建てられたヴェッキオ宮殿(パラッツォ・ヴェッキオ)が威風堂々と立っています。この建物は現在もフィレンツェ市庁舎として使用されており、その高さ94メートルの塔は街のシンボルの一つです。
広場には多くの彫刻が点在しており、特にミケランジェロの「ダビデ像」のレプリカが有名です(オリジナルは安全のため美術館に保管)。また、チェッリーニの「ペルセウス像」やジャンボローニャの「サビニの女たちの略奪」など、ルネサンス期の傑作彫刻を見ることができます。
広場の周囲には、ロッジア・デイ・ランツィという野外彫刻ギャラリーや、ウフィツィ美術館などの重要な建築物が並んでいます。
ヴェッキオ宮殿(Palazzo Vecchio)
ヴェッキオ宮殿(パラッツォ・ヴェッキオ)は、フィレンツェの中心部シニョリーア広場に位置する歴史的建造物です。13世紀末から14世紀初頭にかけて建設され、フィレンツェの政治権力の象徴として長く機能してきました。
この宮殿は、その独特な中世の要塞のような外観が特徴的で、94メートルの高さを誇る時計塔が街のスカイラインを彩っています。塔頂には、フィレンツェの紋章である百合の紋章が掲げられています。
内部は、豪華なフレスコ画や彫刻で装飾された部屋が並び、特に「五百人の間」は圧巻です。この広大なホールは、かつてメディチ家の統治下で議会として使用されていました。
現在もフィレンツェ市庁舎として一部が使用されているほか、美術館としても一般公開されています。
サンタ・クローチェ広場 (Piazza di Santa Croce)/サンタ・クローチェ大聖堂
サンタ・クローチェ広場は、フィレンツェの歴史地区にある重要な広場の一つです。この広場は、その名を冠するサンタ・クローチェ聖堂(バジリカ・ディ・サンタ・クローチェ)で有名です。
広場の中心にそびえるサンタ・クローチェ聖堂は、13世紀に建設が始まったフランチェスコ会の教会で、「イタリアのパンテオン」とも呼ばれています。ミケランジェロ、ガリレオ、マキャヴェッリなど、イタリアの歴史に名を残す偉人たちの墓所があることで知られています。
広場自体は、地元の人々や観光客が集まる賑やかな場所で、カフェやレストランが立ち並び、また、定期的に市場やイベントが開催され、フィレンツェの日常生活の一部となっています。広場の中央には、イタリア統一の英雄ダンテ・アリギエーリの像が建っています。
ミケランジェロ広場(Piazzale Michelangelo)
ミケランジェロ広場は、フィレンツェの南、アルノ川を見下ろすオルトラルノ地区の小高い丘の上に位置する展望広場です。
この広場は、19世紀後半に造られ、ルネサンスの巨匠ミケランジェロにちなんで名付けられました。広場中央には、ミケランジェロの代表作「ダビデ像」の青銅製レプリカが設置されています。
最大の魅力は、フィレンツェの街を一望できる絶景です。ドゥオーモのクーポラ、ヴェッキオ宮殿の塔、アルノ川とその上に架かるポンテ・ヴェッキオなど、フィレンツェの象徴的な建造物や風景を一度に眺めることができます。
特に夕暮れ時には、沈む夕日に照らされた街並みが黄金色に輝く様子が美しく、多くの観光客や地元の人々が訪れる人気スポットとなっています。
広場周辺には、カフェやレストランもあり、絶景を楽しみながらくつろぐことができます。また、広場へ至る坂道には、アーティストの露店が並ぶことがあります。
ベルビュー ハウスのホテルオーナーもこちらの広場に夜景を見に行くことを強く勧めてくれました。実際に、明るい時間と、夜景の時間に訪れたのですが、全く違った景色を見ることができてとても感動しました。街の全景を一望できる最高の場所でしたのでミケランジェロ広場はとてもオススメです。
ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)
ヴェッキオ橋(ポンテ・ヴェッキオ)は、フィレンツェのアルノ川に架かる最古の橋で、街のシンボルの一つとして知られています。14世紀に建設されたこの橋は、中世の特徴的な閉鎖型アーチ橋であり、その独特な外観が印象的です。橋の両側には宝石店や土産物店が軒を連ね、上部には有名なヴァザーリの回廊が走っています。この回廊は、メディチ家のために建設された秘密の通路で、ヴェッキオ宮殿とピッティ宮殿を結んでいます。
橋の中央には小さな開口部があり、そこからアルノ川の美しい景色を楽しむことができます。また、中央部には有名な彫刻家・金細工師であるベンヴェヌート・チェッリーニの胸像が設置されています。夕暮れ時には、橋から見るアルノ川と街並みの風景が格別の美しさを見ることができます。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(Cattedrale di Santa Maria del Fiore)
フィレンツェのドゥオーモ、正式名称: サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は、イタリアのフィレンツェに位置する壮大なゴシック様式の大聖堂です。1296年に建設が始まり、特にルネサンス期にフィリッポ・ブルネレスキによって設計された巨大なドームが特徴です。この大聖堂は、イタリア建築の象徴であり、赤レンガの屋根と白、緑、ピンクの大理石のファサードが美しく、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
メディチ家礼拝堂(Cappelle Medicee)
メディチ家礼拝堂は、イタリア・フィレンツェにあるメディチ家のために建てられた壮麗な礼拝堂です。サン・ロレンツォ聖堂内に位置し、ルネサンス期の芸術と建築の粋が集められています。特にミケランジェロによって設計された「新聖具室」や、メディチ家の霊廟である「王者の礼拝堂」が有名です。
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会(Basilica di Santa Maria Novella)
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会は、フィレンツェにあるゴシック・ルネサンス様式のカトリック教会で、フィレンツェ駅に近い場所に位置しています。1294年に建設が始まり、アルベルティによる白と緑の大理石で飾られたファサードが特徴的です。内部には、マサッチオの「三位一体」やジルランダイオによる美しいフレスコ画が飾られています。
休憩:Gelateria Home Made Firenze(ジェラート)
観光も終盤となり歩き疲れていたのでジェラートでも食べたいと思っていた時に、このお店があったため立ち寄り休憩しました。味は普通でしたがとてもリフレッシュできました。
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局(Officina Profumo-Farmaceutica di Santa Maria Novella)
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局は、フィレンツェにある世界最古の薬局の一つで、1612年にドミニコ会修道士によって設立されました。元々は教会の隣にある修道院で薬草や香料を使って薬や化粧品を作り始めたのが起源です。現在も、伝統的な製法を守りながら、香水やスキンケア製品、ハーブティーなどを販売しており、高品質な製品で知られています。
食事:Trattoria Armando
Trattoria Armandoは、イタリア・フィレンツェにある伝統的なトスカーナ料理を楽しめるレストランです。地元の食材を使った本格的な料理と家庭的な雰囲気が魅力で、特にビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(フィレンツェ風ステーキ)が人気です。観光客だけでなく、地元の人々にも愛されており、カジュアルながらも温かみのあるおもてなしが特徴です。フィレンツェの伝統的な味を堪能できるお店として、訪れる価値があります。
とても親切な日本人の店員さんがいたので、ワインや、お肉の量など気軽に聞くことができました。Googleマップの口コミにはビステッカが40ユーロとなっていたのですが、70ユーロに値上がりしていました。(2023年8月時点)雰囲気が良く美味しいビステッカをいただくことができたので大満足なディナーでした。
4日目:フィレンツェ市街地観光
4日目の流れ
ホテル 10:30発
アカデミア美術館 11:00-12:40
食事: 13:05-14:30
サン・ロレンツォ聖堂 14:45-14:50
メディチ・リッカルディ宮殿 14:52-14:55
フィレンツェ中央市場 14:55-15:00
レプップリカ広場 15:10-15:15
幸運を呼ぶ猪像(プルチェリーノ噴水) 15:20-15:25
オルサンミケーレ教会
ネットゥーノ(ネプチューン)の噴水 15:30-15:35
休憩:Gelateria La Carraia(ジェラート)16:15-16:25
オルトラルノ 20:40-21:15
ホテルに22:30到着
アカデミア美術館(Galleria dell’Accademia di Firenze)
アカデミア美術館(Galleria dell’Accademia)は、イタリア・フィレンツェにある美術館で、特にミケランジェロの「ダビデ像」で有名です。1563年に設立されたフィレンツェ美術学校に由来し、ミケランジェロの他にもルネサンス期の彫刻や絵画が数多く展示されています。小規模な美術館ながら、貴重な芸術作品が集まっている美術館です。
アカデミア美術館の見どころ
アカデミア美術館最大の見どころと言えるのが、高さ517cm(土台を含めて)の大理石彫刻像「ダビデ」です。この象は、フィレンツェ大聖堂に置くために、フィレンツェ共和国政府がミケランジェロ(当時26歳)に制作を依頼し、1501年から1504年にかけて制作されました。当初の計画ではダビデ像は、地上から高さ80mの位置にあるトリビューンの壁龕(へきがん)を飾る予定でした。しかし完成後、設置場所を巡って意見が分かれ、最終的にはヴェッキオ宮殿の正面玄関に置かれる事になりました。現在その場所には、ダビデ像のレプリカが置かれています。ダビデ像のレプリカはもう一作あり「ミケランジェロ広場」に置かれています。
ダビデの表情やポーズは、敵国ペリシテ軍の巨人「ゴリアテ」に闘いを挑む直前の姿が表現されています。右手をよく見ると、血管の動きまで見事に表現されていて、石を力強く握っているのが分かります。
食事:Ostaria dei Centopoveri
こちらのレストランはベルビュー ハウスのホテルオーナーにおすすめされたレストランです。
ホテルから近く、リーズナブルにランチをいただけるとのことでしたので訪れました。12ユーロでパスタとメインを選ぶことができ、物価高のフィレンツェではとてもリーズナブルなレストランだったと思います。ホテルオーナー曰く、現地の方も多く訪れるようで、パスタやメインの味が美味しくボリューミーで、何よりワインがとても安かったので大満足なランチをいただくことができました。
サン・ロレンツォ聖堂(Basilica di San Lorenzo)
フィレンツェで最も古い教会の一つで、メディチ家の菩提寺として知られています。設計はフィリッポ・ブルネレスキによるもので、ルネサンス建築の代表的な作品です。外観は未完成ながら、内部には美しい調和のとれたデザインが広がり、ミケランジェロが手掛けた「新聖具室」や、メディチ家礼拝堂など、芸術的な見どころが満載です。
メディチ・リッカルディ宮殿(Palazzo Medici Riccardi)
壮麗なルネサンス様式の宮殿で、かつてメディチ家の居住地として使われました。1444年に建設され、シンプルながらも威厳ある外観が特徴です。宮殿内部には、「東方三博士の礼拝」を描いたベノッツォ・ゴッツォリのフレスコ画が残されています。後にリッカルディ家が所有したことから、現在の名前になりました。
フィレンツェ中央市場(Mercato Centrale)
フィレンツェのサン・ロレンツォ地区にある大規模な屋内市場で、地元の食文化を体験できる人気スポットです。19世紀に建設された美しい鉄骨構造の建物の中で、新鮮な野菜や果物、肉、魚、チーズ、ワインなど、トスカーナ地方の特産品が並びます。1階は食材が中心で、2階にはレストランやフードコートがあります。
レプップリカ広場(Piazza della Repubblica)
19世紀後半に造られた広場は、フィレンツェの近代化と統一イタリアの象徴として知られています。広場の中央には、フィレンツェがイタリア王国の首都だった時期を記念する円柱型の記念碑が立っています。周囲には歴史的な建物や高級ホテルが建ち並び、多くのカフェやレストランが軒を連ねています。
幸運を呼ぶ猪像 / ポルチェッリーノの噴水(Fontana del Porcellino)
メルカート・ヌオーヴォ(新市場)にある観光スポットです。この青銅製の野猪(いのしし)の像は、16世紀にピエトロ・タッカによって制作されました。イノシシの鼻を撫でると幸運が訪れ、イノシシの舌からのコイン落としに成功すると願い事が叶うというジンクスがあります。
オルサンミケーレ教会(Chiesa e Museo di Orsanmichele)
元々は13世紀に穀物市場として建てられましたが、14世紀に教会へと改築されました。この建物の特徴的な外観は、ゴシック様式の石造りの構造と、各面に設けられた彫刻を収めるニッチです。これらのニッチには、フィレンツェの主要な同業組合が寄贈した聖人像が安置されており、中にはドナテッロやギベルティなど、ルネサンス期の著名な芸術家による作品も含まれています。内部には、14世紀のフレスコ画や、聖母マリアの祭壇画として有名なオルカーニャの傑作「タベルナコロ」があります。
ネットゥーノ(ネプチューン)の噴水(Fontana del Nettuno)
1565年から1574年にかけてバルトロメオ・アンマンナーティによって制作されたこの噴水は、コジモ1世の海軍力を称えるために建造されました。中心には海神ネプチューンの巨大な大理石像が立ち、その周りには青銅製のニンフや海の生き物たちの像が配置されています。ネプチューンの顔はコジモ1世に似せて作られたと言われています。
オルトラルノ(Oltrarno)/ピッティ宮殿(Palazzo Pitti)
オルトラルノは、フィレンツェのアルノ川南岸に位置する歴史的な地区です。その名前は「アルノ川の向こう側」を意味し、かつては職人や労働者の居住地でした。この地区は、今日では芸術家のアトリエ、職人の工房、趣のある店舗が立ち並ぶ魅力的なエリアとして知られています。
ピッティ宮殿は、15世紀に建設が始まり、後にメディチ家の公邸となりました。現在は美術館や庭園として一般公開されており、ルネサンス期の芸術作品や豪華な宮殿内装を見ることができます。
オルトラルノとピッティ宮殿の関係は、この地区の歴史と発展を象徴しています。ピッティ宮殿の存在により、かつては庶民の住む地区だったオルトラルノに貴族や芸術家が集まるようになり、地区全体の文化的価値が高まりました。宮殿に隣接するボーボリ庭園とともに、ピッティ宮殿はオルトラルノ地区の中心的存在となりました。
休憩:Gelateria La Carraia(ジェラート)
フィレンツェでのジェラート巡りの3店舗目はこちらのジェラートをいただきました。
Googleマップでの評価が高かったのと行列になっていたので気になって試してみました。価格が安く味の種類が豊富でとても美味しかったです。
最終日:フィレンツェ(イタリア)からローマ(イタリア)へ移動
最終日の流れ
ホテル 6:00発
フィレンツェ(Firenze S. M. Novella)からオルビエト駅へ鉄道移動 6:40発
オルビエト駅(Orvieto)に8:55着
チヴィタ・ディ・バニョレージョ観光
オルビエト駅(Orvieto)からローマテルミニ駅(Roma Termini)へ鉄道移動 15:27発
ローマテルミニ駅に17:05着
ホテル タオルミーナ(Hotel Taormina)に17:40到着
最終日は早朝にホテルを出発してローマに移動しました。電車移動の途中に度重なる地震や風化で丘の周りが崩落している街チヴィタ・ディ・バニョレージョがあり、日帰りで立ち寄り、そのままローマへ移動するというプランを計画しました。詳しくはこちらの記事にまとめていますので興味のある方はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。私たちも渡欧前、たまたまテレビでこの街の特集を見たことがきっかけでスケジュールに組み込みました。イタリア周遊の中で立ち寄るルートとしてはとてもおすすめの観光地なのでぜひ検討してみてください。
美しく死にゆく街チヴィタ・ディ・バニョレージョへ移動
オルビエト(チヴィタ・ディ・バニョレージョ)からローマへ移動
まとめ
フィレンツェは観光スポットが盛りだくさんだったわね❤️
夏の観光は夜遅くまで明るいから長い時間観光できてお得感あるよね❤️
ぽぽ❤️
❤️ぽぽぽ
番外編:フィレンツェ土産
一時期日本で人気になった歯磨き粉「MARVIS」。日本で購入するよりも種類が多く価格も安いです。ドラックストアなどに置いてあったのでフィレンツェ産お土産としておすすめです。
移動と見学にかかった費用
1,13,14はトレニタリア鉄道公式より予約をしました。
2はBusItalis公式より予約をしました。
6はGetYourGuideより予約をしました。
10はアカデミア美術館公式より予約をしました。
| 経路 | 予約日 | 利用日 | 費用 |
1 | 【鉄道】ベネチア(イタリア)→フィレンツェ(イタリア) Stazione di Venezia Santa Lucia駅→Firenze Santa Maria Novella駅 トレニタリア鉄道 | 2023/5/5 | 2023/8/29 | EUR33.8 当時レート ¥5,138/2名 |
2 | 【休憩】VENCHI ジェラート1 | -現地支払 | 2023/8/29 | EUR3.6 当時レート ¥583 |
3 | 【バス】フィレンツェ⇔アウトレットThe Mall Florence駅⇔The Mall Firenze駅 BusItalia | 2023/7/1 | 2023/8/30 | EUR30 当時レート ¥4,813/2名 |
4 | 【飲食】Toscanino トマトパスタ、ラザニア、ビール2杯 | -現地支払 | 2023/8/30 | EUR51 当時レート ¥8,295/2名 |
5 | 【アウトレット】購入品 GIVENCY(ペア靴2)、HERNO(ダウンジャケット1)、GUCCI(レインブーツ1) | -現地支払 | 2023/8/30 | EUR1,178 当時レート ¥191,604/2名 |
6 | 【チケット】ウフィツィ美術館 ※早朝料金で事前予約 Get Your Guide | 2023/5/4 | 2023/8/31 | EUR51 当時レート ¥8,052/2名 |
7 | 【軽食】I Fratellini 生ハムパニーニ1,ポークローストパニーニ1 | -現地支払 | 2023/8/31 | EUR12 当時レート ¥1,915/2名 |
8 | 【休憩】Gelateria Home Made Firenze ジェラート1(ピスタチオ、マンゴー) | -現地支払 | 2023/8/31 | EUR3 当時レート ¥479 |
9 | 【食事】Trattoria Armando Tボーンステーキ1,スパイストマトパスタ1,ワイン2 | -現地支払 | 2023/8/31 | EUR136 当時レート ¥21,584/2名 |
10 | 【チケット】アカデミア美術館 | 2023/6/4 | 2023/9/1 | EUR32 当時レート ¥4,877/2名 |
11 | 【食事】Ostaria dei Centopoveri スペシャルランチセット2(ツナペンネ1,トマトペンネ1,ローストポーク1,ビーフの煮込み1,赤ワイン1,白ワイン1 | -現地支払 | 2023/9/1 | EUR24 当時レート ¥3,800/2名 |
12 | 【休憩】Gelateria La Carraia ジェラート1(ミックスベリー,ヨーグルト) | -現地支払 | 2023/9/1 | EUR2 当時レート ¥317 |
13 | 【鉄道】フィレンツェ(イタリア)→オルビエト(イタリア) Firenze Santa Maria Novella駅→Orvieto駅 トレニタリア鉄道 | 2023/5/5 | 2023/9/2 | EUR34.8 当時レート ¥5,291/2名 |
14 | 【鉄道】オルビエト(イタリア)→ローマ(イタリア) Orvieto駅→Roma Termini駅 トレニタリア鉄道 | 2023/5/5 | 2023/9/2 | EUR18.3 当時レート ¥2,782/2名 |
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