ハネムーン最終目的地スイス、個人手配で3泊4日スイスを旅行しました。スイスは一部を除きほとんどがネット予約で完結できるので個人手配旅行はオススメです。
また今回私たちはハネムーン途中のためイタリアのミラノからスイスのサンモリッツに向かいスイスを巡り最後はフランスパリに戻るルートで旅をしました。
日本からスイスへの直行便はありますが直行便の本数が少ないことや航空券がその他欧州行きの便よりも高額なため時間に余裕のある方は比較的便数が多いイタリア、フランスなどを含め旅行を計画することをオススメします。ハネムーンで3泊4日でスイス観光を検討されている方はこのルートがおすすめです。
スイスを3泊4日で堪能する鉄道の旅
今回のルート
ミラノ(イタリア)→ティラノ(イタリア)→サンモリッツ(スイス)※宿泊先はサメダン(スイス)
本記事では実際に私たちがスイスを旅行した経験をもとにスイスといえばココ!を網羅した3泊4日のモデルプランを紹介します。
街並み、ハイキング、ゴンドラでの大自然を体験しスイスの魅力を存分に味わうことができるプランを作成しました。
3泊4日ほどの日数でもスイスを満喫できるプランになっているのでぜひご参考にしてみてください。
目次
✈️スイス3泊4日のモデルコース
・1日目
ミラノ(イタリア)からティラノ(イタリア)を経由してベルニナ線でスイス絶景を満喫、サンモリッツ(スイス)の大自然を満喫
・2日目
サメダン(スイス)観光+チューリッヒ(スイス)観光
・3日目
チューリッヒ(スイス)からベルン(スイス)へ移動、ヨーロッパの鉄道駅で最も高いユングフラウヨッホの登頂を目指す(ハイキング+ゴンドラコース)
✈️スイスを個人手配で旅行するときの注意点
✈️スイス3泊4日のモデルコース
私たちがおすすめするモデルコースはこちら。日本からは飛行機でチューリッヒ空港を利用することが多いですが私たちはイタリアのミラノから電車でスイスに入りフランスのパリに戻るまで反時計回りで移動し、観光してきました。そのモデルコースを紹介します。イタリアからスイスに入国する方はぜひ参考にしてみてください。
・1日目
ミラノ(イタリア)からティラノ(イタリア)を経由してベルニナ線でスイス絶景を満喫、サンモリッツの大自然を満喫
・2日目
サメダン(スイス)観光+チューリッヒ(スイス)観光
・3日目
チューリッヒ(スイス)からベルン(スイス)へ移動、ヨーロッパの鉄道駅で最も高いユングフラウヨッホの登頂を目指すハイキング+ロープウェイコース
・最終日
ベルン(スイス)からパリ(フランス)へ電車移動
スイスの魅力をたっぷり詰め込んだ弾丸プランです!
ただし天気が悪いとユングフラウ地方といった山の観光はできません。私たちが移動した時は1日目の移動時の天気が悪くベルニナ急行はほとんどが霧の中という状況でした。それでも自然を満喫できましたがもっと日数を取れる方は天気のための予備日を設けられると良いかと思います。
1日目:ベルニナ線車窓からの大自然を満喫
1日目はベルニナ線をメインに楽しみつつ、イタリアのティラノ駅からサンモリッツまで移動しました。
1日目の流れ ミラノ中央駅(イタリア)を9:20発※早割適用有り ティラノ駅(イタリア)に12:05到着 ティラノ駅(イタリア)を13:41発 サメダン駅(スイス)16:10に到着、ホテルベルニーナ1865に宿泊
ベルニナ線はティラノ(イタリア)とサンモリッツ(スイス)を結ぶ絶景ルートを楽しむことができる鉄道線です。イタリアからスイスへ入国しますが、シェンゲン加盟国なので、国境審査はなく気づいたらスイスに入国しました。ベルニナ線にはベルニナ急行(ベルニナ・エクスプレス)と普通列車の2種類があります。
今回私たちは悩みに悩みに悩んだ末、普通列車を選択しました。ベルニナ普通列車に関する旅行詳細は別記事に詳しくまとめましたので興味のある方はこちらをご参照ください。
16:10頃にサメダン駅に到着し駅から徒歩で滞在先のホテルベルニーナ1865に向かいました。
サメダンは標高1,721mにある街。スキーシーズンや夏に賑わうエリアのようですが私たちが行った9月中旬は夏シーズンが終わっていたのか観光客はまばらでした。駅到着後はホテルへ徒歩移動しフロントでチェックイン。駅周辺道路は整備されていてとても綺麗な街でしたがホテルまで坂道が少しあり移動はちょっとだけ疲れました。ホテルは繁忙期でなかったのか部屋のグレードアップのサプライズも♡
スイスで初めて滞在した街で買い物には近くのCoop(コープ)を利用したのですが物価の高さに驚愕!!そもそも欧州の中でも比較的物価が高い国とは聞いていたのですが、物価高の影響や、為替による円安の影響などが重なりこれまで滞在してきたどこの国よりもダントツの高さでした。※当時(2023/9/15)レート1CHF(フラン)=164.76円
画像左よりサメダンのCoop、店内販売のスナック菓子、初日のCoop購入品
ロンドン🇬🇧でもお世話になったCoop!
ワクワクしますな!
ポ、ポテチが1,000円..?!
落ち着け、、半額商品を狙おう
なんとか今夜の夕食をGET!
総額はえっと..39.85CHF
日本円で¥6,611!?観光地価格か..
外食は恐ろしくてできませんな..
2日目:サメダン-チューリッヒ散策
2日目はサメダン、チューリヒッヒ散策。日本人観光客も比較的多かったチューリッヒで街並みやお土産探しなどメインでした。
2日目の流れ サメダン駅(スイス)を12:58発 チューリッヒ駅(スイス)に16:48到着
サメダン(スイス)ではホテルでチェックアウトギリギリまで滞在してチューリッヒ行きの電車まで少し時間があったのでサメダンを散策。Coopでスイス発祥のチョコレートメーカーLindt(リンツ)の板チョコと缶ビールを買い駅で食べながら待ちぼうけ。
サメダンは小さい街のため徒歩だけで散策できる場所はあまりありません。電車はホテルのチェックアウト時間に合わせてもう少し早めの時間に予約をしても良かったかも。(車などの移動手段があればも観光⭕️)
サメダンは観光をするというよりは雄大な自然の中でのんびり過ごす街だと感じました。初日に続き天気が曇りがちだったので快晴の時にこの大自然の景色を見れたらと思うとまたこの街に行きたいと思えるとってもステキな街でした。
サメダンからチューリッヒへ移動!
スイスの鉄道は車内がとてもキレイ!移動には2等席を利用しましたが向かい合いの座席の空間は広々としていてスーツケースを2つ置いてもゆったり過ごすことのできるスペースがあったのでリラックスして移動することできました。
車窓からの大自然も満喫することができます。電車はヴァレン湖、チューリッヒ湖の湖畔に沿って進んで行くのでを湖を見ながらの電車移動は最高でした。
チューリッヒ到着!
チューリッヒは銀行・金融の世界的な中心地で、スイス北部にあるチューリッヒ湖の北端に位置しています。チューリッヒ中央駅からホテルまでは路面電車で移動しました。移動自体は約10分ほどでしたがスイスハーフウェパスを使用しても2名で1,000円ほどと相変わらず物価高い印象..
ホテルはアクセスと価格を重視して今回の旅御用達チェーンホテルのイビス バジェット チューリッヒ シティ ウェストにお世話になることに。
旅行中に何度もイビスバジェットにはお世話になりましたがこちらのイビスにはケトルと電子レンジが!近くに大きい大きいスーパー(Coop)もありチューリッヒ中央駅からは少し離れますがとてもオススメのホテルです。
チェックイン後、チューリッヒ中央駅に戻り観光スタート。行きで購入した路面電車チケットは1時間券のためチューリッヒ駅に往復することができました。
・GLOBUS Zurich Warenhaus(デパート)
ドイツで購入したRIMOWAスーツケースのネジが早々に緩み1つ紛失したことに気づき、RIMOWAの店で修理してくれるのでは?ということでチューリッヒ RIMOWAで検索して近隣にあったショップへ。
こじんまりとした店内で中国人観光客で溢れていました。いざ私たちの番になり詳細を伝えるとここではサポートができないと言われます。次に向かうパリのショップであればその場で修理をしてくれるそうでこの場での修理は泣く泣く諦め最終地のパリで修理をすることにしました。
・Franz Carl Weber(おもちゃ屋さん)
スイスの木製おもちゃを見におもちゃ屋さんへ。スイスおもちゃと言ったらキュブロ!!2フロアもある大きなおもちゃ屋さんで木製おもちゃを探しましたがキュブロなどの木製おもちゃは日本の価格と変わらずむしろ為替レートが悪いので日本よりも高価でした‥😞
・Teddy’s Souvenir Shop AG(お土産屋さん)
チューリッヒマグネットを購入するためお土産屋を探したところよさそうなお店があったのでこちらへ。店内はスイス、チューリッヒ専門のお土産としてはNo1の種類があるお店だと思います。有名な鳩時計などが豊富な種類取り揃えられていたり、カウベルなど可愛いお土産がたくさん♡
・大聖堂(外観のみ)
最後に大聖堂へ。到着した時間が閉館の17:00を過ぎており外観のみを見学。
他の国よりも比較的日本人の観光客が多い印象でした。
チューリッヒ中央駅のすぐそばに大きなCoopがあったので夕飯を買いに行きました。サメダンが観光地価格で高いのかと信じていましたが結果は‥観光地価格は存在せず😭スイスは本当に物価が高いです。
定期的にカップヌードル食べたくなるよね..
ここで買ったアップルパイ美味しかったな
これで31.5スイスフラン。日本円で¥5,219!?
観光地じゃなくてもこの価格か..
3日目:ユングフラウヨッホへの登頂(電車・ゴンドラ+ハイキング)
3日目の流れ チューリッヒを7:19発 ベルンに8:10到着 ベルンを10:04発インターラーケン行き、乗り換えてグリンデンワルドターミナル駅で降車。ゴンドラのチケット購入してロープウェイ乗車。(絶対オススメ)メンリッヒェンで降車。 クライネ・シャイデック、アイガーグレッチャーまでを大自然の中ハイキング。(絶対オススメ) ユングフラウヨッホまで電車で移動。 ユングフラウヨッホから下山の電車17:20頃に乗車、21:22ホテル到着
当初予約していた電車は7:32発だったが当日掲示板に記載がなく窓口に聞いたところ(窓口が早朝対応している駅は珍しかった)電車が無くなったと言われ、7:19の電車に乗って欲しいと言われる。
宿泊するLos Lorentes Apartments Bern City、有人ではなく無人ホテルだったため荷物を預けられるか分からないまま向かう(事前にホテルにチェックイン時間を確認しておけると◎)
頂上のお店(レストラン、リンツ、お土産屋)は17:00で閉店するところが多いのでそれまでに行くことをおすすめです。(2時間半〜3時間確保しておくと十分楽しめます)
4日目:ベルンからパリ(フランス)へ
ベルン中央駅を12:04発、途中ローザンヌで乗り換えパリ(フランス)へ向かう。
✈️スイスを個人手配で旅行するときの注意点
スイスは自然や歴史的な街並みが数多くあり、高い質のサービスを受けられる場所として知られており魅力的な旅行先の1つです。
しかし、山などの自然に訪れる予定のある方は天候の変化や高山病の対策をしっかりとし、美しい景色を満喫しましょう。
トラブルを予防するには、十分な準備が重要になります。スイス旅行の事前準備と注意点についてお伝えします。
スイスは一般的に治安が良い国とされていますが、海外に行く場合は通常よりも警戒することが旅行者にはとても重要です。スイスの治安などに関連した情報を紹介します。
観光地でのスリなどに注意
スイスに限らず、観光地や人混みの場所では、スリなどの盗難リスクがあります。パスポートや現金など貴重品の管理には十分な注意が必要です。街観光の時はホテルのセーフティボックスを利用する、もしくは持ち物に鍵をつけるなどの対策をすることがオススメです。
防犯ポーチ、ネックウォレット、スマートフォンのホルダーケースなどを活用し貴重品を守りましょう。特に列車やバスなどの公共交通機関を利用する際は、財布やスマートフォンなどの貴重品を目の届く範囲で保管するようにしてください。また、長時間の電車移動の場合は大きなスーツケースと柱を自転車のワイヤーロックを活用し柱と繋げておく等して盗難に遭わないように対策をしてください。
私たちの旅行は3ヶ月と長い期間の旅行でしたので長時間の電車移動の際には必ず自転車のワイヤーロックで荷物置き場の柱と結んだり、ショルダーバックやリュックサックにはカギをかけるなど警戒していることがわかるようにすることで一度もスリなど事件に巻き込まれる事はありませんでした。
旅行中に何かあるとその出来事で旅行が台無しになってしまうので、やりすぎかも?と思われるくらい警戒することが重要です。
自転車盗難に注意
スイスでは街でも山岳地帯でも自転車を活用し観光や交通手段として利用されています。しかし、自転車盗難事件も多く発生しているようなので、自転車を利用する際には、ロックなどの盗難防止装置をしっかりと使用し盗難に遭わないように対策をしましょう。
海外旅行保険の加入
海外旅行前には、海外旅行保険に加入することを検討しましょう。私たちはクレジットカードに付帯の海外旅行保険を活用しました。クレジットカードによって保障内容が異なり、日々変化するので最新の内容を確認することが重要です。クレジットカードに付帯の海外旅行保険以外にも海外旅行保険がありますのでご自身にあった、また、必要に応じた十分な保険に加入しましょう。
2025年からETIAS導入予定
旅行前に必ずパスポートの有効期限を確認してください。
また、日本国籍を保有されてる方は現在、90日以内の観光や商用目的に渡航に対してはビザが不要でしたが、2025年に導入が予定されている渡航認証制度”ETIAS(エティアス)”施行後は、90日以内の観光や商用目的による渡航に際し、事前渡航認証の取得が必要となります。ETIAS(エティアス)は一般的なビザとは違いオンラインで手続きが完結します。必ず渡航前に確認、手続きを行いましょう。
参考:https://etias-web.com/switzerland_visa/
スイスフランへの換金は現地がお得
スイスの通貨は、スイスフランが使用されています。ほとんどの場所でクレジットカードが利用できるので、多くの現金を持っていく必要はありません。現地での支払いに備えて少量の現金は必要ですが、日本国内よりも一般的には現地で両替した方が換金レートが良いです。スイスの空港や駅などにある両替窓口、市内の銀行などで両替が可能です。
電圧とプラグの確認と準備
日本の標準電圧はAC100Vに対してスイスの電圧は他のヨーロッパ諸国と同じ230Vです。プラグの形状はタイプJとタイプCが一般的です。日本の電化製品を使用する場合は、変圧器を用意する必要があります。ただし、海外でも変圧器なしで使えるように自動電圧切り替え式(110V〜240V対応)の製品も多いので、製品ごと確認してみてください。
高山病に備えて
別記事で紹介するユングフラウヨッホなど山をハイキングする計画の方は2,000-3,000mを超える場所を移動することとなります。高山病を予防するには、
- しっかりと睡眠をとる
- 水分補給をこまめにする
- アルコールなどの摂取を避ける
- 高山病向けの薬を持参する
などです。心配な方は事前にしっかり備えましょう。
服装
- 通気性の良い服装(ハイキング中は暑くなることがあるため)
- ダウンなどの防寒着(持ち運べるサイズや軽量なものがおすすめ)
ハイキングコースは気温も上がり暑い場合もあるのでできる限り着脱可能な服装をおすすめします。
私たちが行った9月中旬頃も標高が高くなるにつれ段々と肌寒くなり所持していた防寒具を着重ねました。ユングフラウヨッホ駅の気温は1°Cでした。夏は0℃、冬は-10℃くらいになるようなので、しっかり防寒の装備をしていきましょう。
スイスは街も自然もとっても綺麗な場所だったね♡
EUの中でも一番物価が高かったけどスイスは想像以上に素敵な国でもっと時間をかけて別で旅行したいと思った場所だったなぁ💡また来ようね❤️
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