アルプスの大自然を満喫できるユングフラウ地方。
ユングフラウヨッホは、世界遺産に登録されているアレッチ氷河を見ることができる有名な観光スポットがあります。今回私たちのスイス巡りの最大の目的地でもありました。ユングフラウ地方に行くならぜひ行っておきたいところです!
この記事では実際に私たちが行った記録と共にユングフラウヨッホの観光に便利な情報をまとめました。ハネムーンで日帰りユングフラウヨッホを検討されている方はこのルートがおすすめです。
スイス巡りのハイライトスポット「ユングフラウヨッホ」
ユングフラウヨッホについて

ユングフラウヨッホがあるのは、スイスの中央部。首都ベルンの南方に広がる高地一帯はアレッチ氷河にアイガー・メンヒ・ユングフラウというスイス3名峰が含まれるアルプスきっての景勝地。
ヨーロッパの中で最も高い鉄道駅(3,454m)があり、鉄道でアクセス可能です。ユングフラウヨッホには観光施設が整備されていて、氷河の観光やハイキングができるようになっています。
また氷河の景色が美しく、スイス国内初の世界自然遺産認定エリアであるアレッチ氷河に含まれており世界自然遺産に「スイスアルプス・ユングフラウ・アレッチ」として登録されています。
私たちのオススメルート

ユングフラウヨッホへの行き方は、3種類あります。
- 電車+ロープウェイ+ハイキング
- 電車のみ
- 電車+アイガーエクスプレス(ゴンドラ)
今回私たちは大自然を満喫したいという思いからハイキングを組み込んだ1のルートでユングフラウヨッホを目指しました。アイガーエクスプレスというのは全26席のゴンドラです。2020年に新たに開通した交通手段でアイガーエクスプレスを使用すると時間短縮できます。

1.電車+ロープウェイ+ハイキング
私たちはベルンを起点に日帰りでユングフラウヨッホに行ってきました。ベルンからユングフラウヨッホまで私たちが使ったルートだと移動だけで約4時間半ほどかかりました。(ユングフラウヨッホでの滞在時間は約1時間ほどのためこれも含めると5時間半ほど)
行き
ベルン中央駅
⇩電車
インターラーケン駅
⇩電車
グリンデルワルドターミナル駅※グリンデルワルド駅の1つ手前にあるため間違えに注意
⇩ロープウェイ
メンリッヒェン駅
⇩ハイキング
クライネシャイデック駅
⇩ハイキング
アイガーグレッチャー駅
⇩電車
ユングフラウヨッホ駅
帰り
ユングフラウヨッホ駅
⇩電車
アイガーグレッチャー駅
⇩電車
クライネシャイデック駅
⇩電車
グリンデルワルド駅
⇩電車
インターラーケン駅
⇩電車
ベルン中央駅
ロープウェイから見る絶景【オススメ】

ハイキング途中の絶景【オススメ】

メンリッヒェン駅からクライネシャイデック駅までは比較的平坦な道で一部細い道などもありましたがハイキング初心者の方でも歩けるコースです。カウベルを付けた牛がたくさん放牧されており運が良ければ間近で見ることができとても癒されます。



クライネシャイデック駅からアイガーグレッチャー駅までは急な坂道となります。目の前にそびえ立つアイガー、メンヒ、ユングフラウの絶景を目ながらのハイキングとなるため体力は必要となりますがオススメのハイキングポイントです。(トレッキングポールなどをお持ちの方は持参すると◎)






アイガーグレッチャー駅までのハイキングを終え、最終地点のユングフラウヨッホ駅まで電車で向かいます。途中アイスメール駅で停車します。アイスメール駅では5分ほど停車するので、途中下車して氷河などの景色を楽しみましょう。停車は行きだけで、帰りは停車しないので注意してください。
2.電車のみ
インターラーケン駅からユングフラウヨッホ駅まで電車のみで行く場合2種類の行き方があります。
1.鉄道でアクセス:グリンデルワルド経由(2時間)
インターラーケン駅
⇩電車
グリンデルワルド駅
⇩電車
クライネシャイデック駅
⇩電車
ユングフラウヨッホ駅
2.鉄道でアクセス:ラウターブルンネン経由(2時間)
インターラーケン駅
⇩電車
ラウターブルンネン駅
⇩電車
クライネシャイデック駅
⇩電車
ユングフラウヨッホ駅
3.電車+アイガーエクスプレス
グリンデルワルド駅からアイガーグレッチャー駅までは、「アイガーエクスプレス」というロープウェーがあります。
アイガーエクスプレス&鉄道でアクセス(1時間30分)
インターラーケン駅
⇩電車
グリンデルワルド駅
⇩アイガーエクスプレス
アイガーグレッチャー駅
⇩電車
ユングフラウヨッホ駅
鉄道のみで行くよりも30分ほど所要時間を短縮できます。
ユングフラウヨッホのおすすめ観光スポット
ユングフラウヨッホの詳細はこちらにまとめました。
興味のある方はこちらもぜひご覧ください。
注意点
高山病に備えて
ユングフラウヨッホは3,000mを超える標高にあります。高山病を予防するには、
- しっかりと睡眠をとる
- 水分補給をこまめにする
- アルコールなどの摂取を避ける
- 高山病向けの薬を持参する
などです。心配な方は事前にしっかり備えましょう。
服装
- 通気性の良い服装(ハイキング中は暑くなることがあるため)
- ダウンなどの防寒着(持ち運べるサイズや軽量なものがおすすめ)
ハイキングコースは気温も上がり暑い場合もあるのでできる限り着脱可能な服装をおすすめします。
私たちが行った9月中旬頃も標高が高くなるにつれ段々と肌寒くなり所持していた防寒具を着重ねました。ユングフラウヨッホ駅の気温は1°Cでした。夏は0℃、冬は-10℃くらいになるようなので、しっかり防寒の装備をしていきましょう。
氷河ハイキングに必要なもの
氷河ハイキングをするなら、登山靴やアイゼン(雪上用のスパイク)、トレッキングポールなどの準備が必要です。運動靴は滑り歩けません。
私たちは荷物の関係上持参することができませんでしたが通常のハイキングコースでも疲れにくくなるので登山靴を持参することをおすすめします。
スイス旅行は割引パスが必須
スイスは鉄道料金が高額のため割引パスを活用することをおすすめします。
割引パスの種類&使い方をまとめてみました。
【割引パス】
- スイストラベルパス(スイス国内の鉄道、湖船、バスが乗り放題 ※一部登山鉄道は割引のみ)
- ハーフフェアカード(スイスの鉄道(ティラノからのベルニナ線含む)、バス、湖船、登山鉄道、ケーブルカー、ロープウェイなどが50%OFF)
割引パスは電車内で車掌さんが確認に来ますのですぐに提示できるよう印刷またはスクリーンショットをしておくことをおすすめします。
割引パスを使用したオンライン(SBBアプリ)での切符の購入方法の詳細はこちらの記事にまとめてみました。興味のある方はぜひご参考にしてください。
SBBアプリで切符を購入すると早割チケット(Supersaver Ticket)を利用できるので窓口で購入するより事前にSBBアプリで購入されることをおすすめします。
SBBアプリは切符の購入だけでなく、鉄道の乗換案内の検索もできるので旅行の前にダウンロードしておきましょう。
実際にかかった私たちの移動費
| 経路 | 予約日 | 利用日 | 費用 |
1 | ベルン→メンリッヒェン | 2023/7/24 | 2023/9/17 | CHF 74(スイスハーフフェアカード使用) 当時レート¥12,663/2名 |
2 | クライネシャイデック→ユングフラウヨッホ | 2023/7/24 | 2023/9/17 | CHF 65(スイスハーフフェアカード使用) 当時レート¥11,123/2名 |
3 | ユングフラウヨッホ→ベルン | 2023/7/24 | 2023/9/17 | CHF 129.6(スイスハーフフェアカード使用) 当時レート¥22,178/2名 |
まとめ
ユングフラウヨッホ観光に役立つ情報を紹介しました。
- ユングフラウヨッホへの行き方
①電車+ロープウェイ+ハイキング
②電車のみ
③電車+アイガーエクスプレス
時間に余裕があり大自然を満喫したい方ならハイキングも含めた①が絶対オススメです!時間に限りのある方は②③でも十分楽しむことができます♡ - ルート検索&切符の購入
スイスの交通系アプリSBBはインストールしておく - スイスの交通系割引パス「スイスハーフフェアカード」「スイストラベルパス」は必須
- ユングフラウヨッホ観光の所要時間
観光自体は1時間ほどで可能です。食事や休憩を挟みながらゆったりと過ごしたい場合は2時間ほどみておくと◎※氷河ハイキングをする場合は3-4時間ほどみておくと良いかと思います。
これからユングフラウ地方を観光する方の参考になれば幸いです。
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