ハネムーン途中、個人手配で2泊3日イタリアのベネチアに滞在し、ベネチア市街地、周辺を観光しました。
その前がスペインのバルセロナでしたのでベネチアへは飛行機を利用して移動しました。
現地ホテルや主要な観光地では簡単な英語も通じるので、言語が通じないということはほとんどなかったように思います。
その前のスペインのバルセロナ滞在に興味がある方はこちらの記事(Coming Soon..)を参照ください。
イタリアベネチアを2泊3日で堪能する旅
- 今回のルート
- ベネチアの2泊3日のモデルコース
- 1日目:バルセロナ(スペイン)からベネチア(イタリア)までの移動
- 2日目:ベネチア市街地散策
- リアルト橋(Ponte di Rialto)
- エルベリア広場(Campo Erberia)
- サンタマルゲリータ広場(Campo Santa Margherita)
- Small Caps
- アッカデーミア橋(Ponte dell’Accademia)
- サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂(Basilica Santa Maria della Salute)
- カッレ・ラルガxxⅡマルッツォ(Calle Larga XXII Marzo)
- サンマルコ広場(Piazza San Marco)
- 食事:La Piazza
- サンマルコ寺院(Basilica di San Marco)
- ドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)
- 食事:Taverna Scalinetto
- ため息橋(Ponte dei Sospiri)
- ノーヴァ通り(Strada Nova)
- 最終日:ベネチア(イタリア)からフィレンツェ(イタリア)へ移動
- ゴンドラ周遊ツアーチケット比較
- まとめ
- 移動と見学にかかった費用
今回のルート
バルセロナ(スペイン)→ベネチア(イタリア)
本記事では実際に私たちがイタリアのベネチアを拠点としてその周辺を旅行した経験をもとにナポリといえばこのルート!のモデルプランを紹介します。
ベネチアの2泊3日のモデルコース
私たちがおすすめするモデルコースはこちら。日本からは直行便が就航していないため、ミラノといった他の都市を経由することにより、ベネチア行きの便を利用することができます。
今回、私たちは周遊途中でしたのでその前に滞在していたスペインのバルセロナから飛行機で移動しました。遅延などなく順調に移動できれば飛行機で約2時間となります。スケジュール次第では移動当日に観光もできると思いますので事前の計画を立てると良いと思います。
・1日目
バルセロナ(スペイン)からベネチア(イタリア)まで移動
・2日目
※ゴンドラ遊覧は悪天候のためキャンセル返金
リアルト橋→エルベリア広場→サンタマルゲリータ広場→アカデミア橋→カッレ・ラルガxxⅡマルッツォ→サンマルコ広場→サンマルコ寺院→ドゥカーレ宮殿→ため息橋
→ノーヴァ通り
・最終日
ゲットー→サンジェレミア教会→ホテル(荷物受け取り)→サンタルチア駅
ベネチア(イタリア)からフィレンツェ(イタリア)へ移動
1日目:バルセロナ(スペイン)からベネチア(イタリア)までの移動
1日目の流れ
バルセロナ(スペイン)からベネチア(イタリア)までの移動
ホテル 11:00発
バルセロナ・エル・プラット国際空港に到着 12:00着
バルセロナ・エル・プラット国際空港を14:0517:48発※フライト遅延
ヴェネツィア・マルコポーロ空港に15:5520:00着
ヴェネツィア・マルコポーロ空港からバスでヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅へ移動 20:10発
ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅に20:50着
ホテル(ホテル フロリダ) 21:00着
当初はフライトが14:05発、16時にはベネチアに到着している予定で、夕方少しベネチア散策を計画していたのですが、まさかの大幅なフライト遅延に巻き込まれベネチアに21時に到着することとなります..海外では遅延は当たり前のようにあるので急な予定変更に狂わされないよう移動日はアクティビティなどを詰め込みすぎないよう柔軟なスケジュールを組んでおけると良いかと思います。
バルセロナ・エル・プラット国際空港のビジネスラウンジ
大幅なフライト遅延に巻き込まれたためビジネスラウンジに向かいました。一向にフライトのスケジュールが出ず、搭乗ゲートで待ちぼうけをしていたのですが、18時に搭乗開始とアナウンスがあったので搭乗ゲートとはかなり離れていた【Sala VIP Colomer】ビジネスラウンジに向かいました。【Sala VIP Colomer】は飲み物、食べ物の種類が多く、今まで利用していたビジネスラウンジの中でも上位に来るほど綺麗で充実したビジネスラウンジでした。しかしビジネスラウンジに到着直後にフライトスケジュールを確認すると、18時の搭乗開始のはずが「last call」という表示になっており急いで搭乗ゲートに引き返しました。搭乗ゲートに到着すると私たちの分の航空券がオーバーブッキングで乗れるかどうかわからない事態に…踏んだり蹴ったりでしたがなんとか搭乗することができました。オーバーブッキングは他の航空会社ではありませんでしたが、席指定をしていないなどの場合、まれにあるようなのでご注意ください。
マルコポーロ空港からサンタ・ルチーア駅までの移動
空港からベネチア中心部まではエアポートバスを利用して20分ほどで移動することができます。
空港に到着するとバス会社のカウンターがいくつかあるのでチケットを購入することが可能です。
宿泊:ホテル フロリダ
ベネチアのホテルはどこもとても高額です。ベネチアは水の都と言われている綺麗な場所ですので、道路が石畳になっており、橋が多い地域です。ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅から離れれば離れるほど大きな荷物を持っての移動が大変になるので、ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅の近くにホテルを確保することをお勧めします。しかし、駅の近くのエリアのホテルはとても高額になるので立地、価格の両方を比較しホテルを検討してください。私たちの泊まったホテルは立地がとてもよく、価格も比較的リーズナブルな金額でしたが、裏通りの小道沿いにあり、夜だったためか薄暗く良い印象とはいえない外観だったのと、部屋自体もとても質素な感じでした。寝るだけであれば十分ですが(私たちは周遊中でベネチアではリッチなホテルというよりは寝れればokでした)、ベネチアをメインに来られる方などは予算と立地面からホテルを選ばれると良いかと思います。
食事:Trattoria Il Vagone
ベネチアに到着後、ホテルからすぐの場所に 美味しそうなレストランを発見しました。遅い時間だっため他のお客さんが1組くらいしかおらず入店を少し戸惑いましたが思い切って入店。
イカ墨パスタ、海鮮パスタ、エビのグリルを注文しました。ベネチアイカ墨パスタ比較の記事でも詳細を載せていますが、滞在中に食べたイカ墨パスタの中で私たちの中では一番でした。オーナーさんも気さくに話しかけて自家製ワインをくださったり、とても素敵なお店だったのでベネチアに訪れた際は必ずこのお店でイカ墨パスタを堪能してみてください。
2日目:ベネチア市街地散策
2日目の流れ
ホテル 10:00発
リアルト橋 10:30-10:40
エルベリア広場
サンタマルゲリータ広場
Small Caps
アッカデーミア橋
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂
カッレ・ラルガxxⅡマルッツォ
サンマルコ広場 10:55-11:15
食事:La Piazza 11:20-12:20
サンマルコ寺院
ドゥカーレ宮殿 16:45-16:50
食事:Taverna Scalinetto 17:05-18:20
ため息橋 18:25-18:35
ノーヴァ通り
ホテル(ホテル フロリダ) 20:00着
リアルト橋(Ponte di Rialto)
リアルト橋はベネチアを代表する歴史的建造物の一つで、カナル・グランデ(大運河)に架かる最古の橋として知られています。16世紀末に完成したこの石造りのアーチ橋は、その優美な姿で多くの人々を魅了してきました。橋の上には小さな店舗が並び、観光名所であると同時に商業施設としても機能しています。ベネチアの経済的・文化的中心地として長く栄えてきたリアルト橋は、今でも観光客に人気のスポットです。橋からは、ゴンドラや水上バスが行き交う大運河の絶景を楽しむことができ、ベネチアの魅力を存分に味わえる場所となっています。
エルベリア広場(Campo Erberia)
エルベリア広場はベネチア本島の北西部に位置し、地元の人々や観光客に親しまれている魅力的な公共空間です。その名前は「野菜畑」を意味し、かつてこの場所が野菜市場として使われていたことに由来します。広場はカナル・グランデに面しており、水上バスの停留所があることから、ベネチアの水上交通の要所としても機能しています。周囲には歴史的な建物や小さなカフェが立ち並び、ゆったりとした雰囲気を醸し出しています。地元の人々にとっては日常的な憩いの場所であり、観光客にとってはベネチアの日常生活を垣間見ることができる貴重なスポットです。また、広場からは対岸のサン・ミケーレ島を望むことができ、ベネチアの美しい景観を楽しむこともできます。
サンタマルゲリータ広場(Campo Santa Margherita)
サンタマルゲリータ広場はベネチアのドルソドゥーロ地区にある、魅力的で活気に満ちた公共空間です。地元の人々に愛されるこの広場は、観光客が比較的少ない場所にあり、ベネチアの日常生活を体験できる貴重なスポットとなっています。広場の中心には美しい井戸があり、周囲には歴史的な建物や教会が立ち並んでいます。昼間は地元の人々が集まり、子供たちが遊ぶ姿が見られ、夜になると若者たちで賑わう人気のバーやレストランがオープンします。また、近くにはベネチア芸術大学があることから、学生たちの姿も多く見られ、文化的な雰囲気も感じられます。サンタマルゲリータ広場は、観光地化されていない素朴なベネチアの魅力を味わえる場所として、静かな人気を集めています。
Small Caps
サンタマルゲリータ広場を後に周辺を散策していると何やらアートが壁一面に貼られたこぢんまりとしたお店を発見します。
気になって入ってみるとクリエイターによるとてもユニークなポスター画のお店でした。ベネチアをテーマにした数々の作品に魅了されて私たちも作品を購入してしまいました。ベネチア旅行の思い出にぴったりな品々を見つけられる場所として人気があります。作品が気になった方はInstagramなどでも発信しているのでぜひチェックして、現地に行った際は立ち寄ってみてください。(ネットでも購入できるようですがベネチアから日本への配送料が高いので現地購入がお勧めです)
アッカデーミア橋(Ponte dell’Accademia)
アカデミア橋はベネチアのカナル・グランデ(大運河)に架かる三つの橋の一つで、サン・マルコ地区とドルソドゥーロ地区を結ぶ重要な歩行者用の橋です。その名前は近くにあるアカデミア美術館に由来しています。1933年に一時的な構造物として木造で建設されましたが、その後恒久的な橋となり、現在でも多くの人々に利用されています。橋の上からは、大運河の美しい景色やサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会の壮大なドームを眺めることができ、絶景スポットとして人気があります。また、芸術愛好家にとっては、アカデミア美術館への近道としても重要な役割を果たしています。シンプルながら優雅な外観のアカデミア橋は、ベネチアの景観に溶け込みつつ、独自の魅力を放つ観光名所となっています。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂(Basilica Santa Maria della Salute)
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂は、イタリアのベネチアにある17世紀のバロック様式の教会です。1630年のペスト流行からの解放を記念して建てられました。建築家バルダッサーレ・ロンゲーナによって設計され、1631年に建設が始まり、1687年に完成しました。
この教会は、グランド・カナルの入り口に位置し、その特徴的な八角形のドームと白い石灰岩の外観で知られています。内部は豪華な装飾が施され、ティツィアーノやティントレットなどの有名な画家による芸術作品が展示されています。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂は、ベネチアの象徴的な建造物の一つとして、毎年11月21日に行われる祝祭「フェスタ・デッラ・サルーテ」の中心地となっています。
カッレ・ラルガxxⅡマルッツォ(Calle Larga XXII Marzo)
カッレ・ラルガ XXII マルツォ(Calle Larga XXII Marzo)は、イタリアのベネチアにある主要なショッピングストリートの一つです。サン・マルコ広場からアカデミア橋へと続くこの通りは、19世紀に造られ、ベネチアの中でも最も広くて歩きやすい通りの一つとされています。カッレ・ラルガ XXII マルツォには、ルイ・ヴィトンやプラダ、グッチといった高級ブランドの店舗や、地元のジュエリーショップやガラス工芸品の店が立ち並び、ショッピングを楽しむ観光客に人気のスポットです。また、通り沿いにはベネチアの伝統的なカフェやレストランもあり、街の雰囲気を楽しみながら買い物や食事を楽しむことができます。
サンマルコ広場(Piazza San Marco)
サンマルコ広場(Piazza San Marco)は、イタリアのベネチアにある最も有名で象徴的な広場です。「ベネチアの心臓」とも呼ばれるこの広場は、ベネチア共和国時代から政治、宗教、社会の中心地として重要な役割を果たしてきました。広場には、サン・マルコ大聖堂(Basilica di San Marco)、ドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)、鐘楼(Campanile)などの歴史的建築物が建ち並び、その壮麗な建築と豊かな歴史が訪れる人々を魅了します。また、広場の周囲にはカフェやレストランがあり、観光客や地元の人々で賑わう人気の観光スポットです。サンマルコ広場は、ベネチアの文化と歴史を感じられる場所として、世界中から多くの人々が訪れます。私たちが行ったときはちょうどゲリラ豪雨に見舞われ軽い水害のような状態でした..笑
食事:La Piazza
観光エリアに位置しており2023年8月時点でGoogleレビュー数が6,000件ほどあり好意的なレビューもあったので利用しました。昼前だったこともあり店内は数名ほどしかおらず、店内は清潔で広かったです。マルゲリータピザとイカ墨パスタを注文しました。ベネチアイカ墨パスタ比較の記事でも詳細を載せていますのでぜひ参考にしてみてください。
サンマルコ寺院(Basilica di San Marco)
サン・マルコ寺院(Basilica di San Marco)は、イタリアのベネチアにある壮麗なカトリック教会で、街の象徴的な建物の一つです。ビザンティン様式を基調とし、豪華なモザイク画や金箔で飾られた内部は、訪れる人々を魅了します。11世紀に完成したこの寺院は、ベネチアの守護聖人である聖マルコの遺骸を納めるために建てられました。特に、寺院の正面にある「黄金の祭壇画」(Pala d’Oro)や、四頭の青銅製の馬像が飾られたテラスが有名です。サン・マルコ寺院は、宗教的な重要性と建築的な美しさを兼ね備え、毎年多くの観光客が訪れるベネチアの名所の一つです。
ドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)
ドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)は、イタリアのベネチアにある壮麗なゴシック様式の宮殿で、かつてはヴェネツィア共和国の総督(ドージェ)の居住地であり、政治と行政の中心地でした。宮殿は、豪華な装飾が施されたファサードと壮大な大広間、絢爛な絵画や彫刻がある内装で知られています。中でもティントレットやヴェロネーゼなどの巨匠たちの作品が展示されており、芸術愛好家にとっても見どころが多い場所です。また、内部の「ため息橋」(Ponte dei Sospiri)や秘密の牢獄(Prigioni Segrete)も見学することができ、ヴェネツィアの歴史と文化を体験できる観光名所となっています。
食事:Taverna Scalinetto
この日2度目のイカ墨パスタを食べに行くことにしました。イカ墨パスタ、海鮮(イカ、エビ)のフリットを注文。フリットは揚げたてでサクサクふわふわした食感でとても美味しかったです。イカ墨パスタは、麺が太めでもちもちとして麺がとにかく美味しかったです。ベネチアイカ墨パスタ比較の記事でも詳細を載せていますのでぜひ参考にしてみてください。
ため息橋(Ponte dei Sospiri)
ため息橋(Ponte dei Sospiri)は、イタリアのベネチアにある有名な橋で、ドゥカーレ宮殿と旧牢獄を結んでいます。17世紀に建設されたこの橋は、白い石灰岩で作られた美しいバロック様式のデザインが特徴です。名前の由来は、囚人たちが宮殿の裁判所から牢獄へ移送される際、この橋を渡りながら最後に見るベネチアの景色に「ため息」をついたことから来ています。現在では、観光客に人気の写真スポットであり、ベネチアのロマンティックな雰囲気を象徴する名所となっています。
ノーヴァ通り(Strada Nova)
ノーヴァ通り(Strada Nova)は、イタリアのベネチアにある主要なショッピングストリートで、カンナレージョ地区を通り抜け、サンタ・ルチア駅からリアルト橋方面へと続く通りです。19世紀後半に都市計画の一環として造られたこの通りは、ベネチアの伝統的な狭い路地とは対照的に、広くて歩きやすいのが特徴です。ノーヴァ通りには、多くのショップ、カフェ、レストラン、スーパーマーケットが立ち並び、地元の人々や観光客で賑わうエリアです。ベネチアらしい街並みを楽しみながらショッピングや食事ができる、便利で活気のある通りとして知られています。
最終日:ベネチア(イタリア)からフィレンツェ(イタリア)へ移動
最終日の流れ
ホテル 11:00発
ゲットー 11:20-11:35
サンジェレミア教会 11:40-11:50
食事:Trattoria Bar Pontini 12:10-13:15
ベネチア(イタリア)からフィレンツェ(イタリア)へ15:26出発
フィレンツェに17:39到着
ホテルに18:21到着、ベルビュー ハウスに宿泊
最終日、フィレンツェまでの移動前少し時間があったのでベネチア散策をしました。ベネチアからフィレンツェまでは鉄道で移動しました。
ゲットー(Ghetto di Venezia)
ベネチアのゲットー(Ghetto di Venezia)は、イタリアのベネチアにある歴史的な地区で、世界で最初の「ゲットー」として知られています。1516年、ヴェネツィア共和国はユダヤ人をこの地域に居住させる法令を出し、以後ここがユダヤ人コミュニティの中心地となりました。ゲットーは「カンナレージョ地区」に位置し、高い建物が立ち並ぶ独特の街並みが特徴です。現在もいくつかのシナゴーグやユダヤ博物館が残っており、ユダヤ人の歴史と文化を学べる重要な場所です。ベネチアのゲットーは、歴史的な遺産として、訪れる人々に多様な文化と共生の歴史を感じさせる観光名所となっています。
サンジェレミア教会(Santuario di Lucia – Chiesa dei Santi Geremia e Lucia)
サン・ジェレミア教会(Chiesa di San Geremia)は、イタリアのベネチアにあるカトリック教会で、カンナレージョ地区に位置しています。11世紀に創建され、何度かの改築を経て、現在のバロック様式の姿になりました。この教会は、ベネチアの守護聖人の一人である聖ルチアの遺体が安置されていることで有名です。内部はシンプルながらも美しい装飾が施されており、静かな祈りの場として、また観光客にも人気のスポットです。サン・ジェレミア教会は、ベネチアの宗教的な歴史と文化を感じることのできる重要な場所です。
食事:Trattoria Bar Pontini
最終日、日本人Youtuberが紹介していてとても美味しいとのことだったのと、Google Mapでのレビューも評価が高かったのでこちらを利用しました。運河沿いにあり、開店するとたちまち満席になる程人気のお店です。
ここでは海鮮パスタとイカ墨パスタを注文しました。ベネチアイカ墨パスタ比較の記事でも詳細を載せていますのでぜひ参考にしてみてください。
ベネチアからフィレンツェへ移動
鉄道はイタリアではお馴染みトレニタリア鉄道を使っての移動でした。以後イタリア国内は鉄道を中心に移動することになります。イタリアモデルコース(Coming Soon..)、フィレンツェ、ローマ(Coming Soon..)、ナポリ、アマルフィ、バーリ、ミラノ(Coming Soon..)など都市別、テーマ別に記事がありますので興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
ゴンドラ周遊ツアーチケット比較
ベネチアのゴンドラツアーは、水の都を訪れる観光客にとって必須ともいえる体験です。細長い黒塗りのボートに乗り、熟練のゴンドリエーレが操る舟に身を任せ、街の細い運河を巡ります。通常40分から50分ほどの乗船時間で、水上から主要な観光スポットや歴史的建造物を鑑賞することができます。料金は比較的高めですが、ロマンチックな雰囲気と独特の視点からベネチアの魅力を堪能できることから、多くの観光客に人気のアクティビティとなっています。
なぜベネチアではゴンドラが有名になったの?
ベネチアは、118の小さな島々から成る潟湖都市で、数多くの運河が街を縦横に走っています。このような水路網は、かつては主要な交通手段として不可欠でした。ゴンドラは、この環境に完璧に適応した船舶として15世紀頃から発展しました。
ゴンドラの細長い形状と平底の設計は、ベネチアの浅い運河や狭い水路を航行するのに理想的でした。また、一人のゴンドリエーレが操縦できる軽量な構造は、機動性と効率性を両立させました。
16世紀から18世紀にかけて、ゴンドラはベネチアの貴族や富裕層の間で人気を博し、贅沢な装飾が施されるようになりました。この時期、ゴンドラは単なる交通手段を超え、ベネチアの文化と芸術を体現する象徴となりました。
19世紀以降、近代的な交通手段の発達によりゴンドラの実用的な役割は減少しましたが、その独特な魅力と歴史的価値が認識され、観光の目玉として再評価されました。ロマンチックな雰囲気や職人技が評価され、ベネチア観光に欠かせない体験として世界的に有名になりました。
今日、ゴンドラはベネチアの伝統と文化遺産の重要な一部として認識され、その独特な形状と操縦技術は、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。このように、実用性から始まり、文化的シンボルへと進化したゴンドラの歴史が、その名声の基盤となっています。
ゴンドラ周遊ツアーチケット比較
※入場券のみ2024年8月25日時点、予約日2024年10月25日最安価格の2名分の比較
私たちは、当時最安値だったGetYourGuideで購入しました。時期やキャンペーンなどのタイミングで価格が異なるので事前予約する方は上記を参考に比較して購入すると良いかと思います。
GetYourGuideで購入した際に発行されたチケット=入場チケットではありません。当日は指定された場所(私たちは聖ヴィート大聖堂近くの階段でした)に待機しているスタッフにチケットを提示して入場チケットと引き換えてもらう形となります。他予約サイトは異なる場合もありますので予約したチケットサイトの案内をよく読んで当日行動してください。
キャンセル時の対応について
今回私たちもベネチアハイライトの1つとしてゴンドラ周遊ツアーの予約を2日目にしていました。しかし直前にゲリラ豪雨にあい、急遽キャンセルすることになってしまいます。ハイライトでとても楽しみにしていたのでこれだけがベネチアの唯一の心残りでした..その際のキャンセル対応について少し手間がかかったので記録しておきます。(これから行かれる皆さんはキャンセルがないことが一番)
当日集合場所に行きキャンセル手続きをお願いしたのですが、正式な処理は予約サイトからするようにと言われます。当日は他の予定もそのあと控えていたのでホテルに帰った後に予約をしたGet Your Guideより問い合わせをしたところ当初はすでにツアーがシステム上催行されているため返金はできないとの主張だったのですが、豪雨のため現地でキャンセルを了承してもらったこと(厳密には時間変更をすることもできる選択肢があったのですがこの後の予定もあったのでキャンセルを選択しました)、などを詳細にメールで記載して返答した結果、無事返金してもらうことができました。
一度断られても正当な理由があればキャンセル処理はしてもらえると思いますので、できれば現地で了承を得た証拠(現地やり取りの動画や現地で対応した方の所属会社や名前など)を記録しておけるとよりスムーズに進められるかと思います。
ほとんどのケースでキャンセルに遭遇することはないと思いますが、同じケースに遭遇した場合はGet Your Guideに限らず他のサイトでも活用できるかと思います。ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
ベネチアはイカ墨を食べ尽くしたわね❤️
ゴンドラは残念だった..天気が良い日にまたいつかきたいな❤️
ぽぽ❤️
❤️ぽぽぽ
移動と見学にかかった費用
1はVueling Air公式より予約をしました。
3はGet Your Guideより予約をしました。
| 経路 | 予約日 | 利用日 | 費用 |
1 | 【飛行機】バルセロナ(スペイン)→ベネチア(イタリア)Vueling Air | 2023/4/13 | 2023/8/27 | EUR290.98 当時レート ¥43,172/2名 |
2 | 【バス】ヴェネツィア・マルコポーロ空港→ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅 Aero Bus | -(現地支払) | 2023/8/27 | EUR20 当時レート ¥3,228/2名 |
3 | 【アクティビティ】ゴンドラ遊覧ツアー ※雨天のためキャンセル返金 | 2023/5/8 | 2023/8/28 | EUR61 当時レート ¥9,659/2名 |
4 | 【ポスター画】Small Caps | -(現地支払) | 2023/8/28 | EUR40 当時レート ¥6,473/2名 |
| 店名 | 予約日 | 利用日 | 費用 |
1 | Trattoria Il Vagone イカ墨パスタ1,エビグリル1,シーフードパスタ1,ビール2 | -(現地支払) | 2023/8/27 | EUR71.5 当時レート ¥11,540/2名 |
2 | La Piazza ワイン2,イカ墨パスタ1,マルゲリータピザ1 | -(現地支払) | 2023/8/28 | EUR39.5 当時レート ¥6,392 |
3 | Taverna Scalinetto お通し,ビール1,ワイン1,イカ墨パスタ1,イカとエビのフライ1 | -(現地支払) | 2023/8/28 | EUR59 当時レート ¥9,547 |
4 | Trattoria Bar Pontini 赤ワイン1,白ワイン1,イカ墨パスタ1,シーフードパスタ1 | -(現地支払) | 2023/8/29 | EUR48 当時レート ¥7,782/2名 |
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