ドイツ[個人手配]「シンデレラ城のモデルになった城」ノイシュバンシュタイン城 日帰りおすすめ旅行&モデルコース

ハネムーンの途中、ドイツ国内を電車で移動しながら滞在しました。その途中個人手配で3泊4日ミュンヘンに滞在しました。この記事ではミュンヘン滞在2日目、シンデレラ城のモデルともなったと言われているノイシュバンシュタイン城を散策した詳細を写真と共にご紹介したいと思います。

2日目以外のミュンヘン周辺散策の様子などはモデルコースの記事、3日目ローテンベルクの記事、RIMOWA購入に関する記事がありますので興味がある方はぜひご覧ください。

またミュンヘン滞在前は世界遺産地域であるオーバーヴェセルの中世時代の城に滞在していました。こちらも興味のある方はぜひご覧になってみてください。

シンデレラ城のモデルとなったノイシュバンシュタイン城

記事で訪れたエリアでも使えた旅のバイブル!レンタル不要!
136カ国で使えるチャージ型モバイルルーター

🉐10%OFFクーポンはこちら
【SWEETEEDUMBO】
対象商品:海外5GB・日本10GB+海外5GB付

ノイシュバンシュタイン城について

ノイシュバンシュタイン城は、ドイツ南部バイエルン州にある世界的に有名な城です。19世紀の浪漫主義の雰囲気を醸し出す姿から「童話の城」とも呼ばれています。

この城は1869年から1886年にかけてバイエルン王ルードヴィヒ2世の命により建設されました。中世の騎士ロマンを夢見た王の理想を体現した城で、外観は濃い黄色の外壁と尖塔、装飾の施された屋根が特徴的です。

内部もロマンティックな雰囲気に包まれた豪華な造りで、美しい客室や大広間、王の私室などがあります。城の中庭からは雄大なアルプス山脈を一望でき、絶景を楽しめます。

現在ノイシュバンシュタイン城は世界有数の観光名所となっており、年間150万人以上が訪れる人気の観光地です。ディズニーランドの「シンデレラ城」のモデル、また「白雪姫の城」にも似ていると言われており、多くのインスピレーションをディズニーにもたらしたと言われているドイツを代表する名城です。

ノイシュバンシュタイン城の見どころ

ノイシュバンシュタイン城周辺の見所といえば

  1. ノイシュバンシュタイン城(ルートヴィヒ2世)
  2. ホーエンシュヴァンガウ城(ルートヴィヒ2世の父、マクシミリアン2世が再建)
  3. マリエン橋(ノイシュバンシュタイン城を正面に見れる絶景スポット)

ヨーロッパで随一の人気の観光地なので、観光シーズンには長蛇の列ができます。
またノイシュバンシュタイン城内に入るためには事前にチケットを予約する必要があります。チケットの買い方など記事でご紹介する方法をご活用ください。

2日目の流れ
ホテル 9:00発
鉄道移動(ミュンヘン中央駅→Füssen) 9:41-11:42
バス移動(Füssen→ノイシュバンシュタイン城※麓のバス停)11:50-12:00
徒歩移動(バス停→ノイシュバンシュタイン城)12:00-12:35
マリエン橋 13:20-13:55
周辺観光 14:00-15:00
休憩 15:10-16:00
城内 16:05-17:00
周辺観光 17:00-17:30
バス移動(ノイシュバンシュタイン城※麓のバス停→Füssen)17:40-17:50
鉄道移動(Füssen→ミュンヘン中央駅)18:53-20:45
ホテル帰宅 21:00

ミュンヘンからノイシュバンシュタイン城までの行き方

ミュンヘンからノイシュバンシュタイン城はBRB(Bayerische Regiobahn GmbH バイエルン地方鉄道)鉄道で行くことができます。私たちはミュンヘンに滞在していたのでミュンヘン中央駅から最寄りのFüssen駅まで鉄道で行きました。

ミュンヘン中央駅からフュッセン駅(Füssen)までの列車の所要時間は約2時間です。Füssenからはノイシュバンシュタイン城までの路線バスがでているので乗り換えてさらに移動した後、徒歩(もしくは馬タクシー、バス)で約30分ほど移動してノイシュバンシュタイン城に到着します。

最新の時刻表:BRBの公式サイト(Bayerische Regiobahn GmbH

Füssen到着後、路線バスへ

Füssenに到着後、バス停へ向かいます。電車の到着時間に合わせてのダイヤですが、基本的に1時間に1本程度です。混み合う朝から昼の時間帯は1時間に2~3本に増えますが、夏などのハイシーズンはとても混み合うので出来るだけ急いでバス停に向かってください。私たちの利用した2023年7月はバス停が駅を出て右側の一番奥にバス停がありました。列を作っていてもお構いなしに割り込みしてくるのでバスが来たらすぐに乗りましょう。
後述のバイエルンチケットを利用する場合は別途バスチケットを買う必要はありません。

最寄り駅のホーエンシュヴァンガウ到着

ホーエンシュヴァンガウまではバスで約10分ほどで到着します。
チケットを事前購入した場合でもチケットセンターでチケットに交換する必要があるという記事があったので、チケットセンターに行きましたが、現在は(2023年7月時点)、事前購入のチケットの場合は直接入場できるとのことです。
事前購入の方以外はチケットセンターでチケットを購入ください。チケットセンターはバス停から徒歩3分ほどの場所にあります。

移動にはバイエルンチケットを使用

バイエルンチケット(Bayern-Ticket)とは、ドイツのバイエルン地方の交通機関が乗り放題になるチケットです。利用できる交通機関は、ドイツDB運営の列車(特急列車を除く)・バス・トラム・地下鉄です。私たちは今回のノイシュバンシュタイン城と翌日のローテンベルク観光の移動でこのバイエルンチケットを活用しました。バイエルンチケットの購入はDB(ドイツ鉄道)公式サイトより予約することが可能です。

チケットの買い方や料金表など詳しくはバイエルンチケットの記事がありますので興味がある方はこちらを参照してください。

ノイシュバンシュタイン城チケット予約方法

ノイシュバンシュタイン城は超人気観光地のためハイシーズンには当日券が売り切れることもあるので、オンラインでのチケット事前予約が必須です。予約は公式サイトでできます。英語とドイツ語しかないため少しハードルが高いかもしれませんが、流れを理解できれば予約できますのでこちらの予約方法を参考にして予約を検討してみてください。また私たちはノイシュバンシュタイン城の見学のみでホーエンシュヴァンガウ城は外からみたのみで内部は見学していません。セットでのチケットもこちらから予約できますので両方興味のある方はこちらも検討してください。

ノイシュバンシュタイン城チケットを選択

公式サイト、チケット種別のところでノイシュバンシュタイン城のチケットを選択、利用人数を選択してください。

日程と利用者の種別を選択

カレンダーがでてきますので見学希望日を選択、大人、子供などの種別を選択してください。※子供は17歳以下

時間を選択

希望する入場時間を選択してください。オーディオガイドは日本語に対応しています。Audio Guideと記載されている時間を選択してください。

申し込み内容を確認

申し込み内容を確認し問題なければ進んでください。

申し込み者の情報を入力

氏名、住所、メールアドレスを入力してください。利用規約にすべて同意したら進んでください。

支払い情報を入力

支払い情報を入力して決済をすれば予約完了です。登録したメールアドレス宛にチケットが送られてきます。支払いはクレジットカード(Visa,Master Card,JCB,American Express,Dinnersに対応)またはPay Palに対応しています。

チケットの入手

予約が完了したらメールに領収書やマップ、規約事項と合わせてチケット(Ticket-と記載のPDF)が送られてきます。

見学ルート

私たちはノイシュバンシュタイン城への入場が16:05と少し遅めだったこともあり、前半にマリエン橋を中心とした周辺散策をしました。マリエン橋からのノイシュバンシュタイン城は圧巻でした。スケジュール上中を見ることができませんでしたがホーヘンシュヴァンガウ城やバイエルン王の博物館なども余裕がある方は計画するのも良いかと思います。

マリエン橋 13:20-13:55
周辺観光 14:00-15:00
休憩 15:10-16:00
城内 16:05-17:00
周辺観光 17:00-17:30

マリエン橋

ノイシュバンシュタイン城の北西約200mに位置する石造りの歩行者専用橋です。全長約90m、高さ約40mの場所にあり、ポルナウ渓谷を渡っています。この橋からは、ポルナウ峡谷に囲まれたノイシュバンシュタイン城を正面から眺められ、城とアルプス山脈を一望できる絶景が広がります。城を最も見事に見渡せるスポットとして有名です。橋の名前は、バイエルン王ルードヴィヒ2世の母マリー・フリーデリケにちなんでいます。橋の両側には石造りの烏帽子岩があり、岩肌の上を歩くスリルも味わえます。

ノイシュバンシュタイン城を訪れる観光客でにぎわう人気の撮影スポットで、城を一番の景観で堪能できるハイライトとなっています。

展望台

マリエン橋の次におすすめしたいノイシュバンシュタイン城を見下ろせる絶景スポットは展望台です。
マリエン橋を奥に進み、舗装されていない山道を登ると展望台スペースがあります。マリエン橋よりも人が少なくゆっくりと鑑賞できるので是非行ってみてください。しかし、舗装されていない道なので足元には十分注意してください。

周辺観光①

マリエン橋を終えた後は周辺を散策しました。ルートヴィヒ2世の父が再建したホーエンシュヴァンガウ城やその周りの景色一帯が見渡せる道や、楽器を使いストリートライブを行っていたり、歩いているだけでも中世の景色や歴史を感じることができるのでおすすめです。

休憩:Schlossrestaurant Neuschwanstein

合間の休憩時に道途中にあったレストランで休憩しました。ドイツといえばドイツビール!本場の味をソーセージとポテトでいただきました。歩き疲れていたこともありとても美味しかったです。

ノイシュバンシュタイン城内を見学

入場時間になると入口ゲートからチケットを提示して入場することができます。時間厳守となるため遅刻はしないように注意しましょう。またオーディオガイドを受け取ることができます。日本語ガイドを聞きながら内部を見学することができるので城の歴史はもちろん、城をつくったルートヴィヒ2世がどのような想いを抱いていたのかなど多くのエピソードを知ることができます。

エピソードトして最も有名なのは、この城を建設したバイエルン王ルートヴィヒ2世の孤独な生涯に関するものです。ルートヴィヒ2世は中世の騎士道を夢見る浪漫主義者で、理想の世界を城に具現化しようとしました。しかし、過剰な城の建設費用や王権への執着から臣下と対立し、のちに精神異常と疑われ強制的に退位させられます。わずか40歳で命を落とす孤独な最期を遂げました。また、ルートヴィヒ2世が城の寝室から見渡せるように設計したノイシュヴァンシュタイン修道院の修道士たちが、朝夕の礼拝の際に歌声が王の耳に入らないよう、口を閉ざしていたという逸話も残っています。

このように、荘厳な城の裏側にはルートヴィヒ2世の孤独な人生が垣間見えるエピソードが多く伝えられています。王の理想と現実のはざまを物語る城でもあります。
城内は撮影禁止です。テラスのみ撮影可能なので、マリエン橋やバイエルン州の美しい景色を堪能しましょう。

オーディオガイドについて

ツアー参加時に配布される「オーディオガイド」は日本語対応しています。入口ゲート通過後、城に入場し城内の順路に沿って歩いて行くと、オーディオガイドの受け取りカウンターがあります。

オーディオガイドの対応言語は以下になります。

日本語、イタリア語、スペイン語、チェコ語、ロシア語、スロヴェニア語、韓国語、フランス語、ポルトガル語、ギリシャ語、オランダ語、ハンガリー後、ポーランド語、タイ語、アラビア語、北京語

周辺観光②

内部見学後は周辺を散策し帰路につきました。

電車に無事乗ることができましたが、天気が急変し電車が大幅に遅れてしまいました..
オーバーヴェセルからのミュンヘンへ行く電車も大幅に遅れてしまったのでドイツ鉄道とは相性が合わなかったように思います..
調べるとドイツ鉄道は1時間以上の遅延の場合は返金があるとのことだったのでせっかく遅れるなら1時間以上を希望していたのですが、55分の遅延で返金対象になりませんでした。もしドイツ鉄道を利用される予定のある方は返金があるということを頭の片隅に置いておくと良いと思います。

【返金について】
目的地に1時間以上遅延した場合チケットの25%が、2時間以上遅延した場合チケットの50%が返金されます。1時間以内の遅延は返金の対象ではありません。利用された列車が返金手続きの対象になるか注意してください。
*鉄道以外の交通機関(地下鉄、バス、トラム、船、飛行機)は返金の対象外

ノイシュバンシュタイン城まとめ

Sweetee
Sweetee

ノイシュバンシュタイン城は遠かったけど、とっても綺麗だったね❤️

Dumbo
Dumbo

ルートヴィヒ2世の従兄弟のフェルナンド2世が建設したポルトガルのシントラのぺーナ宮殿も必見の場所だよね!ぽぽ❤️

移動と見学にかかった費用

1はDB(ドイツ鉄道)公式より予約をしました。
2はノイシュバンシュタイン城公式サイトより予約をしました。

経路予約日利用日費用
【電車・バス】バイエルンチケット
※バイエルン地方鉄道1日乗り放題
2023/5/272023/7/28EUR36
当時レート

¥5,527/2名
【飲食】SchioBrestaurant Neuschwanstein
ビール2、ソーセージ、フライドポテト
-(現地購入)2023/7/28EUR22.4
当時レート

¥3,472/2名
3【チケット】ノイシュバンシュタイン城2023/5/122023/7/28EUR35
当時レート

¥5,373/2名

コメント

テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました