ハネムーンの終盤、ナポリ滞在後、個人手配で2泊3日バーリに滞在し2日目に日帰りで世界遺産、「アルベロベッロ」断崖絶壁絶景の街「ポリニャーノ・ア・マーレ」を散策しました。この記事ではそれぞれの街を写真と共にご紹介したいと思います。
行き方などの詳細はモデルコースの記事がありますので興味がある方はぜひご覧ください。
「世界遺産」アルベロベッロ
イタリア南部にある小さな村、プーリア州のオリーブが有名な農村地帯に位置しています。人口は約1万人。この村の特徴は「トゥルッリ」という独特の白い円錐形の屋根を持つ家々で迷路のような小道に約1,000棟が並んでいます。
この村の歴史は15世紀に始まり農民たちが税金を逃れるために簡単に解体できる家、トゥルッリを建てました。これらは骨組みがなく地元の石灰岩を積み上げたものです。夏の暑さを和らげ、雨水を有効に利用するための設計です。
アルベロベッロ駅から街への行き方
アルベロベッロのバスターミナルから街へは13分ほどかかります。(GoogleMapの表記は9分ですが同じような道がたくさんありわかりづらいため時間には余裕を持っておくと良いです)
街は小さな小道がたくさんあり迷路のように広がっています。到着が10:30くらいだったので街の中にいる観光客は比較的少なく人があまり入らず街並みの写真を撮ることができました。しかし午後になると多くの観光客が押し寄せるので到着は午前中をオススメします。
街の中に何ヶ所か屋上へ登れるスポットがあります。場所によっては商品を購入した方のみ登れるお店もあるので屋上へ登りたい方はご注意ください。
街中には可愛らしい小物やお土産を売っているお店がたくさんあります。お店によって扱っている商品が異なりますのですべてのお店をまわっても飽きません。時間に余裕のある方はアルベロベッロの滞在時間を十分(3.4時間程度)に確保することをオススメします。
アルベロベッロは日本の白川郷と姉妹都市関係にあります。日本語の堪能な素敵なおばあちゃんのお店に是非足を運んでみてください。取り扱っている商品について詳しい説明を日本語でしてくれます。生地がしっかりしていて可愛らしい柄と色でとても気に入ったのでこちらのお店でランチョンマットを購入しました。
「美しい海が広がる断崖の街」ポリニャーノ・ア・マーレ
「ポリニャーノ・ア・マーレ」は、イタリアの「かかと」部分に位置する人口約18,000人の小さな町です。この町の魅力は美しい海と約25メートルの高さの断崖に建つ独特の景観。古代ローマ時代に遡る歴史があり、特に旧市街「チェントロ・ストーリコ」は古い教会や広場があり歴史的な建物と現代の生活が混在しています。白い建物と青い海のコントラストが美しく写真好きには特におすすめです。
たくさんのフォトスポットがこの街にはあるのでGoogleMapを参考に色々な場所を巡ってみてください。
街の入り口には門があり、その門をくぐると海岸線に続く小道が続きます。
小道の途中には宇多田ヒカルさんがイタリア人男性と挙式を行ったサンタ・マリア・アッスンタ大聖堂があります。
海岸線の断崖絶壁に佇む真っ白な街と海のコントラストはとても素敵で、ザ・南イタリアの雰囲気を存分に楽しむことができます。次回は日帰りではなく滞在したい、また来たいと思えるとても魅力的な街でした。ハネムーンでアルベロベッロ/ポリニャーノ・ア・マーレを検討されている方はこのルートがおすすめです。
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