ポーランド[個人手配]アウシュビッツ日帰りおすすめルート

アウシュビッツ収容所(正式名アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所)はポーランドの古都クラクフからバスで1時間30分の場所にあります。最寄りの町クラクフに3泊4日滞在し実際に日帰りで私たちが行ったルートをご紹介します。現地ツアーはアウシュビッツ博物館唯一の日本人ガイド、中谷剛さんに事前に依頼をしました。中谷さんは現地在住で関連の本などもだされている有名な方です。ぜひ旅の参考にしてくださいね。

またクラクフ観光含めた3泊4日モデルコースについてはこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

ホロコーストが行われた歴史的な場所「アウシュビッツ」

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アウシュビッツとは

アウシュビッツはドイツが設置した最大規模の強制収容所です。火葬場、絶滅収容所、および強制労働収容所がある強制収容所の集合体でポーランドのクラクフ近郊にありました。アウシュビッツ第1強制収容所、アウシュビッツ第2強制収容所(ビルケナウ)、およびアウシュビッツ第3強制収容所(モノヴィッツ)の3つの大規模な強制収容所で構成されていました。収容されていたユダヤ人の10人中9人、100万人を超える人々がアウシュビッツで命を失ったと言われています。第3強制収容所は元々ポーランド人の村があった場所を収容所にしたそうで、戦後収容所は無くなり、見学できるのは第1、第2強制収容所のみとなっています。

第1強制収容所から第2強制収容所(ビルケナウ)までは無料のシャトルバスが15分おきで運行しています。

収容所の入り口に掲げられている看板には「ARBEIT MACHT FREI」と書かれています。これは「働けば自由になる」という意味です。実際は、その全く逆でした。労働は、ナチスが「労働による絶滅」と呼ぶ大量虐殺の形となりました。

クラクフからアウシュビッツ強制収容所までの行き方

クラクフ中央駅に隣接してバスターミナルがあります。そこからアウシュビッツ「オシフィエンチム(Oświęcim)」行きのバスに乗ります。

バス乗り場はクラクフMDAという中央駅に隣接したバスターミナルになります。

現地までのバス会社はいくつかあるようですが私たちはこちらで予約をして移動しました。
往復のチケットだと割引などが適用されお得に購入できます。私たちは当日まで電車で移動するか、バスで移動するか迷っていましたが電車だと駅から施設まで徒歩の移動があり、当日朝どしゃ降りの雨だったので施設前まで行ってくれるバスを選択しました。当日空きがあり予約できましたが余裕を持った予約をおすすめします。

ガイド手配の仕方と当日の流れ

冒頭で紹介の通り現地のツアーガイドは日本人で唯一のツアーガイド中谷剛さんに案内をいただきました。ツアーガイドなしで個人でも巡ることはできますが20年以上現地でガイドをされている中谷さんのガイド付きで巡ると当時の状況や、こうなった背景などを知ることができるため現地を巡る方は絶対におすすめです。

ただし、日程によっては都合が合わず催行されないこともあるのでできる限り早めの連絡を行い予約しておきましょう。予約はホームページや予約サイトでの予約はできません。(2023年8月時点)公開されている指定のメールアドレス宛へ連絡を行い、直接やり取りを行っていただく形となります。下に掲載したのは私たちが実際に中谷さんに依頼のメールを送った内容です。スケジュールに余裕のある方はいくつか候補日を提示しておくと良いでしょう。

件名:【アウシュビッツ収容所ガイドのご相談】⚪︎⚪︎(氏名)

突然のメール失礼いたします。⚪︎⚪︎(氏名)と申します。

少し先の日程で恐縮ですが今年の8月4日(金)、5日(土)にクラクフに滞在を予定しており可能でしたら4日にアウシュビッツ収容所を見学したく、中谷様に現地ガイドをお願いしたく考えているのですが可能でしょうか。(日本人2名で参加を予定しております。)

ご検討よろしくお願い致します。

⚪︎⚪︎(氏名)

後日中谷さんより返信をいただき、日程の確定に至りました。
このメールは4月(催行希望は8月)とかなり早めに連絡をしていたのですが日程が確定したのは7月24日と催行の12日ほど前でした。ご案内のメールにも記載があったのですが基本は見学予定日の10日前までに催行の有無を連絡いただけるようです。

ツアー時間はアウシュヴィッツ第一と第二(ビルケナウ)を合わせて約3時間、入館案内料は1人120ヅオチ(25ユーロ相当、中学・高校生半額、小学生以下無料)入場予約は中谷さんの方で代行いただくので当日までこちらで手配することはありません。

ツアーガイド終了後も時間に余裕のある方は解散後に個人で再度アウシュヴィッツ第一と第二(ビルケナウ)を見学することも可能です。その場合はアウシュヴィッツ博物館の個人見学者用チケットを並行して申し込んでおくと良いでしょう(3ヶ月前から受付)このチケットを持っているとビルケナウは終日、アウシュヴィッツは指定の時間(夕方以降)から無料で自由に見学ができます。

またアウシュヴィッツ博物館内書店で日本語ガイドブックを販売しているので、ガイドを利用できない場合に備えて購入なども検討しておくと良いでしょう。

個人見学者用チケット(無料)の予約の流れ

個人見学者用チケットの予約はこちら

Visit for individuals(個人用)でNext(次へ進む)
日程を選択
時間帯を選択入退場のみのチケットは「English」など言語が入っているものではなく「-」を選択します
上段で26歳以上、下段で26歳未満の参加人数を入力します
国と参加者の氏名を入力します
アカウントを持っていない場合は「Buy without signing up(会員登録しないで手配する)」または「Register(会員登録する)」から情報を入力します
必要情報を入力し利用規約に同意をしましょう
予約すると登録したメールアドレス宛にPDFで送られてきます。現地で提示すると入場ができます。(ツアーガイドの場合チケット発券の可否はツアー主催者の指示に従いましょう。)

最新チケットサイト価格比較

中谷さんガイドツアーGet Your GuideKlookVeltra
¥4,307
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¥4,850から
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※日本語冊子あり
¥4,218から
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中谷さんガイドツアーは当時の1名あたりレートに基づきます。その他金額は日帰りプラン2024年6月17日時点最安価格

入場の際にはチケット(携帯でのPDF提示も可)とパスポートなど身分証明書の提示が必要となります。
私たちは当日パスポートを忘れコピーしか持ち合わせておらず入場できるか不安だったのですが、現地スタッフに確認をしたところ名前が確認できればOKとのことでしたのでコピーでも入場できました。
イレギュラーかもしれないのでできれば原本を持参することをおすすめします。

実際に見学したルート

①クラクフ⇔オシフィエンチム間移動で使用するバス停②トイレ(無料※2023年8月時点)③入場ゲート
2023年6月に移転された③入場ゲート(ツアーガイドの集合場所にも使われており多くのツアー客が集まります)

2023年6月に受付の場所が新しい場所に移転され、入場ゲートがリニューアルされました。
私たちが行った時も新たな入口からの入場でした。(2023年6月以前の他ブログや他サイト情報を参考にされる方は入場ゲートの場所が変わっているためご注意ください)

施設の運営維持を支えている個人・団体・国名などが刻まれた石碑(誰もが知る有名な個人の方の名前も)
「ARBEIT MACHT FREI」と書かれています。これは「働けば自由になる」という意味です。実際はその全く逆でした。
元々収容所の施設はポーランド軍の倉庫などで活用されていたそうです。1階建ての建物を収容された方が増築し2階建てにしたため1階2階の窓の大きさが異なっています。
約130万人がアウシュビッツに収容されその多くはユダヤ人でしたが、その中にはポーラン人やソビエト軍の捕虜や障害者、同性愛者なども収容されていました。現地をガイドと共に巡ることで私たちの知らなかった当時の状況について学ぶことができました。
収容者を区別するために付けられたワッペンマーク。収容者同士で団結し脱獄や抵抗勢力を生まないため収容者間で格差をつけていました。(統率力や脱獄意欲を削ぐため)
当時回収された収容者の靴。感染症の温床だと言われていたユダヤ人に対し殺鼠剤を使用しホロコーストを実行したドイツ軍。ユダヤ人の中には最後まで誇りを持ち抵抗するためにヒールなど正装で収容所に向かう方もいたそうです。
第11棟にある中庭第11棟から連れ出された死刑囚が銃殺された「死の壁」があります。献花が絶えません。
アウシュビッツ強制収容所の収容者が解放された1947年。収容者関係者がこの場で処刑されました。初代アウシュビッツ強制収容所・所長であるSS大佐ルドルフ・フェルディナント・ヘスです。ルドルフ・フェルディナント・ヘスはアウシュビッツで行われた残虐行為は国の政策だったとして自身の残虐な行為を最後まで認めずこの世を去りました。
第2収容所(ビルケナウ)に各国から繋がる鉄道が今も残っています。
様々な国から収容所まで連れてこられた実際の車両。旅客車ではなく、椅子もなく、窓もない貨物で立ちっぱなしで何日もかけ運ばれたことを想像すると胸が痛みます。
ドイツ軍によって証拠隠滅のため爆破されたガス施設・収容所跡地

食事の手配

現地にはガイドブックなどの販売店以外に食事ができる飲食店などはありませんでした。(2023年8月時点)ツアーを利用した場合最低でも3時間は現地に滞在することになるので軽食を事前に準備して持参することをおすすめします。

私たちはキッチン付きのサービスアパートメントに滞在していたので前日にハンバーガーとホットドッグを調理して持っていきました。ツアー中に食事をする時間などはなく広大な敷地内を徒歩で移動するため入場する前に食事を済ませておくと良いでしょう。

移動と現地ガイドにかかった総費用

経路予約日利用日費用
クラクフ⇔オシフィエンチム2023/7/242023/8/5PLN(ズウォティ) 68.4
当時レート¥2,455/2名
2中谷さんガイドツアー2023/7/242023/8/5PLN 240
当時レート¥8,614/2名

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