ポーランド[個人手配]観光モデルコース(クラクフ)3泊4日のおすすめ旅行

ハネムーン途中、個人手配で3泊4日ポーランドのクラクフに滞在し、クラクフ市街地、周辺を観光しました。

その前がチェコのプラハでしたので電車とバスを利用して移動しました。チェコとポーランドはシェンゲン協定加盟国なので入国審査などなく、入国することができます。

シェンゲン協定加盟国とは
シェンゲン圏に該当するヨーロッパの国は 27 か国あります。 これらはいわゆるシェンゲン加盟国です。 欧州連合 (EU) の居住者は、これらの国内を自由に旅行できます。

https://schengenvisum.info/ja/wat-verschil-tussen-schengen-en-euより

現地ホテルや主要な観光地では英語も通じるので、言語が通じないということはほとんどなかったように思います。

またクラクフから1時間半ほどでアウシュビッツ収容所跡地があるオシフィエンチムに行くことができます。アウシュビッツ収容所の見学を検討している方はクラクフを拠点にするとスムーズな計画を立てられると思います。興味のある方はこちらの記事もぜひご覧ください。

ポーランドクラクフを3泊4日で堪能する旅

今回のルート

プラハ(チェコ)→クラクフ(ポーランド)/オシフィエンチム(アウシュビッツ収容所)※宿泊先はクラクフ

本記事では実際に私たちがポーランドのクラクフを旅行した経験をもとにクラクフといえばこのルート!のモデルプランを紹介します。3日目のアウシュビッツ収容所は詳細情報を別記事で書いていますのでそちらをご覧ください。散策情報は下記より興味がある方はぜひご覧ください。

3泊4日の日数でも満喫できるプランになっているのでぜひご参考にしてみてください。

ポーランドクラクフの3泊4日のモデルコース

私たちがおすすめするモデルコースはこちら。日本からは直行便はないためヨーロッパの主要都市で乗り換え(ドイツのフランクフルトやミュンヘン、オランダのアムステルダム、フランスのパリ、イギリスのロンドンなど)クラクフまで行くことができますが、私たちは周遊途中でしたのでその前に滞在していたチェコのプラハからクラクフへ電車とバスで移動しました。電車で約3時間、バスで2時間半の計約5時間半ほどで移動と、ほぼ初日は移動で終えますが周遊計画をたてられている方はぜひ参考にしてみてください。

・1日目
プラハ(チェコ)からクラクフ(ポーランド)までの移動

・2日目
クラクフ市街地を観光
中央広場→織物会館→聖マリア教会→ヴァヴェル城→シンドラーの階段→シンドラーの工場→ゲットー地区→英雄広場

・3日目
アウシュビッツ収容所

・最終日
クラクフ(ポーランド)からウィーン(オーストリア)へバス移動

ポーランドの魅力をたっぷり詰め込んだ弾丸プランです!
クラクフ市街地の観光は余裕を持って観光できましたが、時間の関係で諦めてしまったところもあったため時間に余裕のある方はもう1日クラクフ観光を計画しても良いかもしれません。

1日目:プラハからクラクフへ移動

1日目の流れ
プラハ(チェコ)からクラクフ(ポーランド)へ9:38出発
オストラバ(乗換場所)に12:59頃到着(14:00出発)
クラクフに16:20到着
ホテルに17:00到着、Cozy apartment / top location / krakow centreに宿泊

1日目はほとんどを移動に費やします。チェコのプラハからクラクフへの移動はRegio Jet(レギオジェット)というチェコの民間鉄道、バス会社を利用しました。

Regio Jet(レギオジェット)とは

RegioJetとは、チェコのブルノに本社があるチェコの旅行代理店から始まったバス会社StudentAgencyが運営している私鉄になります。線路は持っておらず車両とダイヤ運行を保有し運営している会社です。線路自体はチェコ鉄道(České dráhy)やオーストリア連邦鉄道(OBB)などから借りている日本では馴染みのない形で運営されています。

Regio Jetチケット購入手順

行き先・日付を入力

Prague・・プラハ
Cracow・・クラクフ

便を選択

出発時間、到着時間などスケジュールに応じて便を選択してください。電車とバスのマークがついているものは乗り換え含め両方のチケットが含まれています。

席クラス・座席を指定

席クラスと座席を指定することができます。私たちは2ndクラスを選択しました。写真の通り広めの個室で大きなスーツケースを置いても問題なく快適に過ごすことができました。予算に応じて指定して下さい。

オプションを選択

通常の荷物以外に大きな荷物などある場合こちらのオプションで予め追加しておくことができます。
当日現地でも購入できますが事前オンラインが格安のため、確定している場合はオプション追加しておきましょう。追加しなくても重量30kgまでの荷物なら無料でチケットに含まれているためスーツケース1つなどであれば追加せず大丈夫かと思います。私たちは追加オプションの利用はしませんでした。

重量30kg、最大サイズ30×60×80cmまでのお荷物1個を無料でお預かりいたします。その他のお荷物や超過手荷物をお預けになる場合は、航空券をご購入の際、オンラインでお荷物を購入されることをお勧めいたします。

50 CZK / 10 PLN の節約になります。オンライン購入の方が、ご搭乗時にお支払いいただく料金よりもお得です。超過手荷物保証出発時に現金を用意する必要がありません。

オプション追加ページより(2024年3月9日時点)

メールアドレス・電話番号を入力(会員登録なしの場合)

会員登録をしても良いですが会員登録しない場合はメールアドレスと電話番号(日本の電話番号でもOk)を入力してAdd to cartを押し進みます。

支払い前の確認

最終確認し日付や行き先、座席クラスの間違いがないかを確認してください。間違いなければPay Totalを押し進みます。

支払い方法の選択

支払い方法は銀行振込、Google Pay、Apple Pay、クレジットカード(VISA、Masterのみ)のいずれかを選択します。

支払い情報の入力(クレジットカードの場合)

クレジットカード情報入力画面へ遷移します。情報入力してPayを押して支払い完了となります。

チケットが登録メールアドレス宛に送られてきます

利用の際はこちらを事前にプリントアウトしておくか、当日メールなどからPDF提示しておければ問題ないです。

宿泊先:Cozy apartment / top location / kraków centre

今回宿泊はクラクフ駅から徒歩で10分ほどの場所にあるCozy apartment / top location / kraków centreを選びました。今回ホテルではなくいわゆる民泊物件でした。選んだ理由としては予算面、駅までのアクセスはもちろんですがキッチン、洗濯機など完備しており自宅のように宿泊することができるからでした。若干古さは感じましたが部屋自体広く、冷蔵庫や、調理器具、電子レンジなどキッチンスペースも充実しており民泊に抵抗のない方にはオススメです。

アパートの1室で周りは住民の方なども普通にいます。フロントなどはなく鍵の受け渡しや入室方法については全てチャットでのやり取りでした。Agodaで予約をしたのですがAgodaのアプリをインストールしておくとメッセージ機能などを使用できホテルの管理者とやり取りができるので不安な方はぜひ検討してみてください。

2日目:クラクフ市街地観光ルート

2日目の流れ
ホテルを 12:30出発
中央広場 13:00-
聖マリア教会 13:10-13:20
織物会館 13:30-13:50
ランチ( W Starej Kuchni Restaurant ) 14:00-15:00
ヴァヴェル城 15:30-16:00
シンドラーのリストの階段 16:30-16:50
シンドラーの工場 17:15-17:20
英雄広場(ゲットー地区) 17:30-18:00

中央広場

中央広場は歴史的な旧市街の中心にあります。13世紀に遡るこの賑やかな広場は歴史的な建物、魅力的なカフェ、活気あるストリートパフォーマーで常に賑やかです。広場の中心には、ルネッサンス時代の交易センターであった織物会館があり現在は伝統的なポーランドの商品を扱う市場となっています。毎時のトランペットの呼び声で有名な聖マリア教会や市内を一望できる市庁舎の塔も、注目すべき観光スポットとなっています。

織物会館

中央広場の中心に位置する織物会館は市の豊かな商業史の象徴です。元々14世紀に建てられ、16世紀にルネッサンス様式で再建されたこの歴史的な建物は国際貿易の主要な中心地であり、ヨーロッパ中の商人が商品を売るために集まった場所でした。今ではポーランドの手工芸品、土産物、ジュエリーなどを扱うテナントショップが入っており、ローカルならではのアイテムやお土産を購入することができます。織物会館の上階には、クラクフ国立博物館の一部であるスキエニツェ美術館があり、19世紀のポーランド美術のコレクションを展示しています。

聖マリア教会

聖マリア教会は、壮大なゴシック様式の教会です。ヴェイト・ストスによって彫られた驚くべき木製の祭壇画や、二つの異なる塔で有名なこの14世紀の教会は、中世建築の傑作です。二つの塔のうち高い方の「ヒエナウル塔」は、その頂上から毎時演奏される伝統的なポーランドの賛歌「ヘイナウ・マリアツキ」で知られています。バシリカの内部は複雑なステンドグラスの窓や豊かに装飾された青い星の天井で同様に感動的です。聖マリア教会は礼拝の場としてだけでなくクラクフの豊かな歴史と芸術的遺産の象徴として観光客を引き付けています。

ヴァヴェル城

クラクフのヴィスワ川を見下ろす丘の上に建つヴァヴェル城はポーランドの国家的アイデンティティと誇りの象徴です。14世紀に遡るこの歴史的な城はポーランドの歴史の多くの重要な瞬間を目撃してきました。ロマネスク、ゴシック、ルネッサンス、バロックなど、さまざまな建築様式の見事な例です。城の複合体には王室の間、荘厳な中庭、ポーランドの君主が戴冠された壮大な大聖堂が含まれています。現地を訪れると豪華に装飾された内部を探索し、貴重な芸術コレクションを鑑賞し、城の魅力的な歴史を発見することができます。ヴァヴェルの竜という有名な地元の伝説は有名な神話です。

私たちは見学はしませんでしたがドラゴンの洞窟という観光スポットがありました。もし興味のある方はぜひ見学してみてください。

シンドラーのリストに登場する有名な階段

第二次世界大戦中、シンドラーという人物の行いを映画化した「シンドラーのリスト」に登場する階段があります。

直前に「シンドラーのリスト」を見てからクラクフやアウシュビッツの見学をしました。
歴史的な事実に基づいている作品で、戦争の悲劇、ホロコーストの恐ろしさ、その時代を生きた方々の勇気が深く描かれています。クラクフやアウシュビッツの見学を予定されている方は「シンドラーのリスト」を一度ご覧ください。

シンドラーの工場

シンドラーの工場は現在クラクフ市歴史博物館の一部となっている重要な場所でザブウォツィエ地区に位置しています。この工場は第二次世界大戦中に彼のエナメル製品と弾薬工場で働かせることにより、1000人以上のユダヤ人の従業員の命を救ったドイツの実業家オスカー・シンドラーの話によって有名になりました。博物館は、クラクフの戦時中の歴史やシンドラーのユダヤ人の物語を展示しています。

ゲットー地区

第二次世界大戦中にポドゴジェ地区に設立され、市の悲劇的な歴史を痛感させる場所です。1941年にナチスによって作られたこの地区は多くのユダヤ人が強制収容所へ送られる前に強制移住させられた場所でした。今日、ゲットーの壁の残骸や、プラツ・ボハテロフ・ゲッタの空の椅子の記念碑などのモニュメントが犠牲者への厳粛な追悼として残されています。ユダヤ人でないポーランド人タデウシュ・パンキェヴィチが運営し、多くのユダヤ人を助けたイーグル薬局は、今ではゲットーでの生活を詳しく伝える博物館となっています。この地域は、その心に残る歴史と共に、ホロコースト中のユダヤ人コミュニティの回復力と苦しみを強く証明しています。

英雄広場

英雄広場はクラクフのポドゴジェ地区に位置しています。かつてナチ占領下のユダヤ人ゲットーの中心だったこの広場は、現在ユダヤコミュニティの抵抗と苦しみを称える記念地となっています。広場にはゲットーの犠牲者たちが残した持ち物を象徴する、鉄と青銅で作られた70脚の空の椅子があります。それぞれの椅子は、ホロコースト中のユダヤ人によって経験された欠如と喪失の象徴として立っています。広場の厳粛な雰囲気と歴史的な重要性は、クラクフのユダヤコミュニティの悲劇的な過去を理解し、記憶したい方々にとって必見のスポットです。

ランチ:ポーランド料理専門店 W Starej Kuchni Restaurant

ランチセットが利用できる時間帯でとてもお得にローカル料理を食べることができました。カツレツは手のひらよりも大きいサイズで迫力がありました。ポーランドの味噌汁と言われるジュレックもクラムチャウダーのような味でとても美味しかったです。中ではなくテラス席に座ったのですがテラス席の方は地元の方や観光客で賑わっていました。クラクフに訪れた際はぜひ行ってみてください。

3日目:アウシュビッツ収容所見学のためオシフィエンチムへ

3日目の流れ
クラクフからオシフィエンチムへ8:05出発
オシフィエンチムに9:30頃到着
アウシュビッツ収容所見学
オシフィエンチムからクラクフへ17:10出発
クラクフに18:35到着

3日目はアウシュビッツ収容所見学のためクラクフからバスで移動しオシフィエンチムで過ごしました。
3日目の行き方、アウシュビッツ収容所の詳細な内容は別記事に記載していますので興味のある方はぜひこちらをご覧ください。

最終日:ウィーンへ移動

最終日の流れ
ホテル 8:46発
Krakow MDA駅(FlixBusターミナル最寄駅) 9:00着
クラクフ移動(FlixBus)9:15発
ウィーン(オーストリア)17:10着
ホテル( Leonardo Hotel Vienna Hauptbahnhof ) 18:00着

最終日はクラクフから次の観光地のウィーン(オーストリア)へ移動しました。
ウィーンまでの移動には低コストで移動できるFlixBusを選択しました。
これまでも何度かFlixBusを使ってきましたが今回の出発ターミナルには珍しく電光掲示板があり、どこからどの便が出発するかが一目でわかったので迷うことなくバスに乗車することができました。

Sweetee
Sweetee

これまで電光掲示板なく乗り場が直前までわからないことが多かったから助かったわ!

Dumbo
Dumbo

ほんと全部の乗り場に電光掲示板希望!
ぽぽぽ❤️

バス乗り場はクラクフMDAという中央駅に隣接したバスターミナルになります。

FlixBus公式サイト

FlixBus公式サイトはこちら
FlixBusアプリはこちら(iOS / Android

移動と見学にかかった費用

1はRegio Jet公式より予約をしました。
3はMOJ BUSより予約をしました。
=ポーランドズウォティ

経路予約日利用日費用
【電車・バス】プラハ(チェコ)→クラクフ(ポーランド)(Ragio Jet)2023/7/302023/8/3EUR38.8
当時レート

¥5,929/2名
2【飲食】W Starej Kuchni Restaurant
ポーランド風味噌汁、ランチセット(チキンヌードル、カツレツ)、ビール×2
-現地支払2023/8/4zł113
当時レート
¥4,056/2名
3クラクフ⇔オシフィエンチム2023/7/242023/8/5zł68.4
当時レート¥2,455/2名
4中谷さんガイドツアー
2023/7/242023/8/5zł240
当時レート¥8,614/2名

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