ポルトガル[個人手配]「香辛料で栄えた街」リスボン1日おすすめルート

ハネムーンの途中、アテネ滞在後、個人手配で4泊5日ポルトガルリスボンに滞在しました。この記事では3日目、観光パスのリスボアカード(24時間パス)を使用し市街地を散策した詳細を写真と共にご紹介したいと思います。

行き方などの詳細、3日目以外のリスボン散策の様子はモデルコースの記事がありますので興味がある方はぜひご覧ください。

「香辛料で栄えた街」リスボン

リスボンはポルトガルの首都でありヨーロッパで最も古い都市の一つです。その歴史はローマ時代にまでさかのぼります。リスボンは大航海時代の航海者たちが新世界へ旅立った出発点であり、この時代の影響は今も街のあちこちに残っています。

街は美しい建築物で有名で特に「マヌエル様式」と呼ばれる独特の建築様式が見られます。この様式は、大航海時代の富と発展を象徴しています。

地震や戦争を経てもなおリスボンはその魅力を保ち続けており、歴史的な建物、活気ある文化、豊かな食文化とともに多くの人々を引き付けています。

3日目の流れ
ホテル 10:30発
ジェロニモス修道院 12:00-14:00(13:30入場)
ベレンの塔 14:45-16:00(15:15入場)
発見のモニュメント 16:10-16:20
アジュダ宮殿 16:45-17:20
㉘番トラム 18:45-19:50
サンジュスタのエレベーター 20:15-21:10(21:00入場)
ディナー(Restaurante Cabaças) 21:30-22:55(22:10入店)

Google mapに騙される!?

TURIM Alameda Hotelを出発し、Alameda駅からCais do Sodre駅まで電車で移動。その後バスに乗ってジェロニモス修道院まで向かう予定でしたが、Cais do Sodre駅でバスの行き先を間違えてしまい反対方向へ..コメルシオ広場でバスを降りGoogleMapに従いコメルシオ広場にあるバス停で反対方向のバスを待ちますが一向にバスが来ません…他にも何十人かバス待ちの観光客が来ますが結果的に40分待ってもバスが一本も来ませんでした。
炎天下の中、辛抱強く待ち続けましたが待つことを諦めCais do Sodre駅まで徒歩で戻ることに。
アムステルダムでも同様のことがありGoogleMapに騙されましたがGoogleMapを信用しすぎずに別の選択肢を早く選ぶことも大事かなと思いました笑
この経験から

・バスに乗る際は表示されている番号だけでなく行き先も必ず確認する
※とても当たり前のことですが旅行中は急いでいたり普段では考えられないハプニングがあったりするので一旦落ち着いて行動することが大切です。

・GoogleMapを信用しすぎない

が重要なことを改めて感じました笑
ここで16分で着く道のりを1時間以上かけて行くことになり目的地のジェロニモス修道院で大変な目にあうことになります…
後でも紹介しますがリスボンの観光はとても混雑します。時間を無駄にしない朝早い行動がリスボン旅行の最重要ポイントになりますのでリスボン旅行を計画される方は必ず覚えておいてください!!

ジェロニモス修道院

ジェロニモス修道院は、マヌエル様式の代表的な例であり大航海時代の繁栄を象徴している歴史的な建造物です。1501年に建設が始まり完成には100年以上かかりました。
この修道院は、ヴァスコ・ダ・ガマのインドへの航海成功を記念して建てられ彼の墓もここにあります。
ジェロニモス修道院はユネスコの世界遺産に登録されており、その美しさと歴史的価値は世界中から評価されています。

観光する際の注意点

到着予定時間を大幅にオーバーしてジェロニモス修道院へ到着。
12時に到着したためジェロニモス修道院を囲んで長蛇の列ができていました。炎天下の中、1時間半待つことに…ジェロニモス修道院はどれだけ長い時間待ったとしても期待を裏切らない壮大な建物なのでリスボンを訪れる方は必ず足を運んでみてください。観光にあたり注意点が2つあります。

1.午前中に到着する
2.炎天下対策

午前中に到着する

リスボンはヨーロッパの方にもとても人気の観光スポットです。今回のハネムーン旅行でヨーロッパを14カ国周遊しましたがどこの国よりも観光客が多く一番長い時間列に並んだのもリスボンです。ジェロニモス修道院以外の観光地も1時間以上並びました。長蛇の列に並ぶ覚悟を持ち、できるだけ早い時間からの観光をスタートされることをオススメします。
ちなみにリスボアカードを持っていても以下の写真のように長蛇の列に並ぶことになります。チケットのない方はチケットを購入する列に並んでから再度入場ゲートの列に並ぶことになりますのでリスボンの観光にはリスボアカードが必須です。(時間によっては当日チケットを購入できない可能性もあります)

炎天下対策

私たちは観光客の多い8月にジェロニモス修道院を訪れました。8月のリスボンは日本のように湿気はないですが日陰のない場所で長時間強い直射日光にさらされながら列に並びます。途中、サングラスや帽子、冷たい水などを売りにくる売り子がいましたが、帽子、サングラス、日傘、日焼け止めは必須です!夏の期間にリスボンを訪れる予定のある方は必ずご持参ください。

リスボアカードは入場時にカード読み取り機にかざし見学がスタートします。

ベレンの塔

ベレンの塔は、1515年から1521年にかけて建設されテージョ川の河口にあります。この塔は、マヌエル様式の傑作であり大航海時代のポルトガルの力と富を象徴しています。

元々は港の防衛と航行の案内のために建てられましたが、後には監獄としても使用されました。塔は豪華な装飾が施され、石造りの彫刻が特徴的です。現在、ベレンの塔はユネスコの世界遺産に登録されています。

観光する際の注意点

徒歩でジェロニモス修道院からベレンの塔に向かいました。14時45分に到着したため、まさかのチケットカウンターがクローズ…
一度は見学を諦めましたが、せっかく来たので近くでベレンの塔を見にいくことにしました。するとリスボアカードがあると見学ができるとわかり列に並びました。リスボアカードは当日チケットを購入する時間の節約にもなりますが、到着時間が遅くなっても見学することを確約されますので色々な面でも購入することをオススメします。
ジェロニモス修道院と同じ内容になりますが観光にあたり注意点が2つあります。

1.午前中に到着する
2.炎天下対策

午前中に到着する

リスボアカードを持っていても30分ほど並ぶことになりましたがリスボアカードがなかったら見学することもできなかった観光地です。もしリスボアカードを購入する予定のない方は必ず早い時間にベレンの塔に到着することをオススメします。

炎天下対策

リスボンは湿気はないですが強い日光の中長時間並ぶことになります。帽子、サングラス、日傘、日焼け止めは必須ですので夏の期間にリスボンを訪れる予定のある方は必ずご持参ください。

発見のモニュメント

発見のモニュメントは、リスボンのベレン地区に位置する歴史的な記念碑です。このモニュメントは、1960年に大航海時代の500周年を記念して建てられました。船の形をしておりポルトガルの偉大な航海者や探検家、歴史上の人物が彫刻されています。

ヘンリー航海王子が先頭に立ち、ヴァスコ・ダ・ガマやマゼランなど、著名な航海者たちが彼に続いています。モニュメントは大航海時代のポルトガルの成果と、その時代に世界への道を開いた人々を称えています。

この記念碑は、リスボンの海沿いに立ち、訪れる人々にポルトガルの探検の歴史を伝えています。

アジュダ宮殿

アジュダ宮殿は、ポルトガルの最後の王族が居住していた場所です。19世紀初頭に建設が始まりましたが、完全な完成には至らず様々な建築様式が混在しています。

宮殿の内部は豪華で、家具、絵画、装飾品など、王室の生活を垣間見ることができるアイテムが展示されています。特に、ネオクラシカル様式の家具や装飾は当時の贅沢な生活様式を反映しています。

現在、アジュダ宮殿は一般公開されておりその美しさや歴史的重要性を訪れる人々に伝えています。リスボンの文化と歴史に興味がある方にとって訪れる価値のあるスポットです。

アジュダ宮殿の閉館時間は17:30(2024年2月時点)で私たちが訪問した時間は17:00前頃で閉館間近だったこともあり館内には1人もおらずほぼ貸切状態で見学することができました。閉館間近の入館は人が少なくオススメですが30分ほどしか時間がなかったため駆け足での見学となってしまったので、時間に余裕のある方は1時間ほど確保しておけるとゆっくりと見学ができると思います。

28番トラム

28番トラムはリスボンの象徴的な交通手段で市内を縦断する歴史的な路線です。このトラムは市の主要な観光地を結ぶために非常に便利で古い街並みや急な坂道を通るためリスボンの風情を感じることができます。

黄色いレトロな外観のトラムは、観光客にとっては移動手段でありながら見どころの一つでもあります。アルファマ地区やバイロ・アルト、グラサ地区など、リスボンの魅力的な地区を巡ります。

このトラムに乗ることでリスボンの歴史的な建物や美しい景観を楽しみながら市内を簡単に移動することができます。リスボンを訪れる際は28番トラムでの旅をお楽しみいただくと街の魅力をより深く体験できるでしょう。

28番トラム攻略法

28番トラムはMartim Moniz(マルティム モニーシ)Campo de Ourique (カンポ ド オウリーク)間を往復しています。

私たちはCampo de Ourique からスタートし終点のMartim Monizで降車するルートを選びました。

Campo de Ouriqueには、大きな墓地があります。乗り場には円形のロータリーのような形になっており、28番トラムの乗り場もそこにあります。

いつも混んでいるようなので始発いずれかから乗車し、座席を確保することをおすすめします。立ちでも乗車できますが座席に座らないとゆっくりと景色を楽しむことができません。また続けて2-3台まとめて来ることが多いので、列に並んでいて立ちになりそうな場合はスキップして次のトラムを待った方が良いです。

リスボアカードを所持している場合は電車・トラム・バスは無料で乗車することができます。フルに活用しましょう。リスボアカードは今回24時間チケットでしたがスケジュールの工夫で翌日のシントラへお得に移動することができました。詳しくはシントラの記事に記載していますので興味のある方はぜひご覧ください。

サンジュスタのエレベーター

サンジュスタのエレベーターはリスボンの歴史的なエレベーターで市の下町と上町を結んでいます。1902年に建設されたこのエレベーターはゴシック風の鉄骨構造が特徴的でリスボンの象徴的な観光名所の一つです。

元々は蒸気で動いていましたが現在は電力を使用しています。エレベーターは45メートルの高さを持ち乗るとリスボンの美しい景色を一望できます。特にエレベーターの頂上にある展望台からの眺めは絶景で、リスボンの屋根やテージョ川が見渡せます。

サンジュスタのエレベーターはリスボンを訪れる旅行者にとっては必見のスポットであり市の歴史と魅力を感じることができる場所です。

観光する際の注意点

28番トラムを降車後徒歩でサンジュスタのエレベーターに向かいました。20:15頃に現地に到着しましたが、こちらもまさかのチケットカウンターがクローズしていました。
しかしこちらもリスボアカードで見学ができるためチケットカウンターがクローズしていても見学することはできます。

ディナー(Restaurante Cabaças)

Restaurante Cabaçasはリスボンにあるレストランで、地元の食材を使った伝統的なポルトガル料理を提供していることで大人気のローカルレストランです。観光客だけでなく地元の人々にも人気があり、訪問した日も空きを待つ人たちで入り口付近は混雑していました。

店の方がたまに入り口にやってくるので人数と名前を伝えるとメモ帳のようなものでウェイティングリストに追加してくれます。店はコンパクトで席数自体は多くないので開店直後や閉店前など混雑時間帯を避けると良いかと思います。

食事の際の注意点

席に着くと3品ほどラップ付きで提供されます。日本でいうお通しのようなもので全部有料となります。
店のサービスと思って、全て手をつけてしまったのですが会計で加算されており、お通しのようなものだと知りました。食べたいものがあれば一部手をつけるなどは良いですが、特になければ食べずそのままにしておきましょう。

Sweetee
Sweetee

観光地、食事すべてにおいて大満足でした❤️ハネムーンでリスボンを検討している方にはこのルートオススメです!

Dumbo
Dumbo

リスボン本当に街並みや雰囲気がステキなところでした!ご飯も日本人好みで最高❤️

ポルトガルが大好きになったので次はポルトガル周遊もいいかも?

ぽぽ❤️

コメント

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