ハネムーン前半、個人手配で2泊3日ベルギーのブリュッセルに滞在し、ブリュセル市街地を観光しました。

その前の旅行先がイギリスのロンドンでしたのでユーロスターを利用して移動しました。

ベルギーの現地ホテルや主要な観光地では英語も通じるので、言語が通じないということはほとんどなかったように思います。

ベルギーブリュッセルを1日弾丸で堪能する旅

今回のルート

ロンドン（イギリス）→ブリュッセル（ベルギー）

本記事では実際に私たちがベルギーのブリュッセルを旅行した経験をもとにブリュッセルといえばこのルート！のモデルプランを紹介します。

• ブリュッセル市街地観光

1日でも満喫できるプランになっているのでぜひご参考にしてみてください。

ベルギーブリュッセルの1日弾丸観光のモデルコース

私たちがおすすめするモデルコースはこちら。日本からは成田空港からの直行便、ANAが運航しています。私たちがロンドンから移動したように、ヨーロッパの主要都市まで飛行機で移動しそこから鉄道で移動する手段も可能です。パリやアムステルダムなどの都市からブリュッセルまでの高速列車が運行しているので周遊計画をたてる際には参考にしてみてください。

・1日目
ロンドン（イギリス）からブリュッセル（ベルギー）までユーロスターで移動 

・2日目 
ブリュッセル市街地を観光
グランプラス→Frituur Tabora（フリッツ屋）→ギャルリー・サンチュベール→芸術の丘→楽器博物館→王立広場→ブリュッセル王宮→サン・ミッシェル大聖堂→ノイハウス（チョコレート店）→小便少女→小便小僧→DeliriumMonasterium（メートルビール）→聖ジャン・バプティスト・オ・ベギナージュ教会

・最終日
ブリュッセル（ベルギー）からアムステルダム（オランダ）へバスで移動

ブリュッセルの魅力をたっぷり詰め込んだ弾丸プランです！私たちは移動なども含めて2泊3日しましたが実際に市街地観光したのは間の1日のみです。
ブリュッセルはとても綺麗な街で街中が写真スポットになる街でした。徒歩でほとんどの観光地を巡ることができるので1日でも十分散策できると思います。

1日目：ロンドンからブリュッセルへ移動

1日目の流れ
ロンドン（イギリス）からブリュッセル（ベルギー）へ18:04出発
ブリュッセルに21:05到着
ホテルに22:15到着 Hotel Les Ecrinsに宿泊

1日目、日中はロンドンにおり、夕方にブリュッセルへ移動しました。ロンドンからブリュッセルへの移動はユーロスターを利用しました。ユーロスターは、英仏海峡トンネルを通ってイギリスとヨーロッパ大陸を結ぶ国際列車です。事前予約の場合、早期割引なども適用されお得に利用できます。私たちは周遊時によく使っていたSNCFというフランス国有鉄道の専用アプリから事前予約をしましたが、ユーロスター公式サイトからも予約できるようです。

St Pancras International（ロンドン）からBrussels South/Midi Train Station（ブリュッセル）までの移動

Brussels South/Midi Train Stationからホテルまでの移動

ユーロスター（Eurostar）について

ユーロスターは、イギリスの国境を超えるため出国入国審査があり、EU圏内の国際列車乗車より乗車の流れが複雑になっています。チケットの購入方法、乗車手続き、ユーロスター内の必要情報を詳しく紹介していきます。

今回はユーロスターのロンドン・セントパンクラス駅からブリュッセル南駅までについて注意点などを踏まえ詳しくお伝えします。ユーロスターのパリ北駅からロンドン・セントパンクラス駅までの詳細については別記事（coming soon）にまとめましたのでご参考にしてください。

車内では専用WiFiの利用ができますが、私たちが利用した時は繋がりづらくほとんど利用することができませんでした。通信環境が必要な方はモバイルルーターなどを携帯しておくと良いかと思います。私たちは周遊で利用できるモバイルルーターを購入して持っていきました。よければ持ち物リストを参考にしてみてください。

ハネムーン海外旅行・周遊でお世話になったサービスや持ち物リストを紹介

ハネムーン海外旅行・周遊でお世話になったサービスや持ち物リストを紹介 ここでは欧州14カ国周遊を経験した上で実際に役に立ったと感じたオススメアイテムの紹介と実際に使用した持ち物リストをご紹介します。チェックリストとして使用した持ち物リスト付き。このリストを揃えられれば安心して日本を発つことができます。

travelwithu.blog

2023.09.25

注意点①　出入国審査がある

イギリスはEU(シェンゲン協定)圏外です。
ユーロスターへ乗車する際はパスポートのチェックなど出入国審査があります。
日本のパスポートを持っている方は自動化ゲートを利用してスムースに手続きできるので専用レーンを進んできださい。私たちはどのレーンに並んでいいかかわからずでしたがスタッフの方に声をかけられ日本人と伝えると自動化ゲートのレーンに誘導してもらいました。
飛行機に搭乗する前のように出国審査がありますが、細かい内容まで聞かれることはありませんでした。

パスポートをすぐに出せるように用意しておきましょう。

注意点②　遅くても1時間前には到着しておく

30～45分前に乗車手続きがクローズします。少しでも遅れると乗車することはできません。
乗車手続きがクローズされる時間は駅によって異なりますので、到着の推奨時間とゲートクローズの時間を公式サイトで必ず確認してください。

 到着時間・クローズ時間(公式サイト)

パリ北駅とロンドン・セントパンクラス駅から出発するユーロスターに乗車しましたがどちらの駅も大混雑していて出国・入国手続きはかなり時間がかかりました。
ユーロスターに乗車する際には、時間に余裕をもって到着することを強くオススメします！！

1時間半前、遅くても1時間前には到着するようにしましょう。

私たちは、ロンドン・セントパンクラス駅に29分前に到着しましたが、1分前に乗車手続きはクローズされていました…
結局、当初予定していた電車（17:04）には乗車できず、追加料金を払い時刻変更をしました。
自動券売機で追加料金100€の支払い手続きを済ませて次の電車（18:04）に乗車しました。
ロンドンではうまく歯車が噛み合わず何度も苦い思いをしてしまいました…ロンドンの詳細については別記事（coming soon）にまとめましたのでご参考にしてください。

ロンドンを出国する最後の最後に乗車できない出来事が起こり、落ち込んでしまったので読んでいただいている皆さんはこれを教訓に時間は余裕を持って行動するを肝に銘じてください！

注意点③　手荷物の持ち込み

以下の手荷物を持ち込むことができます。

・2つのバッグ(長さ85cmまでのリュックサック、バッグ、スーツケースなど)
・1つの小さい荷物(バンドバックなど)

手荷物情報（公式）

手荷物検査がありますが、ユーロスターには飲み物を持ち込むことができます。

注意点④　運行状況の確認

ユーロスターは遅延や運行中止が発生する場合があります。
ユーロスター公式サイトで、運行状況・出発予定時間を事前に確認しておくことをオススメします。

宿泊先：Hotel Les Ecrins

今回宿泊はブリュッセル市街地にあり観光のアクセスと予算面からHotel Les Ecrinsを選びました。
入室時には事前に予約サイトのメッセージを通じて送られてくる電子キーを入力して入室するため無人施設になります。グランプラスなど観光地へ徒歩圏で行ける場所を探しており、予算的にも立地的にも満足いく施設でした。無人施設に抵抗がある方は別のホテルなどを選んだ方が良いかと思いますが特に抵抗がない方にはおすすめのホテルです。

2日目：ブリュッセル市街地観光ルート

2日目の流れ
ホテルを 12:40出発
グランプラス　12:50-13:15
Frituur Taboraでポテト購入13:25-13:50
ギャルリー・サンチュベール(アーケード)　14:10-14:15
芸術の丘　14:25-14:30
楽器博物館(外観)　14:35-14:40
王立広場　14:40-14:45
ブリュッセル王宮　14:40-14:50
サン・ミッシェル大聖堂(外観)　15:10-15:20
ヌイハイス（ギャルリ・サンテュベール内）でチョコレート購入　15:30-15:40
しょんべん少女　15:45-15:50
しょんべん小僧　15:55-16:00
Delirium　Monasteriumでメートルビールを飲む　16:15-17:30
聖ジャン・バプティスト・オ・ベギナージュ教会(外観)　22:10-22:20

グランプラス

グランプラスは市内でも最も美しい広場の一つです。中世の雰囲気を感じさせるこの広場はゴシック様式の建物や歴史的な建造物が立ち並び観光客や地元の人々に人気の観光スポットです。特にグランプラスでは季節ごとに様々なイベントやマーケットが開催され活気に満ちた雰囲気を楽しむことができます。周囲にはカフェやレストランも多くあり地元の料理やビールを味わうことができます。ブリュッセルを訪れる際にはぜひグランプラスを訪れて歴史的な雰囲気を楽しんでください。

行列ベルギーフリッツ（ポテト）：Frituur Tabora

ポテト好きの方にはとてもオススメのお店です。ベルギーでフリッターを食べたい！という方は必ずこのお店に行ってみてください。
1度揚げした後、注文を受けてから2度揚げしているのでホクホク、サクサクのポテトです。
美味しすぎたので2回食べにいきましたが、2回とも行列ができていました。ソースの種類がたくさんあるのでぜひ様々な味を試してみてください。

ギャルリー・サンチュベール

美しいガラスドームが特徴のショッピングアーケードです。この歴史的な建物は19世紀に建てられ美術館やショップが並ぶ賑やかな場所として知られています。訪れる人々は洗練されたショップでファッションやアクセサリーを探したり伝統的なベルギーのお土産を購入したりすることができます。また美しい建築やガラスドームの雰囲気を楽しみながらカフェで地元の料理や飲み物を味わうこともできます。ブリュッセルを訪れる際にはギャルリー・サンチュベールを訪れて独特の雰囲気を体験してみてください。

芸術の丘

アトム塔を含む展望台や美術館が点在するエリアです。この丘は市内から徒歩でアクセスでき素晴らしい景色や芸術的な魅力が広がっています。訪れる人々は美術館での展示やアトム塔からのパノラマビューを楽しむことができます。また公園や庭園での散策も人気でブリュッセルの文化と自然を同時に楽しむことができます。ブリュッセルを訪れる際には芸術の丘を訪れて都市の美しさと芸術の楽しみを堪能してみてください。

楽器博物館

音楽愛好家や歴史ファンに人気の観光スポットです。この博物館では世界中のさまざまな時代や地域の楽器のコレクションを展示しており古典から現代までの幅広い楽器を見ることができます。展示品にはピアノ、ヴァイオリン、ギター、管楽器などが含まれており、その歴史や製造技術について学ぶことができます。また定期的に特別展示や音楽イベントも開催されており音楽文化に興味がある方にとって魅力的な場所です。ブリュッセルを訪れる際には楽器博物館で音楽の歴史と魅力に触れてみてください。

王立広場

バロック様式の美しい建築物が並び、中央には高い像が立っています。この広場は歴史的なイベントや行事が開催される場所として知られており観光客や地元の人々が集まる中心的な場所です。また広場周辺にはレストランやカフェも多くありゆっくりと散策したり休憩したりするのに最適な場所です。ブリュッセルを訪れる際には王立広場を訪れてその雰囲気を楽しんでみてください。

ブリュッセル王宮

ベルギーの首都ブリュッセルにある王室の公式な居所です。この壮大な建物は19世紀にネオクラシック様式で建てられ美しい庭園に囲まれています。王宮は一般に公開されておらず王室の公式行事や儀式のために使用されます。しかし王宮の外観や庭園は観光客にも開放されており歴史的な建築や美しい景観を楽しむことができます。ブリュッセルを訪れる際にはブリュッセル王宮を訪れてベルギーの王室の歴史と建築の美しさを堪能してみてください。

サン・ミッシェル大聖堂

市内でも重要な歴史的建造物の一つです。ゴシック様式の美しい建築と壮大なステンドグラスが特徴で中世からの重要な宗教的場所として知られています。この大聖堂はブリュッセル市内のランドマークとして観光客や信者の間で人気があります。内部では壮大な祭壇や美しい彫刻、そして貴重な宗教美術品が見られます。また大聖堂からは素晴らしい市街地の景色を眺めることもできます。ブリュッセルを訪れる際には、サン・ミッシェル大聖堂を訪れてその壮大な美しさを体験してみてください。

ベルギー王室御用達チョコレート：ノイハウス（Neuhaus）

ノイハウスは1857年、ブリュッセルで薬と菓子を販売する店として誕生しました。
1912年に3代目のジャン・ノイハウスがプラリネ（チョコにペースト状のナッツと砂糖を混ぜたクリーム）や美味しいフィリング（中身）をチョコレートの中に包みこんだ一口サイズのチョコレートプラリーヌを誕生させた事でも有名です。またプラリーヌの発明だけでなく1915年にはチョコレート専門の箱バロタンも考案。伝統のあるメゾンでありつつも、常に革新し続け、ショコラティエを目指す若い方の憧れ、チャレンジできる場所として長く愛されています。

ベルギーといえばチョコレート！！
チョコレートのお店がたくさんありどのチョコレートを買うか迷いましたが私たちはこちらのノイハウスのチョコレートを購入しました。店内にはたくさんのチョコレートが並んでいます。
クリームをたっぷり詰め込んだカプリスが定番です。さまざまな種類があり、それらはまとめてカプリスシリーズと呼ばれています。グラムで購入可能なので様々なチョコレートを選んでみてはいかがでしょうか？

小便少女

有名な観光スポットの一つです。小さなブロンズ像で排尿をする女の子を描いています。この像はブリュッセルの象徴的な存在となっており観光客の間で人気があります。通常は多くの人々が写真を撮ったり面白がったりする場所として知られています。ブリュッセルを訪れる際にはしょんべん少女を見に行って、ユニークな雰囲気を楽しんでみてください。

小便小僧

小さなブロンズ像で放尿をする少年を描いています。この像はブリュッセルの有名な観光スポットの一つであり通りで多くの人々が立ち止まって写真を撮ったり楽しんだりしています。ブリュッセルを訪れる際にはしょんべん小僧を見に行ってユニークな雰囲気を楽しんでみてください。

大人気メートルビール：デリリウムカフェ（Delirium Monasterium）

日本にも店舗のあるメートルビールの有名なお店です。
様々な種類のビールを少しずつ飲むことができるのでとてもオススメです。2人で1つのメートルビールを頼んだのですが度数の強いビールがあったのか結構酔っ払ったので飲み過ぎには注意してください 笑

聖ジャン・バプティスト・オ・ベギナージュ教会

17世紀に建てられた美しい教会です。この教会はバロック様式の優美な外観と内部には豪華な装飾が施されています。特に、教会の内部には素晴らしい彫刻や絵画があり訪れる人々を魅了しています。また教会の周囲には静かで美しい庭園が広がっており穏やかな雰囲気を楽しむことができます。ブリュッセルを訪れる際には聖ジャン・バプティスト・オ・ベギナージュ教会を訪れてその美しさと歴史を堪能してみてください。

最終日：アムステルダム（オランダ）へ移動

最終日の流れ
ホテル 10:10発 
Brussel North Station（バス乗り場最寄駅）10:30着 
アムステルダムへ移動（バス）12:52発 
Amsterdam Sloterdijk（アムステルダム）　17:15着
ホテル（XO ホテルズ ブルー スクエア） 17:45着

最終日はブリュッセルから次の観光地のアムステルダム（オランダ）へFlixBusで移動しました。
これまでFlixBusのトラブルが頻発していたので当初予定の12:30の2時間前にはバスターミナルに着いて、用意周到に待機していました。
ところが時間になっても乗車する予定だったバスが来ません。アプリを開いてチケットを見ると『Status Unknown（運行状況不明）』の文字が..嫌な予感を抱きつつ、来たFlixBusを全て確認しますが一向に予定のFlixBusがきません。運転手に聞いても「わからない😒」と埒があかなかったのでバスターミナルのスタッフの方を探し、バスの運行について聞いてみると…予定のFlixBusは無くなったと言われてしまいました😫
予定していたFlixBusが当日欠便（原因は不明）になったということで突然移動手段を失います..フランスのFlixBusのトラブルを教訓に2時間前から現地入りしていたのにまさか欠便になるとは想像もしておらず、FlixBusに対して怒りすら超えて呆れてしまいました笑

この後の移動をどうしようか途方に暮れていた時、たまたまターミナルに来たFlixBusで経由地が少し多く到着時間が遅くなるものの、アムステルダムまで行くFlixBusを見つけます。予約をしていないので乗れる権利はなかったのですが欠便になったことを説明し、時間がかかってもいいので乗せてもらえないかと運転手に懇願した結果、たまたま2人分の空きがあったため乗せてもらうことができました。

本来乗車予定だったバスはブリュッセルからアムステルダムまで2時間45分ほどでしたが、4時間20分ほどかかってしまいましたがなんとか無事アムステルダムに移動できました。

FlixBusの移動は安くて魅力的ですが、どんなハプニングに合うかわからないので時間に余裕を持ったスケジュールを立てることをオススメします。

FlixBus

FlixBusは日本の高速バスと同じように、ウェブ上でチケット購入 → 当日乗り場でチケットを見せてバスに乗る、という流れで利用できます。今回予算はもちろん、移動時間を考慮して周遊の中で活用する機会が多かったです。予定通りに来なかったり、バス乗り場がわかりづらかったり（電光掲示板などもないことが多い）、乗れなかったりと苦い経験をしたFlixBusですが低価格で大陸間を移動できる手段としてはとてもオススメです。一方でデメリットもあるのでFlixBusだけを扱った記事（Coming Soon..）を参考にしてください。

FlixBus公式サイトはこちら
FlixBusアプリはこちら（iOS / Android）

ホテルからバスターミナル（Brussels North Train Station）までの行き方

Sweetee

夜の駅は少し怖かったけどグランプラスの街並みとか素敵な街だったわ❤️

Dumbo

ベルギーの国民食フリッツ美味しかったよね〜

Sweetee

メータービールもオススメね❤️

Dumbo

ぽぽぽ❤️

移動と見学にかかった費用

1はFlixBus公式より予約をしました。