ドイツ[個人手配]「ミュンヘンで格安購入できる」は本当?RIMOWA(リモワ)スーツケース VAT免税最新情報

ハネムーンの途中、ドイツ国内を電車で移動しながら滞在しました。その途中個人手配で3泊4日ミュンヘンに滞在しました。この記事はミュンヘン滞在3日目の午前にミュンヘンでRIMOWAのスーツケースを購入した際の記録となります。

ネットで検索すると日本よりも格安で購入できるなどの記事がありますが、いずれも少し情報が古く最新情報が反映されていないようでしたので2023年7月時点の情報を記録しておこうと思います。ドイツへ旅行する際にRIMOWA購入を検討されている方は参考いただけたら幸いです。

RIMOWA購入時以外のミュンヘン周辺散策の様子などはモデルコースの記事、2日目ノイシュバンシュタイン城散策の記事、3日目ローテンベルクの記事(RIMOWAを購入した後に移動しました..)がありますので興味がある方はぜひご覧ください。

またミュンヘン滞在前は世界遺産地域であるオーバーヴェセルの中世時代の城に滞在していました。こちらも興味のある方はぜひご覧になってみてください。

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RIMOWAについて

この記事をご覧になられている方はすでにRIMOWAをよくご存知かとは思いますが、初めての方もおられるかと思いますのでRIMOWAについて紹介したいと思います。

RIMOWAは、ドイツ発祥の高級スーツケースブランドです。

主な特徴は以下の通りです。

・1898年に創業した由緞あるブランド。初めてのアルミニウム製トランクは、創業者の息子、リヒャルト・モルシェック(Richard Morszeck)が生み出しました。 不朽のブランド名「Rimowa」は、彼の名前の頭文字が由来です。

・アルミニウム合金を使用した堅牢なスーツケースが代名詞。軽量でありながら優れた耐久性を兼ね備える。

・先駆的なグルーヴ構造のデザインが特徴的で、水平方向の溝により強度がアップしている。

・ドイツの技術力と洗練されたデザインが融合した製品で、ラグジュアリーブランドとしての評価が高い。

・スーツケースのほかにも、バックパック、トラベルバッグなどの旅行用アイテムもラインナップ。

・高価格帯ながら、その品質の高さから世界中で人気のブランド。

憧れのラグジュアリートラベルブランドとして、RIMOWAのスーツケースは多くの旅行者に愛用されています。堅牢かつ洗練されたデザインは、ドイツ製品の魅力を体現しています。

なぜミュンヘンはRIMOWAが安いと言われているのか?

RIMOWAのスーツケースがミュンヘンで安い理由はいくつかありますが下記5つに起因しているかと思います。

本社の所在地

RIMOWAはドイツのブランドで、本社がケルンにあります。ドイツ国内で製造されているため、輸送コストが抑えられることが価格の低さに影響しています。

税金と関税

ヨーロッパ連合内では、商品の輸入関税がかからないため、RIMOWAのスーツケースはドイツで安価に販売されることが多いです。さらに、ドイツの消費税(付加価値税)は19%であり、他の国と比較してそれほど高くありません。

為替レート

ドイツでの価格はユーロで設定されており、為替レートの変動により、他の通貨と比較して有利な場合があります。これにより、他の国から見てドイツでの価格が安く感じられることがあります。

直接販売とディスカウント

ミュンヘンのような大都市では、RIMOWAの直営店があり、直接購入することで中間マージンを省くことができます。また、特定の期間にはセールやディスカウントが行われることもあります。

観光客向けの免税制度

ドイツを訪れる観光客は、一定額以上の購入で付加価値税(VAT)の払い戻しを受けることができます。この免税制度を利用することで、さらにお得に購入できる可能性があります。

RIMOWAの種類

モデルは2024年最新時点で8種類あります。

  1. Classic
  2. Distinct
  3. Essential
  4. Essential Lite
  5. Essential Sleeve
  6. Hammerschlag
  7. Hybrid
  8. Original

外観が気になるという方は下記に公式サイトでお好みのモデルを見つけてみてはいかがでしょうか。

Lederwaren Hetzenecker(ヘッツェネッカー)で購入

多くの記事で登場するRIMOWAが一番安く手に入る店、その名はLederwaren Hetzenecker(ヘッツェネッカー)です。

ミュンヘン市内にも4店舗あります。どの店舗もマリエン広場より徒歩10分圏内で行けるところが魅力的です。海外からの客対応もしているので英語が伝われば一通りの会話ができるかと思います。(会話が難しい方はGoogle翻訳などの準備をしていきましょう)
営業時間は基本日曜休業、それ以外は10:00-19:00(店舗によって20:00)で営業しているようです。祝日などは営業時間が変更される可能性もあるので注意してください。

私たちは限られた時間ではありましたが徒歩で3店舗を巡り、どの店舗で購入するのが良いかも含め検討しました。

店舗一覧(ミュンヘン)

購入した価格を公開

購入商品:ORIGINAL Check In-M
表示価格 1360ユーロ(約円 213,520)         ※2023/7購入時 1€≒157円
割引後の価格 1292.04ユーロ (約202,850円)
割引価格 10,669.72円 (現金の場合、10%引き+3%引き+タックスフリー)
免税価格 -20,408円 (10%戻る)
最終的に『182,442円(税込)』で購入できました。
日本公式販売価格からだと243,100円なので約60,658円(約25%)安く購入できました。

また、 ヘッツェネッカーで購入時に現金払いの場合は、10%に加え、3%引きしてくれます。
他の方の記事を見てプラス10%の割引かと期待していましたが2023年7月時点ではプラス3%でした。
 (※クレジットカードの場合、10%引きのみ)

免税手続きと返金方法・時期

国をまたぎEU圏内の旅行をされる場合は、EU圏内最終国の出発空港で免税手続きを行います。この手続きを行わないと免税手続きはできません。出国する際は、十分に時間を確保して空港に向かってください。
免税手続きについて注意点があります。

①クレジットカード有効期限は、6ヶ月以上

免税品はクレジットカードで購入される場合は、6ヶ月以上の有効期間のあるカードを使用することをオススメします。
免税品の返金は、カードに返金してもらう場合、2~6ヶ月くらいかかります。 最低でも6ヶ月の有効期限が必要です。

②返金は、クレジットカード指定がおすすめ

クレジットカードを返金先に指定して返金免税書類を作成した場合は、空港でPABLOという機械を使ってスムーズに免税手続きが行えます。
しかし、クレジットカードの有効期限が6ヶ月以下の方は、クレジットカードに返金してもらえません。
有効期限が6ヶ月以下の場合は、免税商品を購入した店舗で作成する免税書類に現金返金と記載されて、空港で現金返金となります。
パリの空港は免税書類をたくさん持っている方が多いため、免税書類の提出にかなりの時間がかかります。 
もし、現金返金を受けたい方は、フライトのかなり前に空港に向かう(3-5時間ほど前)事をオススメします。
現金返金の場所は、クレジットカードの免税手続きカウンターの場所とは異なります。また、クレジットカード免税カウンターよりも常に並んでいるので現金での返金を希望される方はご注意ください。

③支払いの時のクレジットカードと同じクレジットカードに返金される

クレジットカードへの返金を希望される場合は、同じ支払い時に使用した名義のクレジットカードに返金されます。もし名義をまとめて返金を希望される場合は同じ名義のクレジットカードを使用するようにしましょう。

例)TARO YAMADAのVISAで支払いをした場合、TARO YAMADAのVISAに返金処理がされます。
あまりないケースかと思いますが例えば家族内で支払いを別の人が立替た場合にはその支払いした名義に返金処理がされるので注意しましょう。

免税手続きの方法

※自分用の控えとして提出する書類の写真を必ず撮ってから免税の手続きを行い、専用の投函口に投函して下さい。

1)商品を購入した店舗で必ず免税書類を作成してもらいましょう。

2)日本に帰国されるEU圏最終の空港にて、免税手続きをする。
  PABLOを使用する場合は免税書類内に記載のバーコードかざす

3)PABLOの機械でOKが出れば完了。
  赤で×印が出た場合には、カウンターに行き書類に印鑑を押してもらう必要があります。

カウンターでは、抜き打ちで購入した商品をチェックをされることがあります。スーツケースを預ける前に、免税手続きを行ってください。


私たちはPABLOの機械で赤で×印が出てしまい、カウンターに向かいました。長蛇の列で飛行機のチェックインに間に合うか心配でしたが、購入したシャネルのチェックが入ってしまいかなりの時間かかってしまいました。他の方の記事でシャネルはチェックが入る確率が高いようなので、シャネルを購入し、フランスで免税手続きを行う場合は購入した商品をすぐに取り出せるように準備しておきましょう。

パブロの機械

PABLOは以下の写真のような機械です。
日本語が選択できるので、指示に従い書類のバーコードをテーブルの上でかざして下さい。

PABLOの設置位置

CDG空港ターミナル2E
JALとエアーフランスのチェックインカウンターの間にDETAXEと記載されていて免税手続きコーナーがあります。

CDG空港ターミナル1
チェックインカウンターの地下にあります。

返金時期

免税手続きをしてクレジットカードへ返金されたのは2か月後でした。
私たちは最終の空港がパリのシャルル・ド・ゴール国際空港でしたので9月末に空港で手続きして返金は11月末でした。

格安購入は本当?

私たちは約60,658円安くリモワを購入することができました。
他の方の記事では割引率がもっと高かったのでもう少し安く購入できるかと期待していたので、少し期待はずれでした。安い理由でも書きましたが為替レートの変動(円安)に加え物価高などの経済状況からキャンペーンや還元率なども悪くなっている印象でした。

また、私たちが訪れた時はヘッツェネッカーの在庫が少なく、欲しかったスーツケースには出会うことはできませんでした。
しかし、ドイツに行く予定がありリモワを必ず購入したい方にはミュンヘンでの購入をオススメします。

RIMOWAのまとめ

Sweetee
Sweetee

もっと安いかと期待していたけど..とりあえず買えてよかったわ❤️

Dumbo
Dumbo

3ヶ月の旅行が2人で1つのスーツケースでは無理があったから新しいスーツケースが買えてよかったね❤️

※2024年8月追記
私たちが利用した2023年7月時点では取り扱いのあったRIMOWA。SNS情報によると本記事で取り上げている『Hetzenecker』ですがLVMHの販売方針などが影響しているのかRIMOWAの取り扱いがすでに終了しているようです、一時的ではなく永久停止ならとっても残念ですね..最新情報はSNSなどを参考にしてご判断ください。

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