ハネムーン前半、個人手配で5泊6日フランスのパリに滞在し、パリ市街地、周辺を観光しました。
その前がフランスのモンサンミッシェルでしたのでパリへはバスと鉄道を利用して移動しました。
現地ホテルや主要な観光地では英語も通じるので、言語が通じないということはほとんどなかったように思います。
モンサンミッシェル滞在時に興味がある方はこちらの記事を参照ください。
その他フランスの情報はモデルコースの記事がありますので興味がある方はぜひご覧ください。
フランスパリを5泊6日で堪能する旅
今回のルート
モンサンミッシェル(フランス)→パリ(フランス)
本記事では実際に私たちがフランスのパリを旅行した経験をもとにパリといえばこのルート!のモデルプランを紹介します。
- パリ周辺観光
パリの5泊6日のモデルコース
私たちがおすすめするモデルコースはこちら。日本の主要な空港(例えば、成田空港、関西空港)からパリのシャルルドゴールド空港までは直行便があります。
今回、私たちは周遊途中でしたのでその前に滞在していたフランスのモンサンミッシェルからパリへバスと鉄道で移動しました。遅延などなく順調に移動できれば電車で約5時間となります。ほぼ1日かけての移動となるのでスケジュールを計画しておけると良いでしょう。
・1日目
モンサンミッシェル(フランス)からパリ(フランス)までの移動
・2日目
ディズニーランドパリ(終日)
・3日目
ヴェルサイユ宮殿※時間指定の予約が必要
サントシャペル教会※時間指定の予約が必要
パンテオン
オルセー美術館
・4日目
アンヴァリッド
凱旋門
オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ
コンコルド広場
オランジュリー美術館
ルーブル美術館※時間指定の予約が必要
・5日目
CHANEL(シャネル)本店
ヴァンドーム広場
VAN CLEEF & ARPELS(ヴァンクリーフ&アーペル)本店
CHAUMET(ショーメ)本店
シャンゼリゼ通り
ノートルダム大聖堂
エッフェル塔
トロカデロ広場
・最終日
パリからリヨンへ移動
1日目:モンサンミッシェルからパリへ移動
1日目の流れ
モンサンミッシェル(フランス)からパリ(フランス)へ
モンサンミッシェルからレンヌへ高速バスで移動 17:00-18:10(当初の予定到着時間)
レンヌ(乗り換え地)に実際は18:40到着
レンヌからモンパルナスへTGVで移動 19:35出発(当初の予定は18:35出発)
モンパルナスに 21:08到着
モンパルナスからガリエーニ 21:53到着
ホテルに 22:00到着 Hotel Resedaにチェックイン
パリ移動前はモンサンミッシェルに滞在していました。モンサンミッシェルからはバスと電車で移動しました。詳細な記事はモンサンミッシェルの記事に詳しくまとめていますので興味のある方は是非参考ください。
Hotel Reseda
今回宿泊はパリ中心部ではなく、中心部から少し離れたHotel Resedaに滞在をしました。中心部まで電車で10-20分ほどで移動できることから観光のアクセスと予算面、そして2日目のディズニーランドパリの移動を総合的に考えHotel Resedaを選びました。
近くには超大型スーパー(Auchan)やマクドナルド、ケバブ屋など飲食店が近くに集約されている立地のホテルで総合的にはオススメのホテルでした。
2日目:ディズニーランドパリ
2日目の流れ
ホテル 10:00発
鉄道移動(Gallieni→Marne-la-Vallée Chessy)10:20-11:20
ディズニーランドパリ 11:30-21:50
鉄道移動(Marne-la-Vallée Chessy→Gallieni)22:15-23:15
ホテル帰宅 23:30
2日目はディズニーランドパリに行きました。ホテルの最寄り駅からディズニーランドパリの最寄り駅まで電車で行くことができます。パリ市街地だけでなく、ディズニーランドへのアクセスも考慮してホテルを取っていたためとてもスムーズに移動することができました。私たちは1day2parkのチケットを予約して行きましたが、当日の様子やディズニーランドパリの詳細についてはこちらの記事にまとめているので、興味のある方はぜひ参考ください。
3日目:パリ市街地観光(パリミュージアムパス使用)
3日目の流れ
ホテル 9:10発
ヴェルサイユ宮殿 11:30-14:00※日時指定の予約が必要
サントシャペル教会15:30-16:00※日時指定の予約が必要
パンテオン 17:20-17:45
オルセー美術館 18:50-21:00
ホテル帰宅 22:00
3日目はパリミュージアムパスを使用してパリ市街地を観光しました。
パリミュージアムパスに関する詳細な記事はこちらにまとめていますので興味のある方は参考ください。
ヴェルサイユ宮殿
ヴェルサイユ宮殿は、フランスの絶対王政を象徴する壮大な建造物です。1624年にルイ13世の狩猟用の城として始まり、後にルイ14世(太陽王)によって大規模に拡張されました。1682年には宮廷がここに移され、フランス革命まで権力の中心地となりました。
建築様式はフランスバロックの代表例で、700以上の部屋を持つ巨大な宮殿です。特に有名な「鏡の間」は、357面の鏡を使用した豪華絢爛な大広間として知られています。宮殿を取り巻く幾何学的な庭園も、アンドレ・ル・ノートルの設計による芸術作品です。
現在は美術館および歴史的建造物として一般公開されており、1979年にはユネスコ世界文化遺産に登録されました。ヴェルサイユ宮殿は、フランスの歴史と芸術の粋を今に伝える貴重な遺産として、世界中から多くの観光客を魅了し続けています。
歴史的変遷
- 起源: 1624年、ルイ13世が狩猟用の小さな城として建設。
- 拡張: 1661年、ルイ14世(太陽王)が大規模な拡張工事を開始。
- 宮廷の中心: 1682年、ルイ14世がヴェルサイユに宮廷を移転。フランス絶対王政の象徴となる。
- 革命期: 1789年のフランス革命により、王家が退去。
- 現代: 1837年以降、美術館および歴史的建造物として一般公開。
主な特徴
- 規模: 総面積約67,000平方メートル、部屋数700以上の巨大な宮殿
- 建築様式: フランスバロック様式の代表作
- 鏡の間: 長さ73メートル、357面の鏡を使用した豪華絢爛な大広間
- 庭園: アンドレ・ル・ノートルが設計した幾何学的な庭園。噴水や彫刻が点在
- 装飾: 絵画、彫刻、家具など、当時の最高級の芸術作品で装飾
- 文化的影響: 世界中の宮殿建築に影響を与え、バロック様式の普及に貢献
- 世界遺産: 1979年にUNESCO世界文化遺産に登録
ヴェルサイユ宮殿を訪れた詳しい記事はこちらにまとめています。興味のある方は是非参考にしてみてください。
サントシャペル教会
サントシャペル教会は、パリ中心部にある中世ゴシック建築の傑作です。1242年から1248年にかけて、フランス王ルイ9世(聖王ルイ)の命により建設されました。元々は、キリストの茨の冠など貴重な聖遺物を収めるための礼拝堂として造られました。
この教会の最大の特徴は、その壮麗なステンドグラスです。教会の上層階には、高さ15メートルにも及ぶ15枚の巨大なステンドグラスの窓があり、その総面積は約670平方メートルに達します。これらのステンドグラスは、旧約・新約聖書の物語を色鮮やかに描いており、中世の「ガラスの聖書」とも呼ばれています。
フランス革命期には一時的に世俗的な用途に転用されましたが、19世紀に大規模な修復が行われ、本来の姿を取り戻しました。1862年には歴史的建造物に指定され、1991年にはユネスコ世界文化遺産にも登録されています。
現在、サントシャペルは一般公開されており、その美しいステンドグラスと優美な建築様式は、芸術愛好家や観光客を魅了し続けています。また、クラシック音楽のコンサート会場としても使用され、その素晴らしい音響効果で知られています。
このように、サントシャペル教会は、中世フランスの信仰と芸術の結晶として、800年近くの時を経た今もなお、その美しさと歴史的価値を保ち続けています。
歴史的変遷
- 建設: 1242年〜1248年、ルイ9世(聖王ルイ)の命により建設。
- 当初の目的: キリストの茨の冠など貴重な聖遺物を収める礼拝堂。
- フランス革命期: 一時的に世俗的用途に転用。
- 19世紀: 大規模な修復工事が行われ、本来の姿を取り戻す。
- 1862年: フランスの歴史的建造物に指定。
- 1991年: ユネスコ世界文化遺産に登録。
- 現在: 一般公開され、観光名所およびコンサート会場として利用。
主な特徴
- 建築様式: 中世ゴシック建築の傑作
- ステンドグラス:
- 上層階に15枚の巨大なステンドグラス窓(高さ約15m)
- 総面積約670平方メートル
- 旧約・新約聖書の物語を描写
- 二層構造:
- 下層階:宮廷関係者用の礼拝堂
- 上層階:王族専用の礼拝堂
- 装飾: 繊細な彫刻や壁画が内部を飾る
- 音響効果: 優れた音響特性を持ち、コンサート会場としても人気
- 立地: パリ中心部のシテ島に位置し、ノートルダム大聖堂にも近い
- 保存状態: 800年近い歴史を経ながらも、優れた保存状態を保つ
パンテオン
パンテオンは、パリ5区のカルチエ・ラタンにある壮大な建造物です。元々は教会として建設されましたが、現在は偉人を称える記念堂として機能しています。
この建物は1744年、ルイ15世の命により聖ジュヌヴィエーヴ教会として建設が始まりました。しかし、1789年のフランス革命後、その用途は大きく変わりました。1791年に国民議会は、この建物を偉大なフランス人の埋葬地とすることを決定し、「パンテオン」と名付けました。
その後、パンテオンは政治情勢に応じて教会と世俗的記念堂の間で何度か用途が変更されました。最終的に1885年、ヴィクトル・ユーゴーの埋葬を機に、恒久的に国家の偉人を称える場所となりました。
建築的特徴としては、ギリシャ十字の平面プランと巨大なドームが挙げられます。外観は古代ローマのパンテオンを模した古典主義様式を採用しており、正面には「偉大な人々に感謝する祖国」という碑文が刻まれています。
内部は、フーコーの振り子で有名な中央ホールや、壁画で装飾された側廊、そして地下の納骨堂があります。ここには、ヴォルテール、ルソー、ヴィクトル・ユーゴー、エミール・ゾラ、マリー・キュリーなど、フランスの偉大な思想家、作家、科学者が眠っています。
現在、パンテオンは国立歴史記念物として一般公開されており、フランスの歴史と文化を体現する重要な建造物として、多くの観光客を魅了しています。その荘厳な姿は、パリの街並みの中でも特に印象的な存在となっています。
このように、パンテオンは教会から世俗的な記念堂へと変遷を遂げ、フランスの歴史と文化の象徴として今日に至っています。その建築美と歴史的重要性は、フランスの国民的アイデンティティの一部となっているのです。
歴史的変遷
- 1744年: ルイ15世の命により聖ジュヌヴィエーヴ教会として建設開始。
- 1791年: フランス革命後、国民議会が偉人の埋葬地として「パンテオン」に改名。
- 19世紀: 政治情勢により教会と世俗的記念堂の間で用途が変更。
- 1885年: ヴィクトル・ユーゴーの埋葬を機に、恒久的に国家の偉人を称える場所に。
- 現在: 国立歴史記念物として一般公開。
主な特徴
- 建築様式:
- 古典主義様式
- ギリシャ十字の平面プラン
- 巨大なドーム
- 外観:
- 古代ローマのパンテオンを模した設計
- 正面に「偉大な人々に感謝する祖国」の碑文
- 内部構造:
- 中央ホール(フーコーの振り子で有名)
- 壁画で装飾された側廊
- 地下の納骨堂
- 埋葬された偉人:
- ヴォルテール、ルソー、ヴィクトル・ユーゴー、エミール・ゾラ、マリー・キュリーなど
- 文化的意義:
- フランスの歴史と文化を体現する象徴的建造物
- 国民的アイデンティティの一部
- 立地:
- パリ5区のカルチエ・ラタンに位置
- 現在の機能:
- 観光名所
- 歴史教育の場
- 時折、国家的な式典の開催地
オルセー美術館
オルセー美術館は、パリのセーヌ川左岸に位置する世界的に有名な美術館です。この美術館は、19世紀後半から20世紀初頭にかけての芸術作品を中心に収蔵しており、特に印象派の作品で知られています。
元々この建物は、1900年のパリ万博に合わせて建設されたオルセー駅でした。1939年に長距離列車の駅としての役割を終えた後、様々な用途に使用されましたが、1970年代に取り壊しの危機に直面しました。しかし、その独特の建築様式が評価され、美術館への改装が決定されました。
1986年12月、オルセー美術館として華々しく開館しました。駅舎を改装した特異な空間は、美術館としても魅力的で、天井のアーチや大きな時計など、元の駅舎の特徴を巧みに活かしています。
コレクションの特徴は、ルーヴル美術館(中世から1848年まで)とポンピドゥーセンター(1914年以降の現代美術)の間を埋める1848年から1914年までの作品を中心に展示していることです。モネ、ゴッホ、ルノワール、ドガなどの印象派の画家たちの傑作をはじめ、ロダンの彫刻など、約4,000点の作品を常設展示しています。
また、美術作品だけでなく、当時の装飾芸術や写真、建築模型なども展示しており、19世紀から20世紀初頭にかけての芸術と文化を総合的に学ぶことができます。
現在、オルセー美術館はルーヴル美術館に次ぐパリの主要な美術館として、年間300万人以上の来館者を迎えています。その独特の雰囲気と豊富なコレクションは、世界中の芸術愛好家を魅了し続けています。
このように、オルセー美術館は駅から美術館へと姿を変え、19世紀から20世紀初頭の芸術を今に伝える重要な文化施設として発展してきました。
歴史的変遷
- 1900年: パリ万博に合わせてオルセー駅として建設。
- 1939年: 長距離列車の駅としての役割を終える。
- 1970年代: 取り壊しの危機に直面するも、美術館への改装が決定。
- 1986年12月: オルセー美術館として開館。
- 現在: パリの主要美術館として年間300万人以上の来館者を迎える。
主な特徴
- 建築:
- 元駅舎を改装した独特の空間設計
- 天井のアーチや大きな時計など、駅舎の特徴を保持
- コレクション:
- 1848年から1914年までの芸術作品を中心に展示
- 約4,000点の常設展示作品
- 展示内容:
- 印象派の傑作(モネ、ゴッホ、ルノワール、ドガなど)
- 彫刻(ロダンなど)
- 装飾芸術、写真、建築模型
- 美術史的位置づけ:
- ルーヴル美術館とポンピドゥーセンターの間を埋める役割
- 19世紀から20世紀初頭の芸術と文化を総合的に学べる場
- 立地:
- パリのセーヌ川左岸に位置
- 来館者:
- ルーヴル美術館に次ぐパリの主要美術館
- 世界中の芸術愛好家を魅了
- 文化的意義:
- 19世紀から20世紀初頭の芸術を今に伝える重要な文化施設
- フランス芸術の発展を象徴する場所
4日目:パリ市街地観光(パリミュージアムパス使用)
4日目の流れ
ホテル 11:30発
アンヴァリッド 12:30-13:00
凱旋門 14:00-14:30
オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ 15:10-16:00
コンコルド広場 16:00-16:20
オランジュリー美術館 16:20-17:20
ルーブル美術館※時間指定の予約が必要 18:30-20:40
ホテル帰宅 22:00
4日目も3日目と同様パリミュージアムパスを使用してパリ市街地を観光しました。
アンヴァリッド
アンヴァリッドは、パリ7区にある壮大な建築複合体で、軍事博物館や退役軍人施設、そしてナポレオン1世の墓で知られています。
この建物は、1670年にルイ14世の命により建設が始まりました。当初の目的は、戦争で負傷した兵士や退役軍人のための施設を提供することでした。「アンヴァリッド」という名前は、フランス語で「傷病兵」を意味します。
18世紀には、軍事学校や武器工場としても機能し、フランス革命期には武器庫として使用されました。19世紀に入ると、ナポレオン1世の墓所として新たな役割を担うことになります。1840年、セントヘレナ島から移送されたナポレオンの遺体がここに埋葬され、壮大な墓所が建設されました。
建築的には、バロック様式の傑作として知られています。特に、黄金のドームを持つ教会(ドーム教会)は、パリのスカイラインを彩る象徴的な存在となっています。
現在、アンヴァリッドは複数の機能を持つ複合施設となっています:
- 陸軍博物館:フランスの軍事史を紹介する世界最大級の軍事博物館です。
- ナポレオン1世の墓:ドーム教会の地下にある壮大な墓所です。
- 退役軍人施設:今でも一部が退役軍人のための施設として使用されています。
- 近代美術館:19世紀から現代までの軍事をテーマにした美術作品を展示しています。
アンヴァリッドは、フランスの軍事史と王権の栄華を今に伝える重要な歴史的建造物として、年間約120万人の観光客を惹きつけています。その壮大な建築と豊富な展示は、フランスの歴史と文化を深く理解する上で貴重な場所となっています。
このように、アンヴァリッドは軍事施設から文化・歴史施設へと変遷を遂げ、今日ではパリを代表する観光名所の一つとなっています。
歴史的変遷
- 1670年: ルイ14世の命により建設開始。傷病兵・退役軍人のための施設として計画。
- 18世紀: 軍事学校や武器工場としても機能。
- フランス革命期: 武器庫として使用。
- 1840年: ナポレオン1世の遺体が移送され、墓所として機能追加。
- 現在: 軍事博物館、墓所、退役軍人施設、美術館の複合施設として機能。
主な特徴
- 建築様式:
- バロック様式の傑作
- 黄金のドームを持つドーム教会が象徴的
- 主要施設:
- 陸軍博物館(世界最大級の軍事博物館)
- ナポレオン1世の墓
- 退役軍人施設
- 近代美術館
- コレクション:
- フランスの軍事史に関する豊富な展示品
- 19世紀から現代までの軍事テーマの美術作品
- 文化的意義:
- フランスの軍事史と王権の栄華を象徴
- パリのスカイラインを彩る landmark 的存在
- 現在の機能:
- 重要な観光名所(年間約120万人の来訪者)
- 歴史教育の場
- 退役軍人支援の継続
- 立地:
- パリ7区に位置
- 建築的特徴:
- 広大な敷地(約13ヘクタール)
- 印象的なファサードと中庭
- ドーム教会の壮大な内部装飾
凱旋門
パリの凱旋門は、フランスの首都パリにある最も象徴的なモニュメントの一つです。シャンゼリゼ通りの西端、エトワール広場(現在のシャルル・ド・ゴール広場)に位置しています。
この記念碑は、1806年にナポレオン1世の命により建設が始まりました。ナポレオンは、アウステルリッツの戦いでの勝利を記念し、フランス軍の栄光を称えるためにこの凱旋門を建設することを決定しました。しかし、その完成までには30年以上の歳月を要し、1836年にようやく完成しました。
凱旋門の建築様式は新古典主義を採用しており、高さ50メートル、幅45メートル、奥行き22メートルの巨大な構造物となっています。その四面には、フランス革命とナポレオン戦争に関連する彫刻や浮き彫りが施されています。特に有名なのは、フランソワ・リュードによる「ラ・マルセイエーズ」の彫刻で、フランス革命の精神を象徴しています。
また、凱旋門の内部と屋上には展望台があり、パリの街を一望することができます。内部には小さな博物館もあり、凱旋門の歴史や建設過程を学ぶことができます。
1920年からは、第一次世界大戦で戦死した無名戦士の墓が凱旋門の下に設置され、毎日夕方に「永遠の炎」の点火式が行われています。この儀式により、凱旋門は戦争の記憶と平和への願いを象徴する場所としても重要な意味を持つようになりました。
現在、凱旋門はパリを訪れる観光客の必須の訪問地となっており、年間約160万人が訪れています。また、毎年7月14日のフランス革命記念日(バスティーユの日)には、凱旋門を起点として盛大な軍事パレードが行われ、フランスの国家的アイデンティティを象徴する場所となっています。
このように、パリの凱旋門は、その建設から200年以上の時を経て、フランスの栄光と歴史、そして平和への願いを体現する重要なモニュメントとして、今日も多くの人々を魅了し続けています。
歴史的変遷
- 1806年: ナポレオン1世の命により建設開始。アウステルリッツの戦いの勝利を記念。
- 1836年: 30年以上の歳月を経て完成。
- 1920年: 第一次世界大戦の無名戦士の墓が設置され、「永遠の炎」の点火が始まる。
- 現在: 年間約160万人が訪れる主要な観光名所に。
主な特徴
- 建築様式:
- 新古典主義
- 高さ50m、幅45m、奥行き22mの巨大構造物
- 装飾:
- 四面に彫刻や浮き彫り
- フランソワ・リュードによる「ラ・マルセイエーズ」の彫刻が有名
- 機能:
- 展望台(内部と屋上)
- 小規模博物館
- 象徴的意味:
- フランス軍の栄光を称える記念碑
- 戦争の記憶と平和への願いを象徴
- 立地:
- シャンゼリゼ通りの西端、シャルル・ド・ゴール広場(旧エトワール広場)に位置
- 無名戦士の墓:
- 第一次世界大戦の無名戦士を祀る
- 毎日夕方に「永遠の炎」の点火式
- 国家的行事:
- 7月14日のフランス革命記念日の軍事パレードの起点
- フランスの国家的アイデンティティを象徴する場所
- 観光的価値:
- パリの象徴的なランドマーク
- パリ市街を一望できる展望スポット
オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ
オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ(Hôtel de la Marine)は、パリのコンコルド広場に面した壮麗な建築物です。18世紀に建設されたこの建物は、フランスの歴史と芸術の交差点とも言える存在です。
1758年、ルイ15世の命により、当時の王室建築家アンジュ=ジャック・ガブリエルによって設計されました。当初は「王の家具保管所」として建設され、王室の貴重な家具や美術品を保管・展示する場所でした。
フランス革命後の1789年、建物の用途は大きく変わりました。1806年にナポレオン1世によって海軍省に転用され、以後200年以上にわたってフランス海軍の本部として機能しました。この時期に「オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ(海軍の館)」という名前が定着しました。
2015年に海軍本部が移転した後、建物は大規模な修復工事を経て、2021年6月に一般公開されました。現在は、歴史的な内装や家具を保存した博物館として、また文化イベントの場として利用されています。
建築的特徴としては、18世紀フランスの新古典主義様式を代表する優美なファサードが挙げられます。内部は、当時の貴族の生活を彷彿とさせる豪華な装飾が施されており、特にルイ16世様式の調度品や絢爛たる天井画が見どころです。
また、建物の屋上からはコンコルド広場やセーヌ川、エッフェル塔などパリの象徴的な景観を一望することができます。
現在のオテル・ドゥ・ラ・マリーヌは、フランスの歴史的建造物センター(CMN)によって管理されており、フランスの文化遺産保護と公開の重要な一例となっています。
このように、オテル・ドゥ・ラ・マリーヌは王室の財産保管所から海軍本部を経て、現在は歴史と芸術を体験できる文化施設へと変貌を遂げました。その壮麗な建築と豊かな歴史は、フランスの文化的遺産の重要性を今に伝えています。
歴史的変遷
- 1757年-1774年: 建設が開始され、完成。建築家アンジュ=ジャック・ガブリエルによって設計された。元々はルイ15世のための家具保管庫として建てられた。
- 1789年: フランス革命の際に、革命軍に占拠される。
- 1798年: フランス海軍省(マリーヌ)が入居し、建物はその名称をオテル・ドゥ・ラ・マリーヌ(海軍省の館)とする。
- 2015年: 海軍省が別の場所に移転し、文化遺産センターに改装される。
- 2021年: 大規模な修復作業を経て、一般公開される。
主な特徴
- 建築様式:
- フランス新古典主義
- 豪華なファサードと大理石の内装
- 装飾:
- 豪華な装飾品や家具、シャンデリア
- 18世紀から19世紀にかけての貴重な芸術品が多数展示されている
- 機能:
- 文化遺産センターとして、歴史的な展示やイベントが行われる
- 観光客向けのガイドツアーや展示スペース
- 象徴的意味:
- フランスの歴史と文化を象徴する重要な建物
- かつての海軍省としての歴史を持つ
- 立地:
- パリの中心部、コンコルド広場に面している
- 周囲にはルーヴル美術館やシャンゼリゼ通りなど、パリの主要な観光地がある
- 観光的価値:
- 歴史的価値が高く、修復後の美しい内装を楽しめる
- パリの歴史と文化を学ぶのに最適なスポット
コンコルド広場
コンコルド広場は、フランスのパリに位置する広大な公共広場で、フランス革命やナポレオン時代、さらにその後のフランス史において重要な役割を果たしてきました。この広場は、フランス王ルイ15世を記念して建設されましたが、革命の際には多くの歴史的な出来事の舞台となりました。現在では、パリの象徴的な観光スポットとして知られています。
歴史的変遷
- 1755年: 建設が開始され、広場はルイ15世を称えて「ルイ15世広場」と命名される。アンジュ=ジャック・ガブリエルによって設計される。
- 1792年: フランス革命の際に、広場は「革命広場」と改名され、ルイ16世やマリー・アントワネットなど多くの人物がここで処刑される。
- 1830年: シャルル10世の治世下で、「コンコルド広場」と改名され、和解と調和の象徴とされる。
- 1836年: エジプトのルクソール神殿から運ばれたオベリスクが広場の中央に設置される。
- 20世紀以降: 広場は数多くの国家的行事やパリの観光スポットとして利用されるようになる。
主な特徴
- 建築様式:
- 広場全体が新古典主義のスタイルで設計されている
- 八角形の形状を持ち、中心にオベリスクが立っている
- 装飾:
- 広場中央のルクソールのオベリスク(高さ23m)
- フランスの各地域を象徴する8つの彫像が配置されている
- 2つの大きな噴水、コンコルドの噴水と河川の噴水
- 象徴的意味:
- フランス革命の象徴的な場所であり、歴史的な処刑場
- 和解と調和の象徴として、フランスの統一を表現
- 立地:
- パリの中心部、シャンゼリゼ通りの東端に位置
- セーヌ川沿い、チュイルリー庭園の西側に接する
- 観光的価値:
- パリを訪れる観光客にとって必見のスポット
- 周辺には有名な観光名所が多数あり、アクセスが便利
オランジュリー美術館
オランジュリー美術館は、フランスのパリに位置する美術館で、印象派およびポスト印象派の絵画を主に展示しています。特にクロード・モネの「睡蓮」シリーズの展示で有名です。この美術館は元々、ナポレオン3世の時代にオランジュリー(温室)として建設されましたが、時を経て美術館としての役割を果たすようになりました。現在では、世界中の観光客が訪れる人気の文化施設となっています。
歴史的変遷
- 1852年: ナポレオン3世の命により、オランジュリーとして建設される。セーヌ川沿いのチュイルリー庭園の一部として利用される。
- 1922年: フランス政府が建物を買い取り、クロード・モネの「睡蓮」を展示するための美術館に改装される。
- 1927年: モネの「睡蓮」シリーズが公開され、オランジュリー美術館として正式に開館。
- 2000年: 大規模な改修工事が始まり、近代的な設備と新しい展示スペースが追加される。
- 2006年: 改修工事が完了し、再オープン。新しい展示スペースにはポール・ギヨームとジャン・ウォルターのコレクションが追加される。
主な特徴
- 建築様式:
- 19世紀半ばのクラシカルな建築様式
- 大規模なガラス窓と自然光を取り入れた展示スペース
- 展示内容:
- クロード・モネの「睡蓮」シリーズを中心に展示
- ピエール=オーギュスト・ルノワール、ポール・セザンヌ、アンリ・マティスなどの印象派およびポスト印象派の作品
- 特別展示:
- ポール・ギヨームとジャン・ウォルターのコレクションには、アメデオ・モディリアーニ、キース・ヴァン・ドンゲンなどの作品が含まれる
- 象徴的意味:
- 印象派美術の宝庫として世界的に有名
- モネの「睡蓮」は、自然との調和を象徴する重要な芸術作品
- 立地:
- パリの中心部、セーヌ川沿いのチュイルリー庭園内
- ルーヴル美術館やオルセー美術館に近接しており、観光に便利な立地
- 観光的価値:
- パリを訪れる観光客にとって必見の美術館
- 静かな環境で名作を鑑賞できる
ルーブル美術館
ルーブル美術館は、フランスのパリに位置する世界最大級の美術館であり、古代から近代までの幅広い芸術作品を所蔵しています。元々は中世の城として建設されましたが、16世紀にフランソワ1世によって王宮に改装され、その後美術館へと発展しました。現在では、ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」や「ミロのヴィーナス」などの名作が展示され、年間数百万人の観光客が訪れる人気の文化施設となっています。
歴史的変遷
- 12世紀後半: フィリップ・オーギュストの命により、中世の城として建設される。王室の防御拠点として利用される。
- 1546年: フランソワ1世がルーブルを王宮に改装することを決定。ルネサンス様式の建築が取り入れられる。
- 1793年: フランス革命の後、ルーブル宮殿が美術館として一般公開される。最初の展示には537点の絵画が含まれていた。
- 1981年: フランソワ・ミッテラン大統領によって「ルーブル計画」が発表され、ピラミッド入口の建設など大規模な改修が行われる。
- 1989年: I.M.ペイ設計のガラスのピラミッドが完成し、新しい主要入口として開館。
主な特徴
- 建築様式:
- 中世から近代にかけての様々な建築様式が融合
- ルネサンス、バロック、新古典主義などの要素が含まれる
- I.M.ペイ設計のガラスのピラミッドが特徴的
- 展示内容:
- レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」
- 古代ギリシャの「ミロのヴィーナス」
- 古代エジプトの「ハンムラビ法典」
- ユージェーヌ・ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」
- 特別展示:
- 定期的にテーマ別の特別展が開催される
- 古代文明、ルネサンス、近代美術など幅広い分野の特別展示
- 象徴的意味:
- 世界有数の美術館として、文化と歴史の重要な象徴
- フランスの文化遺産を代表する施設
- 立地:
- パリの中心部、セーヌ川の右岸に位置
- ルーヴル=リヴォリ駅、パレ・ロワイヤル=ルーヴル美術館駅からアクセス可能
- 観光的価値:
- パリを訪れる観光客にとって必見の美術館
- 年間約1,000万人が訪れる世界的な観光名所
5日目:パリ市街地観光
5日目の流れ
ホテル 14:00発
CHANEL本店 14:30-14:50
ヴァンドーム広場 15:00-17:00
CHAUMET本店 15:05-15:15
VAN CLEEF & ARPELS本店 15:30-16:30
シャンゼリゼ通り17:00-17:30
ノートルダム大聖堂 ※外観のみ
エッフェル塔 20:00-20:30
トロカデロ広場 20:50-21:00
ホテル帰宅 22:00
CHANEL(シャネル)本店
シャネル本店は、フランスのパリに位置する世界的に有名な高級ファッションブランド「シャネル」の旗艦店です。この店舗は、シャネルの創業者であるココ・シャネルが1921年にオープンしたもので、ブランドの歴史と伝統が息づく場所として広く知られています。シャネル本店は、ファッションの中心地であるパリのヴァンドーム広場にあり、多くのファッション愛好家や観光客が訪れるスポットです。
歴史的変遷
- 1910年: ガブリエル・“ココ”・シャネルがパリのカンボン通り21番地に最初の帽子店「シャネル・モード」をオープン。
- 1918年: ビジネスの成功により、カンボン通り31番地に店舗を拡大。この場所が現在のシャネル本店となる。
- 1921年: シャネル本店で初の香水「シャネル No.5」が発売され、世界的な成功を収める。
- 1935年: シャネルが世界中にブティックを展開する中、パリ本店は依然としてブランドの中心であり続ける。
- 1954年: 第二次世界大戦後、ココ・シャネルがパリに戻り、本店を再開する。
- 現在: シャネル本店は、ブランドのアイコン的な存在であり、最新のコレクションや限定品が展示される主要な店舗となっている。
主な特徴
- 建築様式:
- クラシカルなパリの建築様式を保ちつつ、モダンなインテリアデザイン
- 大理石の階段や豪華なディスプレイが特徴的
- 商品展開:
- 高級ファッションアイテム:最新のオートクチュール、プレタポルテ、アクセサリー
- シャネルのアイコニックな香水:「シャネル No.5」など
- 高級ジュエリーや時計:特別なコレクションや限定品
- サービス:
- パーソナルショッピングアシスタント:個別のスタイリングサービス
- プライベートルーム:特別な顧客向けの専用スペース
- ファッションショーやイベント:新作発表や特別イベントの開催
- 象徴的意味:
- シャネルのブランド価値と歴史を象徴する場所
- ファッション界における革新と伝統の融合
- 立地:
- パリの中心部、1区のカンボン通り31番地に位置
- 近隣にはヴァンドーム広場やルーヴル美術館があり、アクセスが便利
- 観光的価値:
- ファッション愛好家にとってのメッカ
- ブランドの歴史を感じながらショッピングを楽しめる
ヴァンドーム広場
ヴァンドーム広場は、フランスのパリに位置する豪華な広場で、特に高級ジュエリー店や一流ホテルが立ち並ぶことで有名です。バロック様式の建築が美しく調和し、フランスの歴史と文化を象徴する場所となっています。ナポレオンの勝利を記念するヴァンドーム柱が広場の中央に立ち、観光客や地元の人々にとって重要な観光名所となっています。
歴史的変遷
- 1699年: ルイ14世の命により、広場の建設が開始される。ジュール・アルドゥアン=マンサールが設計を担当し、「ルイ・ル・グラン広場」として計画される。
- 1720年: 広場が完成し、「ヴァンドーム広場」と改名される。周囲に貴族の邸宅が建設される。
- 1806年: ナポレオン1世の命により、アウステルリッツの戦いの勝利を記念してヴァンドーム柱が建設される。柱はトラヤヌスの柱を模したもので、ナポレオンの戦績を記録したレリーフが彫られている。
- 19世紀: 広場周辺に高級ホテルや宝石店が増え、パリの社交界の中心地となる。
- 20世紀以降: 広場はさらに商業的に発展し、一流ブランドのブティックが立ち並ぶ高級ショッピングエリアとなる。
主な特徴
- 建築様式:
- バロック様式の建物が広場を囲む
- 整然とした対称性と豪華な装飾が特徴
- 観光スポット:
- ヴァンドーム柱:広場の中央に立ち、ナポレオンの勝利を記念する象徴的な柱
- リッツ・パリ:広場に面した有名な高級ホテル
- 高級ジュエリー店:カルティエ、ショーメ、ブシュロンなどの一流ブランドが立ち並ぶ
- ショッピングと娯楽:
- 高級ブランドのブティックが多数
- 洗練されたカフェやレストラン
- 象徴的意味:
- フランスの歴史と豪華さを象徴する場所
- ナポレオン時代からのフランスの栄光を記念
- 立地:
- パリの1区に位置
- オペラ・ガルニエやチュイルリー庭園に近接
- 観光的価値:
- 高級ショッピングエリアとして世界中の観光客に人気
- パリの歴史と文化を体験できる重要なスポット
VAN CLEEF & ARPELS(ヴァンクリーフ&アーペル)本店
ヴァンクリーフ&アーペル本店は、フランスのパリに位置する高級ジュエリーブランド「ヴァンクリーフ&アーペル」の旗艦店です。1906年にヴァンドーム広場にオープンし、そのエレガントで独創的なデザインのジュエリーが世界中のセレブリティやロイヤルファミリーに愛されています。この本店は、ブランドの歴史と伝統を体現する場所として、多くのジュエリー愛好家や観光客が訪れるスポットです。
歴史的変遷
- 1906年: アルフレッド・ヴァン・クリーフとエステル・アーペルによって、パリのヴァンドーム広場に本店が設立される。
- 1920年代: アールデコの影響を受けたジュエリーが人気を集め、ブランドが国際的に認知される。
- 1930年代: ミステリーセッティングと呼ばれる革新的な技術が開発され、ブランドの特徴となる。
- 1950年代: グリプトクリプターの技術を用いた作品が発表され、さらに名声を高める。
- 2006年: 本店が創業100周年を迎え、特別なコレクションが発表される。
- 現在: ヴァンクリーフ&アーペル本店は、最新のコレクションや限定品を展示し、ブランドの歴史と技術を体験できる場所として運営されている。
主な特徴
- 建築様式:
- クラシカルなパリの建築様式を保ちながら、豪華で洗練されたインテリア
- ヴァンドーム広場に面したエレガントなファサード
- 商品展開:
- 高級ジュエリー:エレガントで革新的なデザインの指輪、ネックレス、ブレスレット
- 高級時計:繊細で美しいデザインのタイムピース
- ミステリーセッティングやグリプトクリプター技術を駆使した特別なコレクション
- サービス:
- オーダーメイドジュエリー:顧客の希望に応じたカスタムメイドのジュエリー制作
- プライベートビューイング:特別な顧客向けの専用スペースでの個別鑑賞
- ジュエリー修理とメンテナンス:購入後のアフターサービス
- 象徴的意味:
- ヴァンクリーフ&アーペルのブランド価値と歴史を象徴する場所
- 卓越した技術とデザインの融合
- 立地:
- パリの中心部、ヴァンドーム広場に位置
- ルーヴル美術館やオペラ・ガルニエに近接
- 観光的価値:
- ジュエリー愛好家にとってのメッカ
- ブランドの歴史と技術を学びながらショッピングを楽しめる
CHAUMET(ショーメ)本店
ショーメ本店は、フランスのパリに位置する高級ジュエリーブランド「ショーメ」の旗艦店です。1780年に創業され、その歴史はフランス革命以前にさかのぼります。ナポレオンの公式宝石商としても知られ、王侯貴族に愛され続けてきました。現在では、伝統と革新を融合させたジュエリーが展示されており、多くのジュエリー愛好家や観光客が訪れるスポットとなっています。
パリで開催される2024年夏季オリンピック・パラリンピック(以下、パリ五輪)で用いるメダルのデザインを担当することになったと話題になりました。
メダルの中央の六角形の鉄製プレートは、1889年建設のエッフェル塔を改修した際に、回収した鉄から作られているそうです。
歴史的変遷
- 1780年: マリー=エティエンヌ・ニトがパリで宝石店を創業し、後にショーメとなるブランドの基礎を築く。
- 1802年: ナポレオン・ボナパルトの公式宝石商となり、彼の結婚式用のティアラやジュエリーを手掛ける。
- 1812年: ブランド名を「ショーメ」に改名し、パリのヴァンドーム広場に店舗を構える。
- 20世紀: ショーメは芸術とジュエリーの融合を追求し、多くの革新的なデザインを発表。アールデコやアールヌーヴォーの影響を受ける。
- 現在: ショーメ本店は、伝統的な技術と現代的なデザインを融合させたジュエリーを提供するブランドの象徴として運営されている。
主な特徴
- 建築様式:
- クラシカルなパリの建築様式を保ちながら、豪華で洗練されたインテリア
- ヴァンドーム広場に面したエレガントなファサード
- 商品展開:
- 高級ジュエリー:ティアラ、ネックレス、ブレスレット、リングなど、エレガントで独創的なデザイン
- 高級時計:精巧なデザインと技術が融合したタイムピース
- 特別なコレクション:ナポレオン時代からの歴史的なデザインや現代の革新的な作品
- サービス:
- オーダーメイドジュエリー:顧客の希望に応じたカスタムメイドのジュエリー制作
- プライベートビューイング:特別な顧客向けの専用スペースでの個別鑑賞
- ジュエリー修理とメンテナンス:購入後のアフターサービス
- 象徴的意味:
- ショーメのブランド価値と歴史を象徴する場所
- 卓越した技術とデザインの融合
- 立地:
- パリの中心部、ヴァンドーム広場に位置
- ルーヴル美術館やオペラ・ガルニエに近接
- 観光的価値:
- ジュエリー愛好家にとってのメッカ
- ブランドの歴史と技術を学びながらショッピングを楽しめる
婚約指輪を日本のショーメで購入した際に、担当の方からショーメの本店にはショーメがデザインした王冠の本物が置いてあると聞いていたのでパリに行った際は必ずショーメ本店に行こうと決めていました。店舗に入り、商品を見ようとしましたが、特に店員さんが相手をしてくれるわけでもなく、寄ってきた店員さんに日本で購入した旨など伝えましたが、話が盛り上がるわけでもなく、じっくりと商品を見る間も無くそそくさと退店しました笑
今回の旅行は長期だったため、婚約指輪を無くしてしまう可能性を考慮して自宅に置いて行ったのでショーメの本店には指輪をつけていけなかったのですが、もう少し話が弾んだりするかなと期待して行ったのですが悲しい思いでショーメ本店を後にしました。
シャンゼリゼ通り
シャンゼリゼ通りは、フランスのパリに位置する世界で最も有名な大通りの一つで、凱旋門からコンコルド広場までを結んでいます。歴史的な建造物、豪華なブティック、カフェ、劇場などが立ち並び、観光客や地元の人々にとって重要なショッピングおよび観光のスポットとなっています。この通りはフランスの歴史と文化を象徴する場所でもあります。
歴史的変遷
- 1667年: ルイ14世の庭園設計家、アンドレ・ル・ノートルによって、チュイルリー庭園から延びる大通りとして設計される。当初は「グラン・クール」と呼ばれた。
- 1709年: 通りの名前が「シャンゼリゼ」に変更される。「シャンゼリゼ」はギリシャ神話の楽園「エリュシオンの野」を意味する。
- 19世紀: ナポレオン3世の時代に大規模な改修が行われ、通りはさらに整備される。カフェや劇場が増え、社交の場として栄える。
- 20世紀初頭: 豪華なブティックや映画館が立ち並び、パリのファッションと文化の中心地となる。
- 現在: 観光地としてだけでなく、国際的なイベントやパレードの開催地としても知られ、年間数百万の訪問者を迎える。
主な特徴
- 建築様式:
- 広大な並木道と整然とした街並み
- 歴史的な建物と現代的な商業施設が共存
- 観光スポット:
- 凱旋門:通りの西端に位置し、象徴的なランドマーク
- コンコルド広場:通りの東端に位置し、歴史的な広場
- リド・ド・パリ:有名なキャバレー
- グラン・パレとプティ・パレ:博物館と展示会場
- ショッピングと娯楽:
- 高級ブランドのブティックやファッション店が立ち並ぶ
- カフェやレストラン、映画館が多数
- 象徴的意味:
- パリの文化とファッションの象徴
- フランスの祝祭やパレードの中心地
- 立地:
- パリの中心部、8区に位置
- 凱旋門からコンコルド広場まで約2kmの長さ
- 観光的価値:
- 世界中から訪れる観光客にとって必見のスポット
- ショッピング、食事、観光が楽しめる多彩な場所
ノートルダム大聖堂
ノートルダム大聖堂は、フランスのパリに位置するゴシック建築の傑作であり、フランスカトリック教会の重要なシンボルです。セーヌ川のシテ島に建つこの大聖堂は、フランスの宗教、歴史、文化において重要な役割を果たしてきました。特にヴィクトル・ユーゴーの小説「ノートルダム・ド・パリ」によって世界的に知られるようになり、現在でも多くの観光客が訪れる場所です。
歴史的変遷
- 1163年: パリ司教モーリス・ド・シュリーの指導の下、ノートルダム大聖堂の建設が開始される。最初の礎石がセーヌ川のシテ島に置かれる。
- 1250年頃: 建設がほぼ完了し、ゴシック建築の代表的な建物となる。
- 14世紀: フィリップ4世の命で大聖堂が拡張される。
- 1793年: フランス革命の影響で、大聖堂は略奪され、破壊される。キリスト教のシンボルが取り除かれる。
- 1831年: ヴィクトル・ユーゴーの小説「ノートルダム・ド・パリ」が出版され、大聖堂の保存運動が高まる。
- 1845年: 建築家ウジェーヌ・ヴィオレ・ル・デュクによる大規模な修復が開始される。
- 2019年: 大聖堂が大規模な火災に見舞われ、屋根と尖塔が崩壊。しかし、その後復興計画が進行中。
主な特徴
- 建築様式:
- フランスゴシック建築の最高傑作
- 飛梁、バットレス、尖塔などの特徴的な構造
- ステンドグラスの美しいバラ窓
- 装飾:
- 精巧な彫刻とガーゴイル(怪物像)が多数
- 西側ファサードには「最後の審判」を描いた彫刻群
- 内部には多くの宗教的な芸術作品が展示されている
- 象徴的意味:
- フランスカトリック教会の中心的存在
- フランスの歴史と文化を象徴する建物
- ユーゴーの小説によって世界的に有名
- 立地:
- パリの中心部、シテ島に位置
- セーヌ川に囲まれ、アクセスが便利
- 観光的価値:
- パリを訪れる観光客にとって必見のスポット
- 大聖堂の塔に登ることでパリの美しい眺望を楽しめる
- 年間数百万の訪問者を迎える世界的な観光名所
※現在復旧につき休業中のため写真はありません
エッフェル塔
エッフェル塔は、フランスのパリに位置する世界的に有名なランドマークであり、鉄製の構造物としては世界で最も象徴的な存在の一つです。1889年のパリ万国博覧会のために建設され、当初は一時的な展示物として計画されましたが、その後パリのシンボルとして定着しました。現在では、年間数百万の観光客が訪れる人気の観光スポットとなっています。
歴史的変遷
- 1887年: ギュスターヴ・エッフェルとその会社によって設計され、建設が開始される。
- 1889年: パリ万国博覧会の目玉として完成し、一般公開される。当初は20年後に解体される予定だった。
- 1909年: 解体の予定が撤回され、無線通信塔として利用されることが決定。これにより塔は保存される。
- 第二次世界大戦中: ドイツ軍がパリを占領した際、塔のエレベーターが故障していたため、塔はほとんど利用されなかった。
- 1980年代: 大規模な修復工事が行われ、観光地としての整備が進められる。
- 現在: パリの象徴として、年間約700万人の観光客が訪れる世界的な観光名所となっている。
主な特徴
- 建築様式:
- 鉄骨構造
- 高さ324メートル、約1万8000個の鉄部品と250万個のリベットで構成
- 展望台:
- 3つの展望台があり、それぞれ異なる高さからパリの景色を楽しめる
- 第1展望台:57メートル
- 第2展望台:115メートル
- 第3展望台:276メートル
- 照明:
- 夜間には約2万個の電球によるイルミネーションが行われ、美しい夜景を演出
- 特別なイベントや祝日に合わせて、特別なライトアップが行われる
- 象徴的意味:
- フランスの技術力と革新性の象徴
- パリのランドマークとして、世界中の観光客に愛される存在
- 立地:
- パリの7区、シャン・ド・マルス公園に位置
- セーヌ川の近くにあり、アクセスが便利
- 観光的価値:
- パリを訪れる観光客にとって必見のスポット
- 展望台からはパリの全景を一望できるため、特に観光客に人気
トロカデロ広場
トロカデロ広場は、フランスのパリに位置し、エッフェル塔を正面に望む絶好のロケーションにある広場です。広場にはトロカデロ宮があり、パリの文化や歴史において重要な役割を果たしています。美しい庭園や噴水もあり、観光客や地元の人々にとって人気の散策スポットとなっています。
歴史的変遷
- 1878年: 第三共和政の時代、パリ万国博覧会のためにトロカデロ宮が建設される。広場の名前はスペインのトロカデロの戦いにちなんで名付けられる。
- 1937年: パリ万国博覧会の際にトロカデロ宮が改築され、現在のシャイヨ宮となる。
- 第二次世界大戦: 戦争中、広場はナチス・ドイツによって占領されるが、大きな被害は受けなかった。
- 20世紀後半: 広場および周辺地域が整備され、観光地としての魅力が増す。
- 現在: トロカデロ広場は、パリの象徴的な観光地として、多くのイベントや観光客を迎える場所となっている。
主な特徴
- 建築様式:
- トロカデロ宮(現在のシャイヨ宮)は、ネオクラシカルな建築様式を持つ
- 広場全体は整然としたレイアウトで、エッフェル塔を正面に望む絶好の位置にある
- 観光スポット:
- シャイヨ宮:現在、国立海軍博物館や人類博物館などが入居
- トロカデロ庭園:美しい噴水や彫刻が点在し、散策やピクニックに最適
- エッフェル塔のビューポイント:エッフェル塔を背景に写真撮影を楽しむ観光客が多い
- イベント:
- 広場では様々な文化イベントや国際的な会議が開催される
- 年末年始には特別なライトアップや祝賀イベントが行われる
- 象徴的意味:
- エッフェル塔を望む絶好のロケーションとして、パリのランドマークの一部
- 文化的・歴史的な重要性を持つ広場
- 立地:
- パリの16区、セーヌ川の右岸に位置
- エッフェル塔からセーヌ川を渡ってすぐの場所
- 観光的価値:
- パリを訪れる観光客にとって必見のスポット
- 美しい景観と歴史的な建物が楽しめる
最終日:パリからリヨンへ移動
最終日の流れ
パリ(フランス)からリヨン(フランス)へ移動
パリからリヨンまで電車移動 12:26発-14:3616:00着※直行予定が電車の都合で乗り換えに変わる
Hotel Des Remparts Perracheに宿泊
最終日はホテルをチェックアウトし、次の都市リヨンに移動しました。
リヨン移動から滞在に関する詳細はこちらの記事でまとめていますので興味がある方は是非ご覧ください。
私はもう何回も見慣れたパリだったわ❤️
初パリだったけどとても楽しかったな〜初めての人は観光するところがありまくるので個人手配で1週間以上いれると最高だね❤️
ぽぽ❤️
ぽぽぽ❤️
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